美魔女だらけの巣窟へ 酒場よし@市内某所
2013年12月25日
皆様お元気でしょうか。久々の投稿ですな。予てから気になっていたこちらのお店に突撃潜入。何故って、お店の佇まいもさることながら、熊本では珍しく昼頃から暖簾を下げているから。
お店の造りは、いきなりの小上がりに、カウンターのみのやや変則的なもの。ガラリ、と入り口の戸を開ける。

一斉にお客にママの目が、自分に向けられる。いやあ、相当にたじろいだが、しとりですが良いっすか?と聞くと、どうぞどうぞと招き入れてくれる。くつを脱いで、小上がりによいしょっと上がって。そこにいる全員、まあ美魔女と言っておこうか(笑)しかも、酒とタバコで焼けたような年季の入ったお声が発せられるような。。。最高年齢の美魔女は、推定75歳(笑)
それに、お店のママなのか、お客さんのか分からないが、チビ犬がけたたましく吠えて出迎えてくれる。楽しい昼酒になりそうだ。美魔女たちの間に滑り込んで、え~と先ずはビールを瓶で。勝手が分からずにいると、お客さんの一人が、小上がり奥の冷蔵庫からビール瓶を出してくれる。あ、セルフなのね、ここって。で、出されたのが、〇サヒの大瓶。うーん、最悪。
とりあえず、しとりお疲れちゃーーーーん!ぐびぐびと飲み干すのだが、今ひとつ爽快感がない。珍客、しかも女性のなかのリーマン風の男が突然入り込んできたもんだから、どことなくぎこちない雰囲気が。完全、アウェー状態。こちらも美魔女たちに囲まれて、どこかお尻あたりがむずむずして仕様がない。壁にかかっているテレビをぼんやり眺めながら、ちびちびと、しとり酒と行きたいところだが、それなりに会話を振られて、軽くいじられる。それにしても、みなさんタバコスパスパ吸うねえ。煙で目がしばしばしてくるよ。
つまみは、ホワイトボードに書いてあるその日のメニューから選ぶようだ。あまり凝ったようなものはない、玄関にちょうちんがかかってい、そこには確か豚足と書いてあったかな。ま、無難なところで、じゃこのおろし和えでももらいますか。ひんがらい大根おろしが、〇サヒに合って、案外いける(ウソだけど 笑
しばらくして、ちょっと和んだ感じのところで、左隣の美魔女のひとりが、テレビを切り替える。なんとこんな時間から、カラオケですと!? いやあ、本当にお上手で、耳をふさぎたくなるほどの(笑) それも、一曲ならまだしも、どんどん入れて行くぞ(汗 アウェー感がさらに増したのは言うまでもない。さすがに、ここにこのまま居座るのは憚られる。ちょうど、携帯に電話が入ったので、いやー呼び出しくらっちゃって、またゆっくり来ますと、言い残して店を後にする。ビール一本に大根おろしで900円でした。カラオケの余韻が後頭部にまとわりつき、タバコの香りが体中にしっかりと染み込んでいる。袖に鼻を近づけると、うーん、ナイスなスメルですな(笑)
で、こんなお店に行ってみたいと思った、アナタ! そう、そこのアナタ! ですよ。そんなアナタは、はっきり言って変態です(笑)
まあ、長い人生に似て、こういうお店との出会いもあるだろう。良い事ばかりではないことも良く分かっている。いつまでも引きずっていても仕様があるまい。だから、ボヘミアンは止められない。この次は、きっとすばらしいお店に出会えると思うから。そこには、ほっと温まることのできる、確かな希望がある。来年は、間違いなくそうなるだろう、と思う。
今年もあとわずかになりましたね。最後になってなんとも締まらない記事になってしまいましたが、熊本編はこれで終了いたします。熊本に来て始めたジョギングもなんとか続けることができ、今年は今日で累積走行距離が、2,500キロを超えました(パチパチパチ) 来年も走り続けますぞ!!
お付き合い頂いた皆様、ありがとうございます。良いお年をお迎え下さいますよう、心より祈念いたしております。
お店の造りは、いきなりの小上がりに、カウンターのみのやや変則的なもの。ガラリ、と入り口の戸を開ける。
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一斉にお客にママの目が、自分に向けられる。いやあ、相当にたじろいだが、しとりですが良いっすか?と聞くと、どうぞどうぞと招き入れてくれる。くつを脱いで、小上がりによいしょっと上がって。そこにいる全員、まあ美魔女と言っておこうか(笑)しかも、酒とタバコで焼けたような年季の入ったお声が発せられるような。。。最高年齢の美魔女は、推定75歳(笑)
それに、お店のママなのか、お客さんのか分からないが、チビ犬がけたたましく吠えて出迎えてくれる。楽しい昼酒になりそうだ。美魔女たちの間に滑り込んで、え~と先ずはビールを瓶で。勝手が分からずにいると、お客さんの一人が、小上がり奥の冷蔵庫からビール瓶を出してくれる。あ、セルフなのね、ここって。で、出されたのが、〇サヒの大瓶。うーん、最悪。
とりあえず、しとりお疲れちゃーーーーん!ぐびぐびと飲み干すのだが、今ひとつ爽快感がない。珍客、しかも女性のなかのリーマン風の男が突然入り込んできたもんだから、どことなくぎこちない雰囲気が。完全、アウェー状態。こちらも美魔女たちに囲まれて、どこかお尻あたりがむずむずして仕様がない。壁にかかっているテレビをぼんやり眺めながら、ちびちびと、しとり酒と行きたいところだが、それなりに会話を振られて、軽くいじられる。それにしても、みなさんタバコスパスパ吸うねえ。煙で目がしばしばしてくるよ。
つまみは、ホワイトボードに書いてあるその日のメニューから選ぶようだ。あまり凝ったようなものはない、玄関にちょうちんがかかってい、そこには確か豚足と書いてあったかな。ま、無難なところで、じゃこのおろし和えでももらいますか。ひんがらい大根おろしが、〇サヒに合って、案外いける(ウソだけど 笑
しばらくして、ちょっと和んだ感じのところで、左隣の美魔女のひとりが、テレビを切り替える。なんとこんな時間から、カラオケですと!? いやあ、本当にお上手で、耳をふさぎたくなるほどの(笑) それも、一曲ならまだしも、どんどん入れて行くぞ(汗 アウェー感がさらに増したのは言うまでもない。さすがに、ここにこのまま居座るのは憚られる。ちょうど、携帯に電話が入ったので、いやー呼び出しくらっちゃって、またゆっくり来ますと、言い残して店を後にする。ビール一本に大根おろしで900円でした。カラオケの余韻が後頭部にまとわりつき、タバコの香りが体中にしっかりと染み込んでいる。袖に鼻を近づけると、うーん、ナイスなスメルですな(笑)
で、こんなお店に行ってみたいと思った、アナタ! そう、そこのアナタ! ですよ。そんなアナタは、はっきり言って変態です(笑)
まあ、長い人生に似て、こういうお店との出会いもあるだろう。良い事ばかりではないことも良く分かっている。いつまでも引きずっていても仕様があるまい。だから、ボヘミアンは止められない。この次は、きっとすばらしいお店に出会えると思うから。そこには、ほっと温まることのできる、確かな希望がある。来年は、間違いなくそうなるだろう、と思う。
今年もあとわずかになりましたね。最後になってなんとも締まらない記事になってしまいましたが、熊本編はこれで終了いたします。熊本に来て始めたジョギングもなんとか続けることができ、今年は今日で累積走行距離が、2,500キロを超えました(パチパチパチ) 来年も走り続けますぞ!!
お付き合い頂いた皆様、ありがとうございます。良いお年をお迎え下さいますよう、心より祈念いたしております。
30年ぶりの再訪 大甚本店@伏見 名古屋
2013年10月30日
つい先週、恐らく今年走り納めになろうかと思われる
マラソン大会に出るため、名古屋まで遠征した。21.2
㌔のハーフに出場したのだが、時間は1時間41分。
計測はしていないが、20キロで初めて100分は切れた
かと思う。コースの走りやすさも関係するだろうが、
この日は、台風が去って快晴ではあったものの、かなり
の風の強さのなかであったことを考え合わせると、
まずまずのタイムではないか。一応出るたびに記録更新中。
持久力に加えて、スピードも少しずつ付いてきたことに、
満足できるものがある。
それでも日に日に朝が明けるのが遅くなって、ベッドを
抜け出す頃は、まだ暗い。着替えて、準備体操している
うちに明るさを増してくるのだが、そろそろ手袋が欲しく
なる季節になってきた。これから、春先までの毎朝のジョ
ギングは辛いものがある。でも、走った後の、爽快感は何事に
も代えがたい。だから、走り続ける。多分、一生。あ、お酒
もね(笑)
さて。
名古屋でのマラソンを選んだのは、時期的なものもあるが、
もう一つは、やはり酒場めぐりであろう。今回は、どうし
ても訪れてみたいお店があり、しかも30年ぶりの再訪になる。
大学出たばっかりの、まあひよこ歩きのサラリーマンの僕を
連れて行ってくれたのは取引先の会長さんだった。好きな
おかずを選んで良いよと、言ってくれたっけ。懐かしさが
蘇ってくる。それが、この大甚本店である。

その会長さんには、ずいぶんとご指導も受け、一方では
大変にかわいがってもらったものだが、こういうお店に連れて
きたのには、恐らく大人として恥ずかしくない飲み方みたい
なものを教えたかったからに違いない、と思っている。
とにかく、きれいに飲む、それを実践してきた積もりだが、
でも何度か、痛い目にも合っているか。その時は、不思議
なもので、テーブルを挟んで会長さんと差しで飲んでいる
光景が目に浮かんでくる。

こちらは、夕方早めの4時に開店になる。でも、人気店ゆえに
すぐに一杯になるとのことであったので、高を括ってはいかぬ
とばかりに、開店前に店に着いてみると、さすがに並んだのは
僕だけだった。が、それでも開店と同時にぞくぞくとお客が
やってきて、月島の岸田屋ほどではないにしても、そうさなあ
30分も経てば、満席みたいな感じである。
開店前に、店の前で待っていると、店主のおやぢさんが手招き
をして、まだ開店前だが、中で待てと言う。おやぢさん、
30年ぶりですよおおお。と、心の中で叫んで見る。お元気そう
でなによりでした。入った店内は、まあ、素敵な空間で。
居酒屋の聖地と呼んでも過言ではないかも。席を取り、店内を
ぼんやり眺めやる。明かりが灯されていないやや暗がりのなか
の口開け前のひっそりとした雰囲気がまた良い。
ちょうど4時と同時に、明かりが灯されて、お店は一気に活気
付く。おねえさんがたが、きびきびと動き回っている。
まずはビールを頼み、やおら立ち上がり、テーブルなどに
並べられたおかずの入った大皿を品定め。楽しい時間だ。
その大皿の脇には、そのおかずが小皿に盛られているので、
それを勝手に取ってくるスタイルである。刺身系のものは、
テーブルの奥の方にある冷蔵ケースを覗くと良い。この日
気になったのは、目光だった。いくつかのおかずを自席に
戻ってきて、さて、お疲れちゃーーーーーん!!
ぐ、ぐ、ぐび、ぐび。ぷっはーーーー!うまい、やはり
これですな。まずは、良く冷えたビールに限ります。
おかずも、程よい味付けでお酒に合いますこと。思わず笑み
がこぼれてしまいます。ビールの後は、お酒の熱燗を。
こちらは、賀茂鶴のみ、と言う潔さ。温目の燗が、口に
含むとやさしい味わいがする。
詳細は少しずつ追記していきますね。
マラソン大会に出るため、名古屋まで遠征した。21.2
㌔のハーフに出場したのだが、時間は1時間41分。
計測はしていないが、20キロで初めて100分は切れた
かと思う。コースの走りやすさも関係するだろうが、
この日は、台風が去って快晴ではあったものの、かなり
の風の強さのなかであったことを考え合わせると、
まずまずのタイムではないか。一応出るたびに記録更新中。
持久力に加えて、スピードも少しずつ付いてきたことに、
満足できるものがある。
それでも日に日に朝が明けるのが遅くなって、ベッドを
抜け出す頃は、まだ暗い。着替えて、準備体操している
うちに明るさを増してくるのだが、そろそろ手袋が欲しく
なる季節になってきた。これから、春先までの毎朝のジョ
ギングは辛いものがある。でも、走った後の、爽快感は何事に
も代えがたい。だから、走り続ける。多分、一生。あ、お酒
もね(笑)
さて。
名古屋でのマラソンを選んだのは、時期的なものもあるが、
もう一つは、やはり酒場めぐりであろう。今回は、どうし
ても訪れてみたいお店があり、しかも30年ぶりの再訪になる。
大学出たばっかりの、まあひよこ歩きのサラリーマンの僕を
連れて行ってくれたのは取引先の会長さんだった。好きな
おかずを選んで良いよと、言ってくれたっけ。懐かしさが
蘇ってくる。それが、この大甚本店である。
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その会長さんには、ずいぶんとご指導も受け、一方では
大変にかわいがってもらったものだが、こういうお店に連れて
きたのには、恐らく大人として恥ずかしくない飲み方みたい
なものを教えたかったからに違いない、と思っている。
とにかく、きれいに飲む、それを実践してきた積もりだが、
でも何度か、痛い目にも合っているか。その時は、不思議
なもので、テーブルを挟んで会長さんと差しで飲んでいる
光景が目に浮かんでくる。
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こちらは、夕方早めの4時に開店になる。でも、人気店ゆえに
すぐに一杯になるとのことであったので、高を括ってはいかぬ
とばかりに、開店前に店に着いてみると、さすがに並んだのは
僕だけだった。が、それでも開店と同時にぞくぞくとお客が
やってきて、月島の岸田屋ほどではないにしても、そうさなあ
30分も経てば、満席みたいな感じである。
開店前に、店の前で待っていると、店主のおやぢさんが手招き
をして、まだ開店前だが、中で待てと言う。おやぢさん、
30年ぶりですよおおお。と、心の中で叫んで見る。お元気そう
でなによりでした。入った店内は、まあ、素敵な空間で。
居酒屋の聖地と呼んでも過言ではないかも。席を取り、店内を
ぼんやり眺めやる。明かりが灯されていないやや暗がりのなか
の口開け前のひっそりとした雰囲気がまた良い。
ちょうど4時と同時に、明かりが灯されて、お店は一気に活気
付く。おねえさんがたが、きびきびと動き回っている。
まずはビールを頼み、やおら立ち上がり、テーブルなどに
並べられたおかずの入った大皿を品定め。楽しい時間だ。
その大皿の脇には、そのおかずが小皿に盛られているので、
それを勝手に取ってくるスタイルである。刺身系のものは、
テーブルの奥の方にある冷蔵ケースを覗くと良い。この日
気になったのは、目光だった。いくつかのおかずを自席に
戻ってきて、さて、お疲れちゃーーーーーん!!
ぐ、ぐ、ぐび、ぐび。ぷっはーーーー!うまい、やはり
これですな。まずは、良く冷えたビールに限ります。
おかずも、程よい味付けでお酒に合いますこと。思わず笑み
がこぼれてしまいます。ビールの後は、お酒の熱燗を。
こちらは、賀茂鶴のみ、と言う潔さ。温目の燗が、口に
含むとやさしい味わいがする。
詳細は少しずつ追記していきますね。
足を延ばして見る価値あり 五郎八@水前寺公園前
2013年09月17日
熊本で飲みに出かけるとなると、大抵は、街中の上通り、
下通りエリアへ、が普通かと思うが、水前寺公園エリア
に何店か、古くから地元民に愛されている渋いお店がある
と聞きつけ、何度か足を延ばしてみることにした。ちょっ
とした遠征飲み気分にさせられる。会社からバス・市電を
乗り継いで行くと、接続や本数の問題が田舎だけにあって、
それなりに時間がかかってしまうところが、問題と言えば
問題か。
教えてもらったお店は、どれも市電通り沿いの同じような
エリア内にある。向かったのは、一番の人気店、五郎八
さん。”いろは”と読ませる。予約必須店で、何度も
一杯でお客さんを断っているぐらいのお店だ。なにしろ、
活気があって、まったりすると言うよりは、よーし今日は
飲んで、食べるゾ、みたいな日には一等ぴったりくる。
ビールが残念ながら、〇サヒなんだが、生はキリンなことが、
分かったので、それ以降はキリンで、お疲れちゃーーん!
摘みは、レバ刺しに、もやし炒めが人気が高く、僕も大抵
頼んでしまうかな。但し、量が多いので、しとり放浪記の
身にはちと辛いところがある。
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なので、誰かご一緒しても良いよ、と言う奇特な方大募集!
それにしても、足を延ばして見る価値あります。恐るべし
水前寺公園エリア。公園前の、土産物屋さんが立ち並ぶ
ところの、なんとも言えぬ寂れ感も捨てがたい味わいが
あり、個人的に文句なし、二重丸、なんですな。しかも、
この五郎八さんの近くに、時雨、飛車角と素敵なお店が
あって、はしご酒するにもうってつけと来ている。
下通りエリアへ、が普通かと思うが、水前寺公園エリア
に何店か、古くから地元民に愛されている渋いお店がある
と聞きつけ、何度か足を延ばしてみることにした。ちょっ
とした遠征飲み気分にさせられる。会社からバス・市電を
乗り継いで行くと、接続や本数の問題が田舎だけにあって、
それなりに時間がかかってしまうところが、問題と言えば
問題か。
教えてもらったお店は、どれも市電通り沿いの同じような
エリア内にある。向かったのは、一番の人気店、五郎八
さん。”いろは”と読ませる。予約必須店で、何度も
一杯でお客さんを断っているぐらいのお店だ。なにしろ、
活気があって、まったりすると言うよりは、よーし今日は
飲んで、食べるゾ、みたいな日には一等ぴったりくる。
ビールが残念ながら、〇サヒなんだが、生はキリンなことが、
分かったので、それ以降はキリンで、お疲れちゃーーん!
摘みは、レバ刺しに、もやし炒めが人気が高く、僕も大抵
頼んでしまうかな。但し、量が多いので、しとり放浪記の
身にはちと辛いところがある。
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なので、誰かご一緒しても良いよ、と言う奇特な方大募集!
それにしても、足を延ばして見る価値あります。恐るべし
水前寺公園エリア。公園前の、土産物屋さんが立ち並ぶ
ところの、なんとも言えぬ寂れ感も捨てがたい味わいが
あり、個人的に文句なし、二重丸、なんですな。しかも、
この五郎八さんの近くに、時雨、飛車角と素敵なお店が
あって、はしご酒するにもうってつけと来ている。
最後のパフォーマンスを 家康本店@安政町
2013年08月14日
行き始めたのは今年の5月頃だったか。お店自体の存在
は随分と前から知ってはいたのだが、何故かしらどこか
入りづらい雰囲気があって、敬遠とまではいかないまでも、
気が付けば縁遠い存在になってしまう、そんな店と言う
ものがあり、この家康本店もその店の一つになっていた。
入ってしまえば、何をそんなに今まで逡巡していたのか、
と、あきれてしまう始末。でも、結構気に入ったこと
だけは言える。
お店は営業を始めて、聞くところによると、最初は屋台
を引くところかららしいのだが、今のこの場所にお店を
構えて46年にもなると言う。さすがに、長きに渡り営業
を続けてきたものの、元気そうに見える大将も寄る年波に
抗えず、8月の10日を以て、閉店するのだと言う。
大病にもなって、しばらくお店を閉めていたこともあった、
もうこの体はボロボロです、と大将は或る日ぽつんと言っ
た。僕に語りかけているようで、自分に言い聞かせるよう
に。だから、もう本当にオシマイ。
そんな問わず語りな言葉を耳にしたこともあって、不思議
なもので、いや、哀しいが確信めいた気持ちが心を揺さぶり、
いつまでもあると思っていたものが、ある日を境にきっぱり
忽然と目の前からなくなってしまう事実を前に、名残惜しい
と言うか、せいぜいその時まで、この空気を共有したくなって
しまったのも確かである。それからは、時間があれば、家康
本店に自然と足が向かったかな。
さて。閉店の前日、お別れを言いにお店に赴いた。夕方6時
過ぎの店内は、座敷は満席、カウンターもほぼ一杯である。
次から次にお客が入ってくるが、大将もおかみさんも、実に
すまなそうに断り続けている。店内は、注文が飛び交い、一人
焼き物に奮闘している大将に、仕込みを続けるおかみさん、
バイトのおねえさん、それにこの日は手伝いで娘さんが来て
いたのだが、まさにてんやわんや。なのに、律儀に対応して
いるのは頭が下がる。
初めて、そして最後の煮込みを頼んでみる。やさしく煮込まれ
た豚のもつ煮、やや甘めのみそ味なんだが、これが実にうまい。
毎回、焼き物に目を奪われて、煮込みを食べなかったことが
悔やまれる。焼き物は、この店のキラーコンテンツ豚足、そして
お気に入りの軟骨、この二つを頂ければもう十分だろう。味わい、
味わい、頂いた。

名残惜しいが、ここはさくっと切り上げよう。挨拶をしようと、
大将に手を差し出すと。ちょっと、まった、と大将が言う。いそ
いそとビールサーバーまで足を運び、グラスにビールを注いで、
どうやら名物のパフォーマンスを披露してくれるらしい。
えいっ!こぶしを握ったまま、左手を突き上げて気合を入れ、
グラスに入ったビールを、大きく開けた口に、一気にざぁーっと
流し入れ、空いたコップを頭上に投げて、くるくる落ちてくるそれ
を片手で受け取る。決めポーズを決めて、見事成功!
パフォーマンス直後の大将。ちょっと照れ気味なのが、かわいい。
後光が差している(笑)

お疲れ様でした。握手を交わして。
大将もおかあさんも、いつまでも、お元気で!
(ところで)
ググってみたら、このパフォーマンスがようつべにupされている
ので映像を貼っておきますね。
は随分と前から知ってはいたのだが、何故かしらどこか
入りづらい雰囲気があって、敬遠とまではいかないまでも、
気が付けば縁遠い存在になってしまう、そんな店と言う
ものがあり、この家康本店もその店の一つになっていた。
入ってしまえば、何をそんなに今まで逡巡していたのか、
と、あきれてしまう始末。でも、結構気に入ったこと
だけは言える。
お店は営業を始めて、聞くところによると、最初は屋台
を引くところかららしいのだが、今のこの場所にお店を
構えて46年にもなると言う。さすがに、長きに渡り営業
を続けてきたものの、元気そうに見える大将も寄る年波に
抗えず、8月の10日を以て、閉店するのだと言う。
大病にもなって、しばらくお店を閉めていたこともあった、
もうこの体はボロボロです、と大将は或る日ぽつんと言っ
た。僕に語りかけているようで、自分に言い聞かせるよう
に。だから、もう本当にオシマイ。
そんな問わず語りな言葉を耳にしたこともあって、不思議
なもので、いや、哀しいが確信めいた気持ちが心を揺さぶり、
いつまでもあると思っていたものが、ある日を境にきっぱり
忽然と目の前からなくなってしまう事実を前に、名残惜しい
と言うか、せいぜいその時まで、この空気を共有したくなって
しまったのも確かである。それからは、時間があれば、家康
本店に自然と足が向かったかな。
さて。閉店の前日、お別れを言いにお店に赴いた。夕方6時
過ぎの店内は、座敷は満席、カウンターもほぼ一杯である。
次から次にお客が入ってくるが、大将もおかみさんも、実に
すまなそうに断り続けている。店内は、注文が飛び交い、一人
焼き物に奮闘している大将に、仕込みを続けるおかみさん、
バイトのおねえさん、それにこの日は手伝いで娘さんが来て
いたのだが、まさにてんやわんや。なのに、律儀に対応して
いるのは頭が下がる。
初めて、そして最後の煮込みを頼んでみる。やさしく煮込まれ
た豚のもつ煮、やや甘めのみそ味なんだが、これが実にうまい。
毎回、焼き物に目を奪われて、煮込みを食べなかったことが
悔やまれる。焼き物は、この店のキラーコンテンツ豚足、そして
お気に入りの軟骨、この二つを頂ければもう十分だろう。味わい、
味わい、頂いた。

名残惜しいが、ここはさくっと切り上げよう。挨拶をしようと、
大将に手を差し出すと。ちょっと、まった、と大将が言う。いそ
いそとビールサーバーまで足を運び、グラスにビールを注いで、
どうやら名物のパフォーマンスを披露してくれるらしい。
えいっ!こぶしを握ったまま、左手を突き上げて気合を入れ、
グラスに入ったビールを、大きく開けた口に、一気にざぁーっと
流し入れ、空いたコップを頭上に投げて、くるくる落ちてくるそれ
を片手で受け取る。決めポーズを決めて、見事成功!
パフォーマンス直後の大将。ちょっと照れ気味なのが、かわいい。
後光が差している(笑)

お疲れ様でした。握手を交わして。
大将もおかあさんも、いつまでも、お元気で!
(ところで)
ググってみたら、このパフォーマンスがようつべにupされている
ので映像を貼っておきますね。
名残り酒 家康本店@安政町
2013年07月10日
どうしても足が向いてしまう家康本店さん。46年もの
長きに亘って営業を続けられたお店も来月10日を以て
店じまいとなる。最近通い出したばかりなのに、名残り
惜しさが先に立ってしまうのだ。
キリンラガーを、おかあさんに頼む。最初の一杯だけは
注いでくれる。こちらでは大瓶だ。冷えたビールを流し
こむ。
ざく切りにしたキャベツにたれがかかった大皿がまず出さ
れるのだが、この地方での流儀にもようやく慣れただろう
か。そのキャベツに七味を振り、それをポリポリとアテに
しながら、焼き物が焼きあがるのを待つ。おとうさんが、
厨房(と言ってもまるっきりオープンだが)中央にデンと
置かれたかまどで手際よく焼き上げるのを眺めながら、
キャベツをポリっと。そして、ビールを一口啜る。ふと
入口の方に目を向けると、おかあさんの背中が見える。
おかあさんが、串の出具合を見計らいながら、せっせと
手を動かしている。串を打っている。
お待たせしました。おとうさんが、焼きあがった串を皿の
上に置いてくれる。熱々を頬張る。最初に頼んだのは、タン
とハツに牛ハラミだったか。味付けは、もうおとうさんに
お任せなのだが、物によって塩だけだったり、さっとタレを
刷毛で塗ったものが出てくる。タレと言っても軽い感じかな。
グッと来るような重さがないので、何本でも行こうと思えば
行ける。
串もモツから、肉そのもの、魚介系に、野菜串もあって、実
にバラエティに富んでいる。特に、豚足や牛タンステーキは
おすすめの焼き物と言えるだろう。
しかし、常連さんとおとうさんとの遣り取りは、どうしても
来月に迫った閉店の話にどうしてもなってしまう。おかあさん
はその遣り取りを聞いているようにも、聞こえてないようにも
見えるが、実に見た目には淡々としたものである。
それにしても趣味を全く持たないと言うおとうさんはどうする
のだろう。しばらくはゆっくり体を休めることになるのだろうが、
おかあさんとあちらこちら旅行にでも行くのかな。
もう少し串を頼むとしようか。ついでにビールも。豚なんこつ、
鶏身を。改めて、おかあさんからお酌をしてもらい。
おとうさん、お客さんに勧められて、ビール一気飲みのパフォ
ーマンスを繰り広げている。小さく、拍手が店内に響き渡る。
グラスに注いだビールを、グラスに口を付けずに一息にカポっ
と飲み干し、更にそのグラスを頭上に放り投げ、宙にクルクル
クルっと回転させてすっと受け止めるのだ。それを勧められる
度に繰り返すのだが。
なんとも言えぬ気分がし、ビールをまた一口啜る。追加で足し
てくれたキャベツを飽きもせず、ポリポリ齧る。また一口。
戸口がガラリと開いて、新しいお客が顔を覗かせる。奥の
座敷では、送別会なのか、そのお客らしい。全員そろったようで、
串の大量注文が入ったようだ。さあ、今晩もこれから忙しさを
増すだろう。そうなる前に、余韻が余韻のままで止まってくれる
うちに、僕は引き上げることにしよう。
ごちそうさまでした。また何度でも来ますね。そう言ってみた
ものの、果たして何回来れるだろうか。ため息ともつかぬ
独り言を繰りながら、お店を後にする。名残り酒。
店名 家康 本店
TEL 096-324-8435
住所 熊本県熊本市中央区中央街2-26
営業時間 17時~
定休日 日曜日
長きに亘って営業を続けられたお店も来月10日を以て
店じまいとなる。最近通い出したばかりなのに、名残り
惜しさが先に立ってしまうのだ。
キリンラガーを、おかあさんに頼む。最初の一杯だけは
注いでくれる。こちらでは大瓶だ。冷えたビールを流し
こむ。
ざく切りにしたキャベツにたれがかかった大皿がまず出さ
れるのだが、この地方での流儀にもようやく慣れただろう
か。そのキャベツに七味を振り、それをポリポリとアテに
しながら、焼き物が焼きあがるのを待つ。おとうさんが、
厨房(と言ってもまるっきりオープンだが)中央にデンと
置かれたかまどで手際よく焼き上げるのを眺めながら、
キャベツをポリっと。そして、ビールを一口啜る。ふと
入口の方に目を向けると、おかあさんの背中が見える。
おかあさんが、串の出具合を見計らいながら、せっせと
手を動かしている。串を打っている。
お待たせしました。おとうさんが、焼きあがった串を皿の
上に置いてくれる。熱々を頬張る。最初に頼んだのは、タン
とハツに牛ハラミだったか。味付けは、もうおとうさんに
お任せなのだが、物によって塩だけだったり、さっとタレを
刷毛で塗ったものが出てくる。タレと言っても軽い感じかな。
グッと来るような重さがないので、何本でも行こうと思えば
行ける。
串もモツから、肉そのもの、魚介系に、野菜串もあって、実
にバラエティに富んでいる。特に、豚足や牛タンステーキは
おすすめの焼き物と言えるだろう。
しかし、常連さんとおとうさんとの遣り取りは、どうしても
来月に迫った閉店の話にどうしてもなってしまう。おかあさん
はその遣り取りを聞いているようにも、聞こえてないようにも
見えるが、実に見た目には淡々としたものである。
それにしても趣味を全く持たないと言うおとうさんはどうする
のだろう。しばらくはゆっくり体を休めることになるのだろうが、
おかあさんとあちらこちら旅行にでも行くのかな。
もう少し串を頼むとしようか。ついでにビールも。豚なんこつ、
鶏身を。改めて、おかあさんからお酌をしてもらい。
おとうさん、お客さんに勧められて、ビール一気飲みのパフォ
ーマンスを繰り広げている。小さく、拍手が店内に響き渡る。
グラスに注いだビールを、グラスに口を付けずに一息にカポっ
と飲み干し、更にそのグラスを頭上に放り投げ、宙にクルクル
クルっと回転させてすっと受け止めるのだ。それを勧められる
度に繰り返すのだが。
なんとも言えぬ気分がし、ビールをまた一口啜る。追加で足し
てくれたキャベツを飽きもせず、ポリポリ齧る。また一口。
戸口がガラリと開いて、新しいお客が顔を覗かせる。奥の
座敷では、送別会なのか、そのお客らしい。全員そろったようで、
串の大量注文が入ったようだ。さあ、今晩もこれから忙しさを
増すだろう。そうなる前に、余韻が余韻のままで止まってくれる
うちに、僕は引き上げることにしよう。
ごちそうさまでした。また何度でも来ますね。そう言ってみた
ものの、果たして何回来れるだろうか。ため息ともつかぬ
独り言を繰りながら、お店を後にする。名残り酒。
店名 家康 本店
TEL 096-324-8435
住所 熊本県熊本市中央区中央街2-26
営業時間 17時~
定休日 日曜日
コの字カウンターで〆の一杯 ぼんそわ@新橋/東京
2013年07月08日
最近、見たテレビ番組の影響で、お腹を出して
出して、引っ込め、引っ込め、しながら歩いて
いるせいか、歩き方が変、或いはどこか怪しい
かもと言われているこむこむです。効果がある
のかどうか分かりませんが、3カ月やってみて
結果報告しますね。
さて。
普通飲んだ後の〆ともなれば、ラーメンとなる
ところだが、すっかりその習慣からも遠ざかり。
が、しかし、東京に戻れば、そうも言ってられ
まい(笑)悪しき習慣が頭をもたげても良さそう
なものだが、ラーメンまでなかなかたどり着け
ませぬ。で、たどり着いたのが、新橋にある立ち
飲みのぼんそわさん。おかあさんと息子さんの
お二人が切り盛りしているこじんまりとしたお店
であり、所謂飲み屋街からは少し離れた場所に
ある。
お、やってる、やってる。
ぼんそわー!(こんばんはー!)
もうすでに何軒か飲み歩いているが、まずは
ビールで。ポテサラでももらいますか。お疲れ
ちゃーーーーん!(ほんとに 笑)ぐびぐび、
くー、んまい。もう、水代わりですな。
遅い時間だったせいか、ピークは過ぎ、一人客
に二人客の二組しかお店にはおらず、息子さん、
おかあさんと他愛のない話で、盛り上がっている。
知らず知らず、その話に耳を傾けているうちに、
合いの手を入れたり。気が付けば、その輪にすっ
ぽり入っている。そこが、こじんまりとした
立ち飲みやの良いところ。
コの字のカウンターはなぜなのか、落ち着く。
立ち飲みでコの字カウンターのお店なら、月島に
ある大嶋屋も、同じような感じかな。(ビル再
開発で、場所が移転しているようなので、注意して
下さいね。)東京には、コの字カウンターの
飲み屋はたくさんあるように感ぜられるのだが、
こちら熊本ではどうだろう?まだ、出会ってな
いかも知れぬ。どうしてか?おそらく、飲みの
スタイルが違っているように思える。そこの
あたりの考察はゆっくりするとして。
ビールのお次は、やはりホッピーでしょう!
(ホッピーミーナ 大喜び!)ぼんそわさんでは、
ジョッキに、焼酎をたっぷり注いでくれるので、
実に危険なのだが、ノンベにとってこれほどうれしい
サービスはないだろう。ホッピー一本ありゃ、三杯は
飲れそうだから、そりゃあもうさぞかし素敵な心持
ちになるだろう。
いや、それにしても、ぼんそわさんにいらっしゃる
お客さんは、どの方も実に個性的。絡みが尋常ぢゃあ
ないよ(あ、自分もか 苦笑)。味わい深くて、
常連さんが多いのも頷ける。そうこうしているうちに、
ゲゲっ!?もうこんな時間だ。ひょえー、流石にホテル
に戻らなきゃ。〆の一杯とは言いながら、ぐびぐび
行っちゃいましたね。でも、ラーメンには行かなかった
ゾ(えらい! 自分!)
でも、次の日も、ぼんそわに行っちゃったゾ(えらいか!?
自分!? 笑)
ぼんそわ
住所 東京都港区新橋4-15-5
交通手段 新橋駅から258m
営業時間 17:45~23:30
夜10時以降入店可
定休日 土曜・日曜・祝
出して、引っ込め、引っ込め、しながら歩いて
いるせいか、歩き方が変、或いはどこか怪しい
かもと言われているこむこむです。効果がある
のかどうか分かりませんが、3カ月やってみて
結果報告しますね。
さて。
普通飲んだ後の〆ともなれば、ラーメンとなる
ところだが、すっかりその習慣からも遠ざかり。
が、しかし、東京に戻れば、そうも言ってられ
まい(笑)悪しき習慣が頭をもたげても良さそう
なものだが、ラーメンまでなかなかたどり着け
ませぬ。で、たどり着いたのが、新橋にある立ち
飲みのぼんそわさん。おかあさんと息子さんの
お二人が切り盛りしているこじんまりとしたお店
であり、所謂飲み屋街からは少し離れた場所に
ある。
お、やってる、やってる。
ぼんそわー!(こんばんはー!)
もうすでに何軒か飲み歩いているが、まずは
ビールで。ポテサラでももらいますか。お疲れ
ちゃーーーーん!(ほんとに 笑)ぐびぐび、
くー、んまい。もう、水代わりですな。
遅い時間だったせいか、ピークは過ぎ、一人客
に二人客の二組しかお店にはおらず、息子さん、
おかあさんと他愛のない話で、盛り上がっている。
知らず知らず、その話に耳を傾けているうちに、
合いの手を入れたり。気が付けば、その輪にすっ
ぽり入っている。そこが、こじんまりとした
立ち飲みやの良いところ。
コの字のカウンターはなぜなのか、落ち着く。
立ち飲みでコの字カウンターのお店なら、月島に
ある大嶋屋も、同じような感じかな。(ビル再
開発で、場所が移転しているようなので、注意して
下さいね。)東京には、コの字カウンターの
飲み屋はたくさんあるように感ぜられるのだが、
こちら熊本ではどうだろう?まだ、出会ってな
いかも知れぬ。どうしてか?おそらく、飲みの
スタイルが違っているように思える。そこの
あたりの考察はゆっくりするとして。
ビールのお次は、やはりホッピーでしょう!
(ホッピーミーナ 大喜び!)ぼんそわさんでは、
ジョッキに、焼酎をたっぷり注いでくれるので、
実に危険なのだが、ノンベにとってこれほどうれしい
サービスはないだろう。ホッピー一本ありゃ、三杯は
飲れそうだから、そりゃあもうさぞかし素敵な心持
ちになるだろう。
いや、それにしても、ぼんそわさんにいらっしゃる
お客さんは、どの方も実に個性的。絡みが尋常ぢゃあ
ないよ(あ、自分もか 苦笑)。味わい深くて、
常連さんが多いのも頷ける。そうこうしているうちに、
ゲゲっ!?もうこんな時間だ。ひょえー、流石にホテル
に戻らなきゃ。〆の一杯とは言いながら、ぐびぐび
行っちゃいましたね。でも、ラーメンには行かなかった
ゾ(えらい! 自分!)
でも、次の日も、ぼんそわに行っちゃったゾ(えらいか!?
自分!? 笑)
ぼんそわ
住所 東京都港区新橋4-15-5
交通手段 新橋駅から258m
営業時間 17:45~23:30
夜10時以降入店可
定休日 土曜・日曜・祝
その時期にしか味わえない味 ふるかわ@佐賀/佐賀
2013年07月01日
東京にいた時には、いつでも同じような野菜、魚を買えるような
気分があって、それはそれで便利と言えば便利と言えようが、
物事の旬と言うことを感覚として忘れてしまいそうになってしまう
ことは、考えて見れば哀しいことだということに気が付く。幸い、
自分の場合、魚が殊の外好物と言うこともあって、それが嵩じて、
築地にまで魚を買い求めるようになったのだが、そこには、確実
に季節を感じる旬のものが出回っている、その時期にしか味わえ
ない味がある。そのことが分かっただけでも、幸せと言うことだ
ろうか。
熊本に移り住んで4年が経つと、その季節感と言うものは、さらに
強く感じるものがある。先週まで出回っていたのに、今週になると
それが面白いほどに、ぱたりと存在を消してしまったかのような。
たとえば、空豆。東京であれば、それらはどこ産かは分からないが、
きっと未だに出回ってい、居酒屋の一品として供されているだろう。
しかし、熊本では、もう見ることはない。来年の時期が来るまで、
待たねばならない。来年まで、待たねばならない、そういうことを
改めて知ったのも、熊本に来てからである。
魚もしかり。例えば、鯖。秋から年末までの鯖は、油の乗りもあって
それは、刺身でも、酢で締めても、焼いても、煮ても、それはもうどう
やってもまずくなる筈がない、と言えるものだが、その旬が過ぎ、年
が明けてから、特に春先からの鯖はいけない。体つきも貧弱で、食べて
みても、艶やかさの欠片もない。後悔するだけである。むしろ、それを
通り越して、怒りすら覚えてしまうかも知れない。それほど、がっかり
させる味であった。
それからは、旬を迎える秋まで待つようになった。待つと言うことは、
決して辛いことではない、そう言うことを覚えるきっかけを持つことも
案外、楽しく幸せなことかと思う。
さて、長い前置きになったが、佐賀の居酒屋ふるかわである。つい
先日、熊本で知り合った飲み仲間と繰り出した時の事を記す。実は、
今回が2回目で、初回は4月だったか、その時は、東京で今では長い
付き合いとなるが、純米酒を通じて知り合った飲み仲間(一説には、
桃色吐息嬢とも言われている伝説上のザルならぬワクなのん兵衛さん)、
佐賀のそのお店で落ち合い、したたかに飲んで撃沈したのだが、
おとうちゃん、おかあちゃんのキャラクターに加えて、有明海の味
と言うものに大層気に言って、ここは良いよ、ではぜひ近いうちに
と言うことになり、2回目の訪問となったのである。
お店は、佐賀駅から歩いても、数分ぐらいの、飲み屋街エリアの
なかにある。それなりの時間の経過を感じさせる雑居ビルの2階に
あるのだが、2階への階段の雰囲気もあって、まずフリで入ること
はないだろう。でも、そこに入れば、そこでしか味わえない有明の
海の幸に確実に出会える。それを佐賀のお酒で味わう。そう思った
だけでも、また行きたくなる、そんなお店である。
カウンター数席に、小上がりが一つあるぐらいの小さな店。カウンタ
ー席に陣取って、おとうちゃん、おかあちゃんとの遣り取りを楽しん
でもらうのがおすすめだ。そして、佐賀の味。
ぜひ味わって欲しいのが、いそぎんちゃくだろう。初めて食べた時には、
むむむ、こんなおいしいものがあったのか、と唸った程だ。そして、
ちょびちょびつまんでいるうちに、つい杯を重ねてしまう。さきほど
出てきた桃色吐息嬢は、なんと下ごしらえが随分大変らしい、いそ
ぎんちゃくを丼一杯は食べてしまうらしい。小肌を酢締めしたものを、
パクパク食べるのと同じ感覚か。もっと、しっかり味わえと、頭の一つ
も小突いてみたくなろうと言うもの。
その日出されたのは、わらすぼ、くらげ、そしてエツと言う魚。おとう
ちゃんが言うには、年に2か月しか漁が出来ない魚で、どうも産卵の
為に川に遡上してくる時期にしか獲れないものなのだと。小骨が多い
魚で、例えて言うなら、コノシロが近いのかも知れぬ。九州では、ヒラ
と言う小骨の多い魚もあるが、実際に味わってみると、そのどちらでも
ない。良く噛みしめて味わうと、上品な油の味が口一杯に拡がって、
また後味の余韻がなんとも言えぬ。そして、おすすめの佐賀のお酒で
流す。これは良い。まったくもって素晴らしい味だ。このために、
時期を待って、わざわざ遠出をする価値がある。
そして、おとうちゃんとおかあちゃん。実に愛らしいお二人だ。見て
いるだけでも、こちらもほのぼのとしてくる。僕にとっても、貴重な
お店の一つになった。ありがたいことだ。
熊本から佐賀まで、鳥栖で乗り換えても、1時間もかからない
のだから、ふと思い立って、ふらりと行ってしまうだろうなあ。
佐賀の酒蔵の蔵開きの時期には、呼んでくれると言うのだが、多分
それまでは待てないような気がする。おいしいものの為には一年を
待つことができると言ったのは、ほんのちょっと嘘めいて聞こえて
しまうだろうか。
[ 居酒屋 ふるかわ ]
佐賀県佐賀市愛敬町3-7 2F
0952-26-6380
17:00~24:00
定休日:日・祝
気分があって、それはそれで便利と言えば便利と言えようが、
物事の旬と言うことを感覚として忘れてしまいそうになってしまう
ことは、考えて見れば哀しいことだということに気が付く。幸い、
自分の場合、魚が殊の外好物と言うこともあって、それが嵩じて、
築地にまで魚を買い求めるようになったのだが、そこには、確実
に季節を感じる旬のものが出回っている、その時期にしか味わえ
ない味がある。そのことが分かっただけでも、幸せと言うことだ
ろうか。
熊本に移り住んで4年が経つと、その季節感と言うものは、さらに
強く感じるものがある。先週まで出回っていたのに、今週になると
それが面白いほどに、ぱたりと存在を消してしまったかのような。
たとえば、空豆。東京であれば、それらはどこ産かは分からないが、
きっと未だに出回ってい、居酒屋の一品として供されているだろう。
しかし、熊本では、もう見ることはない。来年の時期が来るまで、
待たねばならない。来年まで、待たねばならない、そういうことを
改めて知ったのも、熊本に来てからである。
魚もしかり。例えば、鯖。秋から年末までの鯖は、油の乗りもあって
それは、刺身でも、酢で締めても、焼いても、煮ても、それはもうどう
やってもまずくなる筈がない、と言えるものだが、その旬が過ぎ、年
が明けてから、特に春先からの鯖はいけない。体つきも貧弱で、食べて
みても、艶やかさの欠片もない。後悔するだけである。むしろ、それを
通り越して、怒りすら覚えてしまうかも知れない。それほど、がっかり
させる味であった。
それからは、旬を迎える秋まで待つようになった。待つと言うことは、
決して辛いことではない、そう言うことを覚えるきっかけを持つことも
案外、楽しく幸せなことかと思う。
さて、長い前置きになったが、佐賀の居酒屋ふるかわである。つい
先日、熊本で知り合った飲み仲間と繰り出した時の事を記す。実は、
今回が2回目で、初回は4月だったか、その時は、東京で今では長い
付き合いとなるが、純米酒を通じて知り合った飲み仲間(一説には、
桃色吐息嬢とも言われている伝説上のザルならぬワクなのん兵衛さん)、
佐賀のそのお店で落ち合い、したたかに飲んで撃沈したのだが、
おとうちゃん、おかあちゃんのキャラクターに加えて、有明海の味
と言うものに大層気に言って、ここは良いよ、ではぜひ近いうちに
と言うことになり、2回目の訪問となったのである。
お店は、佐賀駅から歩いても、数分ぐらいの、飲み屋街エリアの
なかにある。それなりの時間の経過を感じさせる雑居ビルの2階に
あるのだが、2階への階段の雰囲気もあって、まずフリで入ること
はないだろう。でも、そこに入れば、そこでしか味わえない有明の
海の幸に確実に出会える。それを佐賀のお酒で味わう。そう思った
だけでも、また行きたくなる、そんなお店である。
カウンター数席に、小上がりが一つあるぐらいの小さな店。カウンタ
ー席に陣取って、おとうちゃん、おかあちゃんとの遣り取りを楽しん
でもらうのがおすすめだ。そして、佐賀の味。
ぜひ味わって欲しいのが、いそぎんちゃくだろう。初めて食べた時には、
むむむ、こんなおいしいものがあったのか、と唸った程だ。そして、
ちょびちょびつまんでいるうちに、つい杯を重ねてしまう。さきほど
出てきた桃色吐息嬢は、なんと下ごしらえが随分大変らしい、いそ
ぎんちゃくを丼一杯は食べてしまうらしい。小肌を酢締めしたものを、
パクパク食べるのと同じ感覚か。もっと、しっかり味わえと、頭の一つ
も小突いてみたくなろうと言うもの。
その日出されたのは、わらすぼ、くらげ、そしてエツと言う魚。おとう
ちゃんが言うには、年に2か月しか漁が出来ない魚で、どうも産卵の
為に川に遡上してくる時期にしか獲れないものなのだと。小骨が多い
魚で、例えて言うなら、コノシロが近いのかも知れぬ。九州では、ヒラ
と言う小骨の多い魚もあるが、実際に味わってみると、そのどちらでも
ない。良く噛みしめて味わうと、上品な油の味が口一杯に拡がって、
また後味の余韻がなんとも言えぬ。そして、おすすめの佐賀のお酒で
流す。これは良い。まったくもって素晴らしい味だ。このために、
時期を待って、わざわざ遠出をする価値がある。
そして、おとうちゃんとおかあちゃん。実に愛らしいお二人だ。見て
いるだけでも、こちらもほのぼのとしてくる。僕にとっても、貴重な
お店の一つになった。ありがたいことだ。
熊本から佐賀まで、鳥栖で乗り換えても、1時間もかからない
のだから、ふと思い立って、ふらりと行ってしまうだろうなあ。
佐賀の酒蔵の蔵開きの時期には、呼んでくれると言うのだが、多分
それまでは待てないような気がする。おいしいものの為には一年を
待つことができると言ったのは、ほんのちょっと嘘めいて聞こえて
しまうだろうか。
[ 居酒屋 ふるかわ ]
佐賀県佐賀市愛敬町3-7 2F
0952-26-6380
17:00~24:00
定休日:日・祝
カウンター酒でまったりと あて屋 豆福@花畑町
2013年05月30日
最近のお気に入りのお店の一つ。あて屋豆福さん。
恵さんと言うなかなかチャーミングなおねえさんが
切り盛りしているお店です。バイトのおじさんが
いらっしゃって、飲み物サーブと店内音楽を担当
しています。
音楽の趣味は、僕と同じような世代のおじさんセレクト
なんで、どんなものがかかっているかは、押して知る
べし、でしょう(笑)
この日もおつまみは、ちょこちょこ出てくるおまかせ
2,100円で。これ、すごくおすすめです!
ビールの後は、日本酒で。これほどの種類を出すお店は、
熊本ではなかなかないと思いますよ。
(内容的に、当初と比べると僕好みのものが少なくなって
いるのが、ちぃっとばかし気がかりではあるが・・・)

お通し2種。えのきの梅肉和えに、小松菜のお浸し。
えのきが歯に挟まらないかドキドキ(笑)

お酒に切り替える。東京は、東村山のお酒だそうだ。
やや甘めかな。

お次が真鯛の刺身。程よく熟成していてうまい。

久々に熊本のお酒を。冷やに限りますな。

なす焼き。
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せせりの塩焼き。奥播磨の熱燗で合わせますか。
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お店が、ビルの4階にあるので、最初は、ドキドキ
したりしますが、一度行っちゃえば、大丈夫。ふらっと
一人か、二人かの少人数でおねえさんやおじさんと、
何気ない会話を楽しみつつ、まったり飲んだり食ったり
するには、まさに打ってつけのお店ですな。
モコス(地元の情報誌ですね)に載ってしまったみたい
なんで、しばらくは予約した方が良いかもね。
ほとぼりが冷めた頃合いを見て、またふらっと立ち寄ろう。
恵さんと言うなかなかチャーミングなおねえさんが
切り盛りしているお店です。バイトのおじさんが
いらっしゃって、飲み物サーブと店内音楽を担当
しています。
音楽の趣味は、僕と同じような世代のおじさんセレクト
なんで、どんなものがかかっているかは、押して知る
べし、でしょう(笑)
この日もおつまみは、ちょこちょこ出てくるおまかせ
2,100円で。これ、すごくおすすめです!
ビールの後は、日本酒で。これほどの種類を出すお店は、
熊本ではなかなかないと思いますよ。
(内容的に、当初と比べると僕好みのものが少なくなって
いるのが、ちぃっとばかし気がかりではあるが・・・)
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お通し2種。えのきの梅肉和えに、小松菜のお浸し。
えのきが歯に挟まらないかドキドキ(笑)
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お酒に切り替える。東京は、東村山のお酒だそうだ。
やや甘めかな。
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お次が真鯛の刺身。程よく熟成していてうまい。
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久々に熊本のお酒を。冷やに限りますな。
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なす焼き。
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せせりの塩焼き。奥播磨の熱燗で合わせますか。
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お店が、ビルの4階にあるので、最初は、ドキドキ
したりしますが、一度行っちゃえば、大丈夫。ふらっと
一人か、二人かの少人数でおねえさんやおじさんと、
何気ない会話を楽しみつつ、まったり飲んだり食ったり
するには、まさに打ってつけのお店ですな。
モコス(地元の情報誌ですね)に載ってしまったみたい
なんで、しばらくは予約した方が良いかもね。
ほとぼりが冷めた頃合いを見て、またふらっと立ち寄ろう。
お疲れ様、おやじさん 家康本店@安政町
2013年05月08日
熊本市街の中心と言えば言えなくもないが、ちょっと
はずれた感のある一角に安政町と呼ばれるところがある。
そこにあるのが、昭和46年から続いている串焼きの家康
本店と言うお店。最初は屋台から商売を始めたと聞くが、
いまでは、家康ビルと言うビルの一階にお店はある。
ビルとは言っても、もうそれなりの歳月を経た建物にある
お店は、昭和の香りが色濃く漂う風情を醸し出している。
おやじさんとおかあさん、そしてパートのおねえちゃん、
ときおり娘さんが手伝いに来ていたりしているのだが、
いたって少人数で切り盛りしている長いカウンターに、
串打ちされた焼き物がその長いカウンターに沿って
設えられたネタケースに、ずらりと並べられているのが
印象的な居酒屋。
いつか、ふと気になって、立ち寄るようになったのだが、
串を何本か焼いてもらいながら、ビールをまずは啜り、
後はそうだなあ、米焼酎の水割りに切り替えるのがいつ
ものパターンだろうか。それもせいぜい1~2杯だ。
長居するようなお店ではないだろう。
焼き物は、豚足となんこつが気に入っている。
それにもまして、おやじさんのキャラが好きなのだが、
黙々とおやじさんサポートに徹しているおかあさんに、
ひそかに頭が下がる思いで、その立ち振る舞いを眺め
ながら、いろいろと巡ってくる思いが、なんて言うの
だろう、酒にちょっとしたアクセントのような味わい
を与えてくれ、自分をお店になんとなく向かわせてし
まうのはその所為かも知れない。
おやじさんによると、体力的にも辛いところがある
らしい、今年の8月10日をもって、すっぱりと
お店を辞めてしまうらしいのだ。らしい、と言うか、
本人が真顔で言うからには、もうそれはすでに決定
され、その通りに間違いなくなる、と言うことだろう。
名残り惜しいが、せいぜい通うことにしようか。
おやじさんのパフォーマンス、毎回楽しみにしていた
のに。
そして、最後には、お疲れ様と、だけ。
はずれた感のある一角に安政町と呼ばれるところがある。
そこにあるのが、昭和46年から続いている串焼きの家康
本店と言うお店。最初は屋台から商売を始めたと聞くが、
いまでは、家康ビルと言うビルの一階にお店はある。
ビルとは言っても、もうそれなりの歳月を経た建物にある
お店は、昭和の香りが色濃く漂う風情を醸し出している。
おやじさんとおかあさん、そしてパートのおねえちゃん、
ときおり娘さんが手伝いに来ていたりしているのだが、
いたって少人数で切り盛りしている長いカウンターに、
串打ちされた焼き物がその長いカウンターに沿って
設えられたネタケースに、ずらりと並べられているのが
印象的な居酒屋。
いつか、ふと気になって、立ち寄るようになったのだが、
串を何本か焼いてもらいながら、ビールをまずは啜り、
後はそうだなあ、米焼酎の水割りに切り替えるのがいつ
ものパターンだろうか。それもせいぜい1~2杯だ。
長居するようなお店ではないだろう。
焼き物は、豚足となんこつが気に入っている。
それにもまして、おやじさんのキャラが好きなのだが、
黙々とおやじさんサポートに徹しているおかあさんに、
ひそかに頭が下がる思いで、その立ち振る舞いを眺め
ながら、いろいろと巡ってくる思いが、なんて言うの
だろう、酒にちょっとしたアクセントのような味わい
を与えてくれ、自分をお店になんとなく向かわせてし
まうのはその所為かも知れない。
おやじさんによると、体力的にも辛いところがある
らしい、今年の8月10日をもって、すっぱりと
お店を辞めてしまうらしいのだ。らしい、と言うか、
本人が真顔で言うからには、もうそれはすでに決定
され、その通りに間違いなくなる、と言うことだろう。
名残り惜しいが、せいぜい通うことにしようか。
おやじさんのパフォーマンス、毎回楽しみにしていた
のに。
そして、最後には、お疲れ様と、だけ。
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その日の一品料理で喉を潤して 酒一番@博多/福岡
2013年04月08日
博多へときおり所用があって出かけるのだが、帰りの
新幹線までの時間があるときは、どこかへ立ち寄りたく
なる。博多駅内のほろよい通りにあるお店でも構わない
のだが、たまには街中へ。そんな時に、重宝するのが、
中州川端にある酒一番。地下鉄で博多まで二駅の場所に
あるので、移動時間をそんなに気にかけずに飲めるとこ
ろも良いし、つまみが大体300~400円と懐にも
優しい。
こんにちは~。カウンターに席を取り、まずはカウンター
に並んだその日の一品料理を確認。大抵3皿ぐらいの
つまみが並べられる。この日選んだのは、肉団子じゃが。

ではでは。いつものお疲れちゃーん!!ぐびぐび、ぷっはー!
やはりこれですな、仕事を終えた後は、冷えたビールに
限りますな。甘めの味付けの煮つけが、おふくろの味
みたく、なかなかおいしい。こちらでは、店主以下、
お店はすべて妙齢(?)の女性で切り盛りされてます。
ビールをグラスに注いで、ぐびりとやり、ホワイトボード
の品書きをぼんやり眺めやったり、常連さんとお店の
おねえさん方との遣り取りを聞くともなく、聞きながら
ぼんやりとした時間がなんとも良いんだよね。
焼酎の麦を水割りでもらおうか。ついでに、こちらでは
デフォになりつつあるもやしたまごも頼むとする。

小瓶に予め移し替えられた焼酎が出され、水割りなら、
氷の入ったグラスが渡されるのだが、水やお湯はカウ
ンターにおかれているので、自分で、水を足して濃さ
を調節しながら飲むスタイル。
ソース味の効いた粉の入らないお好み焼きみたいな風情
だが、軽い口当たりが気に入っていたりする。やや薄め
の水割りと良く合う。ビールの後は、日本酒を飲むこと
が多いせいか、焼酎も濃いめよりは、やや薄めの方が
自分には合うようになってきたかな。ロックはちょっと
辛いかも。
さて。そろそろ時間が近づいてきたので、そろそろお暇
しましょうか。大抵2,000円はしないかな。こちら
酒一番では。ごちそうさまでした。帰りの新幹線、寝込んで
鹿児島まで行かないよう、気を付けなきゃな。
・・・ところが、寝落ちしてしまい。案の定、鹿児島まで
行ってしまったとさ(笑)なんとも、トホホ、のホみたい
な結末に、苦笑いしか出てきません。
新幹線までの時間があるときは、どこかへ立ち寄りたく
なる。博多駅内のほろよい通りにあるお店でも構わない
のだが、たまには街中へ。そんな時に、重宝するのが、
中州川端にある酒一番。地下鉄で博多まで二駅の場所に
あるので、移動時間をそんなに気にかけずに飲めるとこ
ろも良いし、つまみが大体300~400円と懐にも
優しい。
こんにちは~。カウンターに席を取り、まずはカウンター
に並んだその日の一品料理を確認。大抵3皿ぐらいの
つまみが並べられる。この日選んだのは、肉団子じゃが。
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ではでは。いつものお疲れちゃーん!!ぐびぐび、ぷっはー!
やはりこれですな、仕事を終えた後は、冷えたビールに
限りますな。甘めの味付けの煮つけが、おふくろの味
みたく、なかなかおいしい。こちらでは、店主以下、
お店はすべて妙齢(?)の女性で切り盛りされてます。
ビールをグラスに注いで、ぐびりとやり、ホワイトボード
の品書きをぼんやり眺めやったり、常連さんとお店の
おねえさん方との遣り取りを聞くともなく、聞きながら
ぼんやりとした時間がなんとも良いんだよね。
焼酎の麦を水割りでもらおうか。ついでに、こちらでは
デフォになりつつあるもやしたまごも頼むとする。
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小瓶に予め移し替えられた焼酎が出され、水割りなら、
氷の入ったグラスが渡されるのだが、水やお湯はカウ
ンターにおかれているので、自分で、水を足して濃さ
を調節しながら飲むスタイル。
ソース味の効いた粉の入らないお好み焼きみたいな風情
だが、軽い口当たりが気に入っていたりする。やや薄め
の水割りと良く合う。ビールの後は、日本酒を飲むこと
が多いせいか、焼酎も濃いめよりは、やや薄めの方が
自分には合うようになってきたかな。ロックはちょっと
辛いかも。
さて。そろそろ時間が近づいてきたので、そろそろお暇
しましょうか。大抵2,000円はしないかな。こちら
酒一番では。ごちそうさまでした。帰りの新幹線、寝込んで
鹿児島まで行かないよう、気を付けなきゃな。
・・・ところが、寝落ちしてしまい。案の定、鹿児島まで
行ってしまったとさ(笑)なんとも、トホホ、のホみたい
な結末に、苦笑いしか出てきません。
いつでもおでん酒 福助@九品寺
2013年04月01日
ふらっと立ち寄って、カウンターに腰掛け、テレビ
を見ながら、ちびちび飲る。時折、おかみさんと
どうでも良いような遣り取りを挿みながら、まったり
とした時間を楽しむ。
そんなことができる、熊本では数少ない居酒屋の一つ
福助。安政町から白川を渡り、九品寺に入った程近い
エリアにあるのだが、橋を渡りながら、流れゆく川面
を眺めているうちに、気分がさあ飲むぞ、みたいな
モードに変わって行けるようなところも自分としては
気に入っている。
ビールはエビス。瓶ビールは、どれも同じ値段でやって
るんですよ、とおかみさん。ならば、エビスと通い始めた
最初の頃は、キリンのクラシックラガーを頂いていたもの
だが、それ以来エビスと決め込んでいる。
お疲れ様でした。と、おかみさんに一杯目は注いでもらう。
肴は、その日仕入れた魚を中心に刺身や、焼き魚、それに
おでんに焼き鳥あたりといたってオーソドックスなものば
かりなのだが、この普通さ加減のお店って、あるようでない
んだよね。熊本では、大抵コースで飲み放題付きのお店が
幅を利かせているから。
さて、軽めに食べて、さくっと飲んで帰るか。おでんなら
一つ100円ということもあるが、つい頼んでしまう。
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(画像は、初めてお邪魔したときのものかな、写っている
ビールは、キリンですねw)
お花見はもうどこかに行かれました?ええっと、八景水谷
公園に行ったかな。あら、随分と渋いところに行かれたん
ですね、と。水源にある公園で、昔はそれこそ大変な水量
を誇ったらしいのだが、飛田バイパスができてからは、その
影響かどうか判然としないが、水量も随分と減ってしまった
と聞く。
話はいつしか、鶴屋の催事、どうやら大阪の味みたいな
ものをやっているらしいのだが、その話題に移り、そうそう
と、おかみさんが、買ってきた串揚げを僕を含めてその場に
居たお客さんに、おすそ分けと、何本か頂いた。
ビールを追加する。もう桜も散り始め、葉桜となり見ごろは
過ぎても、ここ福助さんでは、いつでもおでんで一杯となり
そうだ。
を見ながら、ちびちび飲る。時折、おかみさんと
どうでも良いような遣り取りを挿みながら、まったり
とした時間を楽しむ。
そんなことができる、熊本では数少ない居酒屋の一つ
福助。安政町から白川を渡り、九品寺に入った程近い
エリアにあるのだが、橋を渡りながら、流れゆく川面
を眺めているうちに、気分がさあ飲むぞ、みたいな
モードに変わって行けるようなところも自分としては
気に入っている。
ビールはエビス。瓶ビールは、どれも同じ値段でやって
るんですよ、とおかみさん。ならば、エビスと通い始めた
最初の頃は、キリンのクラシックラガーを頂いていたもの
だが、それ以来エビスと決め込んでいる。
お疲れ様でした。と、おかみさんに一杯目は注いでもらう。
肴は、その日仕入れた魚を中心に刺身や、焼き魚、それに
おでんに焼き鳥あたりといたってオーソドックスなものば
かりなのだが、この普通さ加減のお店って、あるようでない
んだよね。熊本では、大抵コースで飲み放題付きのお店が
幅を利かせているから。
さて、軽めに食べて、さくっと飲んで帰るか。おでんなら
一つ100円ということもあるが、つい頼んでしまう。
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(画像は、初めてお邪魔したときのものかな、写っている
ビールは、キリンですねw)
お花見はもうどこかに行かれました?ええっと、八景水谷
公園に行ったかな。あら、随分と渋いところに行かれたん
ですね、と。水源にある公園で、昔はそれこそ大変な水量
を誇ったらしいのだが、飛田バイパスができてからは、その
影響かどうか判然としないが、水量も随分と減ってしまった
と聞く。
話はいつしか、鶴屋の催事、どうやら大阪の味みたいな
ものをやっているらしいのだが、その話題に移り、そうそう
と、おかみさんが、買ってきた串揚げを僕を含めてその場に
居たお客さんに、おすそ分けと、何本か頂いた。
ビールを追加する。もう桜も散り始め、葉桜となり見ごろは
過ぎても、ここ福助さんでは、いつでもおでんで一杯となり
そうだ。
たまには立ち飲み 武蔵小路立ち呑み酒場@駕町通り
2013年03月19日
まっすぐ家にと言うのもどうかなあ、ときおりふらっと
寄り道したくなる時がある。気分の問題なんだが、はっ
きりとした理由がある訳でもないし、どうしてもって
ことでもない。ただ、一日の終わりかけに、一拍クッシ
ョンみたいなものを入れたいだけに過ぎない。
そういう時には、行き着けのお店よりも、ひたすら一人。
ぼんやりとした時間を打っ棄れるようなところが望ましい。
東京であれば、ふらっと立ち寄れる飲み屋で、着かず離れず
の距離感でいつまでも放っておいてくれるようなお店がいく
らでもあるのだが、熊本は意外にそういうお店は少ない。
長居もしたくないので、それならばと自然と立ち飲み屋さん
に足が向くことになる。
熊本市内では、いくつかの立ち飲み屋さんがあるが、その
日は駕町通り近くにある、武蔵小路立ち呑み酒場に行く
ことにした。文字通り武蔵小路という路地に立つ居酒屋
さんだ。
寒いこの時期は、入口がビニールシートで覆われているので、
すぐ分かる筈だ。その分、中がちょっと見えづらく、最初は
少々入りづらいかも知れぬ。
立ち飲みとは言いながら厨房近くのカウンター席は座って
飲むことができる。熊本らしいと勝手に思っているのだが、
この席は大抵お客で埋まっている。一方、それ以外の立ち
席は、まばらな入りが多いこともあって、丁度気分に合う。
壁にはテレビがかけられ、声は聞けないが、画面を眺めて
いるだけでも、時間を持て余すことはない。
さて。こちらの立ち飲み屋さんは、それなりに手の入った
摘みがあり、焼き物も充実しているので、使い勝手が良い
方だろう。熊本ではめずらしいホッピーを頼み(ホッピー
ミーナ 大喜び! 笑)、このお店の人気メニューの一つ
骨なし豚足焼きをもらうことにする。

外はカリカリ、中はトロトロの豚足焼きを頬張りながら、
ホッピーで流す。それを何回か繰り返しているうちに、
どこかささくれだっていた気持ちがどうにか収まって。
気分が変わってくる。まるで、転調したラブソングを
聴いているかのようだ。
ホッピー用の焼酎いわゆるナカを一杯もらって、残りの
ホッピーを注ぎ込み、一口啜る。そう言えば、先週咲き
始めた桜も、この暖かさで、今秋末には、見ごろを迎える
ことになるだろう。いつもに増して、寒い冬だったように
思えるが、何故か春はずいぶん早めにやってきた。
おかげで、走りやすい気候になった。今年正月明けからの
朝ジョギングの走行距離が、どうにか今月中に500キロを
超えそうである。朝も明けるのが早くなって、回りの景色
を楽しみながら走れるようになったのが気持ち良い。いろ
んなコース取りもできるしね。明日のお彼岸の日には、
久々に20キロコースで行ってみようかな。
寄り道したくなる時がある。気分の問題なんだが、はっ
きりとした理由がある訳でもないし、どうしてもって
ことでもない。ただ、一日の終わりかけに、一拍クッシ
ョンみたいなものを入れたいだけに過ぎない。
そういう時には、行き着けのお店よりも、ひたすら一人。
ぼんやりとした時間を打っ棄れるようなところが望ましい。
東京であれば、ふらっと立ち寄れる飲み屋で、着かず離れず
の距離感でいつまでも放っておいてくれるようなお店がいく
らでもあるのだが、熊本は意外にそういうお店は少ない。
長居もしたくないので、それならばと自然と立ち飲み屋さん
に足が向くことになる。
熊本市内では、いくつかの立ち飲み屋さんがあるが、その
日は駕町通り近くにある、武蔵小路立ち呑み酒場に行く
ことにした。文字通り武蔵小路という路地に立つ居酒屋
さんだ。
寒いこの時期は、入口がビニールシートで覆われているので、
すぐ分かる筈だ。その分、中がちょっと見えづらく、最初は
少々入りづらいかも知れぬ。
立ち飲みとは言いながら厨房近くのカウンター席は座って
飲むことができる。熊本らしいと勝手に思っているのだが、
この席は大抵お客で埋まっている。一方、それ以外の立ち
席は、まばらな入りが多いこともあって、丁度気分に合う。
壁にはテレビがかけられ、声は聞けないが、画面を眺めて
いるだけでも、時間を持て余すことはない。
さて。こちらの立ち飲み屋さんは、それなりに手の入った
摘みがあり、焼き物も充実しているので、使い勝手が良い
方だろう。熊本ではめずらしいホッピーを頼み(ホッピー
ミーナ 大喜び! 笑)、このお店の人気メニューの一つ
骨なし豚足焼きをもらうことにする。
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外はカリカリ、中はトロトロの豚足焼きを頬張りながら、
ホッピーで流す。それを何回か繰り返しているうちに、
どこかささくれだっていた気持ちがどうにか収まって。
気分が変わってくる。まるで、転調したラブソングを
聴いているかのようだ。
ホッピー用の焼酎いわゆるナカを一杯もらって、残りの
ホッピーを注ぎ込み、一口啜る。そう言えば、先週咲き
始めた桜も、この暖かさで、今秋末には、見ごろを迎える
ことになるだろう。いつもに増して、寒い冬だったように
思えるが、何故か春はずいぶん早めにやってきた。
おかげで、走りやすい気候になった。今年正月明けからの
朝ジョギングの走行距離が、どうにか今月中に500キロを
超えそうである。朝も明けるのが早くなって、回りの景色
を楽しみながら走れるようになったのが気持ち良い。いろ
んなコース取りもできるしね。明日のお彼岸の日には、
久々に20キロコースで行ってみようかな。
梯子酒4軒目でおでん食うってか!? みちば食堂@新町界隈
2013年03月11日
年甲斐もなく、突っ走った一夜でありました。
その日は、最近お気に入りの一店九品寺福助で、
おでんなぞを摘みながら、厳かな感じで懇親飲みが
始まり、2軒目には街中ビル2階にある、おみ
っちゃんなる、小料理屋と呼んだ方がふさわしい
お店に行き、ポテトサラダでまったりとした雰囲気
を楽しみ、そのあたりまではまあまあ抑制の効いた
大人飲み的な一夜になるかもと感じていた。
ところが。
その後ひょんなことから流れで新町エリアに移動、
とり華だったかな(ショップカードがスーツの
ポケットに入っていたので、そうらしいと言う
ことなんだがw)に多分3軒目に行ったのだろう。
もう、止まんないよー。誰にも止められないよー。
そして、ここは不思議なことに何故か記憶が鮮明
なのだが、梯子酒の4軒目はみちば食堂へ。深夜
1時過ぎのおでん鍋、それも具で満載なのだが、
念写しておきましたよw

こんな時間帯から、いったい誰が食べるのかと思い
きや、ご同行させて頂いた某社長さんがとなりで
食べているしwww ハテ、おいらも食ったかな??
ところで、こちらは量たっぷりのチャンポンが有名
らしいのだが、いつ日を改めてお邪魔することに
しよう。
で、梯子酒の翌日(と言うか、もう日は変わってい
たのだが)は、息も絶え絶えでした。こういう飲み
はやるもんぢゃあ、ないですな。でも、たまには
弾けたいお年頃かも、なんちゃって(笑)
その日は、最近お気に入りの一店九品寺福助で、
おでんなぞを摘みながら、厳かな感じで懇親飲みが
始まり、2軒目には街中ビル2階にある、おみ
っちゃんなる、小料理屋と呼んだ方がふさわしい
お店に行き、ポテトサラダでまったりとした雰囲気
を楽しみ、そのあたりまではまあまあ抑制の効いた
大人飲み的な一夜になるかもと感じていた。
ところが。
その後ひょんなことから流れで新町エリアに移動、
とり華だったかな(ショップカードがスーツの
ポケットに入っていたので、そうらしいと言う
ことなんだがw)に多分3軒目に行ったのだろう。
もう、止まんないよー。誰にも止められないよー。
そして、ここは不思議なことに何故か記憶が鮮明
なのだが、梯子酒の4軒目はみちば食堂へ。深夜
1時過ぎのおでん鍋、それも具で満載なのだが、
念写しておきましたよw
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こんな時間帯から、いったい誰が食べるのかと思い
きや、ご同行させて頂いた某社長さんがとなりで
食べているしwww ハテ、おいらも食ったかな??
ところで、こちらは量たっぷりのチャンポンが有名
らしいのだが、いつ日を改めてお邪魔することに
しよう。
で、梯子酒の翌日(と言うか、もう日は変わってい
たのだが)は、息も絶え絶えでした。こういう飲み
はやるもんぢゃあ、ないですな。でも、たまには
弾けたいお年頃かも、なんちゃって(笑)
初マラソン前夜はふきのとう天で 酒仙@人吉
2013年03月05日
ジョギングを始めて、そろそろ丸4年。どちらかと
言うと最初は自分の健康のために、途中からは痩身効
果が目に見えてあって(なんと、数年前85キロあっ
た体重が現在65キロですよ!)、毎日1時間のジョ
ギングが楽しくて仕様がない。走れなかったりする日
があると、妙な罪悪感にさいなまれてしまうのは、少
々病気とも言える(笑)
病気と言えば、しばらく振りに会った知人は、いずれ
もあまりの変わりように、「こむこむさん、って、
もしかして病気か、なにかなの??」と、漏れなく聞き
たくなるようで。直接聞けば良いものを、いや、やは
り聞きたくても、聞けないか(苦笑)
なので、みなさん、僕はいたって元気でありまして。
普通に飲み食いしてますが、ジョギング効果で、すっ
かり体質改善いたしました。毎年の健康診断でも、
ちょっと前までは、メタボ健診対象になる程の結果
でしたが、おかげさまで、脱メタボ入りさせてもら
ってます(ノシ 先日、錦糸町井のなかの工藤店主
にもその旨、回答させて頂いてますよん。
さて。
そんなこんなで、日々一人でジョギングしていると、
どのあたりの実力になるのか知りたくなるもので、
いつかマラソンに出てみたいと思っていたのだが、温泉
がたくさんある人吉で初マラソンはどうだろうか、と
申し込んで、参加することにした。もちろん、走り終え
た後の温泉がメインである。いくつ回れるかなあ。
マラソン前日、熊本から堂々2両編成の特急に乗って、
人吉へゴー!球磨川沿いを走る列車の旅は楽しい。もち
ろん、片手には缶ビール、もう片方には、自家製糠漬け
を摘みに、ぷはぷは。マラソンと言うよりは、まさに
旅行気分。実にお気楽なものである。
どうやらマラソン当日はお天気が持ちそうと言うこと
で、一安心。受付を済ませて、まずはと、青井阿蘇神
社へお参り完走祈願をし、西人吉のたから湯さんへ。
脱衣所と湯船が一体となった造りだが、湯船へは階段
を降りる。そのアプローチと立たずまいが何とも言えぬ。
湯船を始め、すべて木造りの雰囲気が素晴らしい。無色
透明のかけ流しの源泉のお湯はやや熱めだが、わずかに
炭酸を帯びているか、肌の水はじきは目を見張るほどの
質の良さ。泊り客のチェックインにはやや早めの時間
だったせいか、ほぼ貸切状態で、まったりと満喫する
ことができた。これで、明日は良い結果が出そうだと、
勝手にひとりごちる。
そして。
良い汗をかいたら、後は、もう飲むっきゃないw
店に関しては予備知識を仕入れてこなかったので、こ
の日はまさに頼るは自分の鼻だけ。当たる時もあれば、
当たらない時もある。店構え、のれん、もう雰囲気だけ
で、判断するしかないが、たいてい戸口からは中が覗け
ないので、良くやるのが、戸口をそろそろと少し開け、
なかを覗いて瞬時に判断して、「あ、間違えました嗚呼」
消え入るようなつぶやき声を残しつつ、すぐに戸をまた
そろそろと閉じて辞去するやり方。この日も2軒ほど、
この手で辞去させて頂きましたw
ぶらぶら歩いているうちに気になったのが、酒仙さん。
店構えと言い、のれんのはためき具合と言い、どこか
ピクンと響くものがある。おまけに中が覗けて、炉端
焼きだろうか、焼き台が見え、その奥に大将がい、お
客さんと遣り取りしているのが見える。
ここにしようか。
さっきの手を使うこともなく、ガラリとガラス戸を開け、
「こんばんは~!」と入ると、大将がこちらにと促して
くれ、カウンター席に着く。カウンター右奥にはその
お客さんが座って、カンパチかなあ、そのカマの塩焼き
をおいしそうに頬張っている。人の好さそうな大将におかみ
さん二人で切り盛りしているようである。
これは当たりである。間違いなさそう、と一安心。
まずは、生ビールをもらい、いつもの、かんぱーーーい
&お疲れちゃーーーん!ぐびぐび、ぷっはーーー!
ん、んまい。
やはり、これ、これですよ。温泉で、汗をかいた後だ
けにそのおいしさもひとしおと言うものである。
お通しをどうぞ、と出されたのが、白子ポン酢。レベル
高し。ビールを飲み進めながら、焼き台前のショーケース
のなかの食材を眺めつつ、あーでもない、こーでもないと、
悩むこと、悩むこと。こういう悩みはいつでも良いもんだ。
って、いつまで悩んでんの?と大将から突っ込みが入りそう
だったので、普段あまり食べることがないものにしようと、
さざえの壺焼きに、今日はふきのとうがある、とのことで、
それを天ぷらで、もらうことにする。
なんと、初マラソン前夜に、春の味が頂けるとは。独特
の苦みが結構好みだったりするので、実にうれしい。
そろそろ、お酒にしようかな。人吉なので、お酒と言えば、
間違いなく焼酎ですね。米を水割りでもらうことにする。
氷と水が渡され、自分で好みの濃さで飲めるスタイルで
すね。ちびちび焼酎を頂きながら、さざえをパクリ。
肝の苦みをまた焼酎で流し。お次は、ふきのとう天を
一口、違った苦みが口のなかに拡がって、またそれを
焼酎で流す。
いやあ、良いお店でした。もうちょっと食べて、飲み
たかった。マラソンがなければね。
お代わりを3本ほどもらったかなあ、さすがに明日は
マラソンである。そろそろお暇しようかな。と、言い
つつ、コンビニでちょっと冷たいものを仕込んで、
ホテルに戻って、部屋飲みで〆たのはここだけの話っ
つうことで(笑)
こんなんで、大丈夫かいな??
さて、その初マラソンとなった人吉春風マラソンの完走
証が先日郵送され、見ると正式記録は1:44:43でした(^-^)v
順位は、ハーフ一般男子部門2298人中557位でした。
100分は切りたかったなあ(>_<)
そうそう、話は長くなったが、ひょんなことから、
人吉市の副市長が会長を務める、ひとよし応援隊なる
集まりのマラソン後の懇親会に参加させて頂いたのだが、
まあ、田舎(失礼w)らしい、すさまじい宴席の様子は、
次回のお楽しみと言うことで。なにしろ、午後2時から
始まった宴会は、夜9時にさすがに持たなくなって途中
離脱したのだが、まだまだ終わる気配がなかったもんね。
どんだけのパワーの持ち主たちなんだか。
マスカットと言うスナック(なつかしー響き♪)で開催された
のだが、カラオケで三波春夫の俵星玄蕃をフルバージョン
で聴いたのは、生まれてこの方初めてである。歌う方も
すげータフだと思うが、聴かされる方も、それこそたま
ったもんぢゃあ、ないよ~www
言うと最初は自分の健康のために、途中からは痩身効
果が目に見えてあって(なんと、数年前85キロあっ
た体重が現在65キロですよ!)、毎日1時間のジョ
ギングが楽しくて仕様がない。走れなかったりする日
があると、妙な罪悪感にさいなまれてしまうのは、少
々病気とも言える(笑)
病気と言えば、しばらく振りに会った知人は、いずれ
もあまりの変わりように、「こむこむさん、って、
もしかして病気か、なにかなの??」と、漏れなく聞き
たくなるようで。直接聞けば良いものを、いや、やは
り聞きたくても、聞けないか(苦笑)
なので、みなさん、僕はいたって元気でありまして。
普通に飲み食いしてますが、ジョギング効果で、すっ
かり体質改善いたしました。毎年の健康診断でも、
ちょっと前までは、メタボ健診対象になる程の結果
でしたが、おかげさまで、脱メタボ入りさせてもら
ってます(ノシ 先日、錦糸町井のなかの工藤店主
にもその旨、回答させて頂いてますよん。
さて。
そんなこんなで、日々一人でジョギングしていると、
どのあたりの実力になるのか知りたくなるもので、
いつかマラソンに出てみたいと思っていたのだが、温泉
がたくさんある人吉で初マラソンはどうだろうか、と
申し込んで、参加することにした。もちろん、走り終え
た後の温泉がメインである。いくつ回れるかなあ。
マラソン前日、熊本から堂々2両編成の特急に乗って、
人吉へゴー!球磨川沿いを走る列車の旅は楽しい。もち
ろん、片手には缶ビール、もう片方には、自家製糠漬け
を摘みに、ぷはぷは。マラソンと言うよりは、まさに
旅行気分。実にお気楽なものである。
どうやらマラソン当日はお天気が持ちそうと言うこと
で、一安心。受付を済ませて、まずはと、青井阿蘇神
社へお参り完走祈願をし、西人吉のたから湯さんへ。
脱衣所と湯船が一体となった造りだが、湯船へは階段
を降りる。そのアプローチと立たずまいが何とも言えぬ。
湯船を始め、すべて木造りの雰囲気が素晴らしい。無色
透明のかけ流しの源泉のお湯はやや熱めだが、わずかに
炭酸を帯びているか、肌の水はじきは目を見張るほどの
質の良さ。泊り客のチェックインにはやや早めの時間
だったせいか、ほぼ貸切状態で、まったりと満喫する
ことができた。これで、明日は良い結果が出そうだと、
勝手にひとりごちる。
そして。
良い汗をかいたら、後は、もう飲むっきゃないw
店に関しては予備知識を仕入れてこなかったので、こ
の日はまさに頼るは自分の鼻だけ。当たる時もあれば、
当たらない時もある。店構え、のれん、もう雰囲気だけ
で、判断するしかないが、たいてい戸口からは中が覗け
ないので、良くやるのが、戸口をそろそろと少し開け、
なかを覗いて瞬時に判断して、「あ、間違えました嗚呼」
消え入るようなつぶやき声を残しつつ、すぐに戸をまた
そろそろと閉じて辞去するやり方。この日も2軒ほど、
この手で辞去させて頂きましたw
ぶらぶら歩いているうちに気になったのが、酒仙さん。
店構えと言い、のれんのはためき具合と言い、どこか
ピクンと響くものがある。おまけに中が覗けて、炉端
焼きだろうか、焼き台が見え、その奥に大将がい、お
客さんと遣り取りしているのが見える。
ここにしようか。
さっきの手を使うこともなく、ガラリとガラス戸を開け、
「こんばんは~!」と入ると、大将がこちらにと促して
くれ、カウンター席に着く。カウンター右奥にはその
お客さんが座って、カンパチかなあ、そのカマの塩焼き
をおいしそうに頬張っている。人の好さそうな大将におかみ
さん二人で切り盛りしているようである。
これは当たりである。間違いなさそう、と一安心。
まずは、生ビールをもらい、いつもの、かんぱーーーい
&お疲れちゃーーーん!ぐびぐび、ぷっはーーー!
ん、んまい。
やはり、これ、これですよ。温泉で、汗をかいた後だ
けにそのおいしさもひとしおと言うものである。
お通しをどうぞ、と出されたのが、白子ポン酢。レベル
高し。ビールを飲み進めながら、焼き台前のショーケース
のなかの食材を眺めつつ、あーでもない、こーでもないと、
悩むこと、悩むこと。こういう悩みはいつでも良いもんだ。
って、いつまで悩んでんの?と大将から突っ込みが入りそう
だったので、普段あまり食べることがないものにしようと、
さざえの壺焼きに、今日はふきのとうがある、とのことで、
それを天ぷらで、もらうことにする。
なんと、初マラソン前夜に、春の味が頂けるとは。独特
の苦みが結構好みだったりするので、実にうれしい。
そろそろ、お酒にしようかな。人吉なので、お酒と言えば、
間違いなく焼酎ですね。米を水割りでもらうことにする。
氷と水が渡され、自分で好みの濃さで飲めるスタイルで
すね。ちびちび焼酎を頂きながら、さざえをパクリ。
肝の苦みをまた焼酎で流し。お次は、ふきのとう天を
一口、違った苦みが口のなかに拡がって、またそれを
焼酎で流す。
いやあ、良いお店でした。もうちょっと食べて、飲み
たかった。マラソンがなければね。
お代わりを3本ほどもらったかなあ、さすがに明日は
マラソンである。そろそろお暇しようかな。と、言い
つつ、コンビニでちょっと冷たいものを仕込んで、
ホテルに戻って、部屋飲みで〆たのはここだけの話っ
つうことで(笑)
こんなんで、大丈夫かいな??
さて、その初マラソンとなった人吉春風マラソンの完走
証が先日郵送され、見ると正式記録は1:44:43でした(^-^)v
順位は、ハーフ一般男子部門2298人中557位でした。
100分は切りたかったなあ(>_<)
そうそう、話は長くなったが、ひょんなことから、
人吉市の副市長が会長を務める、ひとよし応援隊なる
集まりのマラソン後の懇親会に参加させて頂いたのだが、
まあ、田舎(失礼w)らしい、すさまじい宴席の様子は、
次回のお楽しみと言うことで。なにしろ、午後2時から
始まった宴会は、夜9時にさすがに持たなくなって途中
離脱したのだが、まだまだ終わる気配がなかったもんね。
どんだけのパワーの持ち主たちなんだか。
マスカットと言うスナック(なつかしー響き♪)で開催された
のだが、カラオケで三波春夫の俵星玄蕃をフルバージョン
で聴いたのは、生まれてこの方初めてである。歌う方も
すげータフだと思うが、聴かされる方も、それこそたま
ったもんぢゃあ、ないよ~www
最強の酒のつまみ 岸田屋@月島 東京
2013年02月06日
久々な再訪。調理場のオペレーションが随分とスム
ースになったせいか、長い長い行列ができることも
なくなった気がする。その日は、夕方6時過ぎにな
ってしまい、あちゃー、これは一巡目のお客さんが
出る時間までそれなりに待つかなあと思っていたが、
運よくカウンターの角っこの席が一つ空いていた。
相変わらずの店内。そして、おかあさんとむすめさん。
ご無沙汰をわびつつ、手短に近況報告なぞを。
キリンのラガーを頼み、まずはこの店のキラーコンテ
ンツの一つ煮込みをお願いする。

もう幾度となく頂いた味だが、やはりうまいのお。
ビールもそこそこに、チューハイにチェンジ!
絶好調かも(笑)
お次は、ぬた。

これだけで、もうお酒何杯も行けちゃいますよぉ~(笑)
この日は岸田屋さんに、最強の酒のつまみとお酒と、
そして、おかあさん、おねえさん。たっぷりと癒して
もらいました。あー、東京が恋しくなってしまうなあ。
ースになったせいか、長い長い行列ができることも
なくなった気がする。その日は、夕方6時過ぎにな
ってしまい、あちゃー、これは一巡目のお客さんが
出る時間までそれなりに待つかなあと思っていたが、
運よくカウンターの角っこの席が一つ空いていた。
相変わらずの店内。そして、おかあさんとむすめさん。
ご無沙汰をわびつつ、手短に近況報告なぞを。
キリンのラガーを頼み、まずはこの店のキラーコンテ
ンツの一つ煮込みをお願いする。
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もう幾度となく頂いた味だが、やはりうまいのお。
ビールもそこそこに、チューハイにチェンジ!
絶好調かも(笑)
お次は、ぬた。
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これだけで、もうお酒何杯も行けちゃいますよぉ~(笑)
この日は岸田屋さんに、最強の酒のつまみとお酒と、
そして、おかあさん、おねえさん。たっぷりと癒して
もらいました。あー、東京が恋しくなってしまうなあ。
ごま鯖で熱燗 福助@九品寺
2013年02月05日
お天気の長期予報で2月は比較的暖かになると
言っていたが、その通り熊本は1月の寒さの厳
しさとは打って変わって、暖かな日が続いている。
この間の土日なんか、お天気も良く、3月の下旬
かと感じたほどである。近所の梅も一斉に花を
付け出した。
陽気のせいで、正月明け早々に痛めた右ひざも
どうにかこうにか痛みもなくなり、熊本城マラソン
と同じ日に開かれる初マラソンとなる人吉マラソン
に、なんとか無事出られそうである。あまり走って
なかったのが、気がかりと言えば気がかりである。
まあ、なんとかなるだろう。
さて。
味噌天神での用事を済ませて、そのまま市電に
乗って街中に戻っても良かったのだが、暖かい
陽気もあって、ぶらぶら歩いてみることにした。
大通りではなく、ちょっと入り込んだ路地を
歩いてみようと思った。
九品寺に出る。ラブホが林立するエリアでも
ある訳で、ちょっと怪しい感じもするが、まだ
明るい時分でもあり、どうってことはない。
途中、地元の人なら分かるであろう、洋菓子屋
の工場があり、こんなとこでやってるんだ、と
小さな発見もあったりして、あっちへふらふら
こっちへふらふらの散策歩きは楽しいもんだ。
白川の堤防に出る直前の一角に、まさに昭和を
感じさせる飲食店が点在する場所がある。丁度、
おかあさんがのれんを出して、提灯に明かりを
灯したばかりの店のところを通りかかった。

渋い。渋すぎる。しかし、そそられる(笑)
強い磁場に引き寄せられるように店内へ(大げさw
カウンター主体の、10人ぐらいが座れそうな、
奥には小さな小上がりがあるようないたって普通の
お店である。カウンター手前には、串を打った
焼き物が並べられ、奥の方に四角いあでん鍋が、
すでにゆらゆらと湯気を立ち上らせている。
こういうお店が、熊本で、ありそうで、なかなか
見つからないんだよね。それでも、少しずつ開拓
してきてはいたのだが、その意味では、この福助
さん、実に貴重と言うか、自分的には、ヒット!
と小さくガッツしたくなるお店ですよ。
どうやらおかあさん一人で切り盛りしているよう。
まずは、ビールをもらうのだが、〇サヒだけでは
なくて、キリ〇や、エ〇スがあるのが、好感が
持てる。で、キリンのクラシックラガーを。
最初の一杯だけは、注いでくれるようですね。
お疲れ様、頂きます。ぐび、ぐび、ぐび~!
ぷっは~、いやあ、やはりこれですな。これ
ですよ。スターターは。雨が降ろうが雪が
降ろうが、まずは、これに限る。
すると、おかあさんが、お通しどうぞと。出された
のが太刀魚の煮つけ。ホワイトボードに今日の
肴が書かれているのだが、魚系にもそれなりに
力を入れているようで、いきなりお通しからだもん、
この点も好感度高し。
と言うことで、ごま鯖と熊本のお酒れいざんをお燗
でもらうことにする。
聞くところによると、お店は平成元年から始めて、
24年になると言う。丸顔のどこか憎めない、愛嬌
のあるお顔のおかあさんが言う。壁にかかったテレビ
を眺めては、取り留めもない世間話をしながら、まっ
たりとした時間が過ぎて行く。24年の年月と言うも
のの気配が、お店全体に染み付いて、それが一種落ち
着いた気分を与えてくれ、実に心地よい。
さあ、もう一本お酒をもらおうかな。
肴は、刺身系がものにもよるが600~700円、
おでんが一本100円から、焼き物もあり、ニラ玉
450円とかのんべには、これまたうれしい一品も
のもあり、財布にも優しいお店ですね。入口に「カレー
あると」書かれた札が下がっていたが、どんな味わい
なのか、気になるところです。
言っていたが、その通り熊本は1月の寒さの厳
しさとは打って変わって、暖かな日が続いている。
この間の土日なんか、お天気も良く、3月の下旬
かと感じたほどである。近所の梅も一斉に花を
付け出した。
陽気のせいで、正月明け早々に痛めた右ひざも
どうにかこうにか痛みもなくなり、熊本城マラソン
と同じ日に開かれる初マラソンとなる人吉マラソン
に、なんとか無事出られそうである。あまり走って
なかったのが、気がかりと言えば気がかりである。
まあ、なんとかなるだろう。
さて。
味噌天神での用事を済ませて、そのまま市電に
乗って街中に戻っても良かったのだが、暖かい
陽気もあって、ぶらぶら歩いてみることにした。
大通りではなく、ちょっと入り込んだ路地を
歩いてみようと思った。
九品寺に出る。ラブホが林立するエリアでも
ある訳で、ちょっと怪しい感じもするが、まだ
明るい時分でもあり、どうってことはない。
途中、地元の人なら分かるであろう、洋菓子屋
の工場があり、こんなとこでやってるんだ、と
小さな発見もあったりして、あっちへふらふら
こっちへふらふらの散策歩きは楽しいもんだ。
白川の堤防に出る直前の一角に、まさに昭和を
感じさせる飲食店が点在する場所がある。丁度、
おかあさんがのれんを出して、提灯に明かりを
灯したばかりの店のところを通りかかった。
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渋い。渋すぎる。しかし、そそられる(笑)
強い磁場に引き寄せられるように店内へ(大げさw
カウンター主体の、10人ぐらいが座れそうな、
奥には小さな小上がりがあるようないたって普通の
お店である。カウンター手前には、串を打った
焼き物が並べられ、奥の方に四角いあでん鍋が、
すでにゆらゆらと湯気を立ち上らせている。
こういうお店が、熊本で、ありそうで、なかなか
見つからないんだよね。それでも、少しずつ開拓
してきてはいたのだが、その意味では、この福助
さん、実に貴重と言うか、自分的には、ヒット!
と小さくガッツしたくなるお店ですよ。
どうやらおかあさん一人で切り盛りしているよう。
まずは、ビールをもらうのだが、〇サヒだけでは
なくて、キリ〇や、エ〇スがあるのが、好感が
持てる。で、キリンのクラシックラガーを。
最初の一杯だけは、注いでくれるようですね。
お疲れ様、頂きます。ぐび、ぐび、ぐび~!
ぷっは~、いやあ、やはりこれですな。これ
ですよ。スターターは。雨が降ろうが雪が
降ろうが、まずは、これに限る。
すると、おかあさんが、お通しどうぞと。出された
のが太刀魚の煮つけ。ホワイトボードに今日の
肴が書かれているのだが、魚系にもそれなりに
力を入れているようで、いきなりお通しからだもん、
この点も好感度高し。
と言うことで、ごま鯖と熊本のお酒れいざんをお燗
でもらうことにする。
聞くところによると、お店は平成元年から始めて、
24年になると言う。丸顔のどこか憎めない、愛嬌
のあるお顔のおかあさんが言う。壁にかかったテレビ
を眺めては、取り留めもない世間話をしながら、まっ
たりとした時間が過ぎて行く。24年の年月と言うも
のの気配が、お店全体に染み付いて、それが一種落ち
着いた気分を与えてくれ、実に心地よい。
さあ、もう一本お酒をもらおうかな。
肴は、刺身系がものにもよるが600~700円、
おでんが一本100円から、焼き物もあり、ニラ玉
450円とかのんべには、これまたうれしい一品も
のもあり、財布にも優しいお店ですね。入口に「カレー
あると」書かれた札が下がっていたが、どんな味わい
なのか、気になるところです。
ちょっとした遣り取りに もつやき処い志井@博多
2013年01月30日
それって、16区の袋ですよね?わたし、パティシエ
目指してるんです。にっこりとほほ笑んでいる。
それまで、若い子にありがちな、接客にやや硬さがあり、
一所懸命なようで、それがあだになって一種のぶっきら
ぼうさを見せているような、そんな立ち振る舞いの女の子
だなあと、感じたものの、もつ焼きをほおばって、飲んで
いるうちに、その思いもいつしか薄まって、あまり気にも
留めずにいた。
ところが、会計を済まし、店を後にしようとしたところで、
あのお、と言う感じで話かけてきたのは、博多駅内にある
もつやき処い志井で働いているバイトの女の子だった。
博多に行く用事があって、その相手と話しているうちに、
そう言えば、近くに16区という有名なパティスリーの
お店があるのだと言う。地元ではいたって有名だとのこと
で、すこぶるおいしいのだが、やや小ぶりな割には値段が
結構するので、たまにしか買えないのだと、ちょっとね、
みたいな残念そうな顔をする。
せっかくだからと、その用事を済ませた後に、そのお店
に立ち寄っていくつかのケーキと言うか、焼き菓子を
買い求めた。少量の買い物だったので、大変小さくかわいい
大きさの紙袋をその日は帰るまで手にすることになった。
それを目ざとく見つけられた訳だが、おそらくパティシエ
を目指している子にしてみれば、あこがれのお店なんだろう。
そのバイトの子も、そういう表情をしていた。いつか実現
することを感じさせる顔つきでもあった訳だが。
ぜひ、頑張って素敵なパティシエ目指してね。お店も出せる
ようになれると良いね。
それだけの遣り取りに過ぎなかったのだが、どこか暖かい
気持ちになって、その日のい志井は、いつもとは違った
感慨をもたせてくれた。誰もが、たぶん夢を持って、生きて
いる。
僕の夢っていったい何だろう。
目指してるんです。にっこりとほほ笑んでいる。
それまで、若い子にありがちな、接客にやや硬さがあり、
一所懸命なようで、それがあだになって一種のぶっきら
ぼうさを見せているような、そんな立ち振る舞いの女の子
だなあと、感じたものの、もつ焼きをほおばって、飲んで
いるうちに、その思いもいつしか薄まって、あまり気にも
留めずにいた。
ところが、会計を済まし、店を後にしようとしたところで、
あのお、と言う感じで話かけてきたのは、博多駅内にある
もつやき処い志井で働いているバイトの女の子だった。
博多に行く用事があって、その相手と話しているうちに、
そう言えば、近くに16区という有名なパティスリーの
お店があるのだと言う。地元ではいたって有名だとのこと
で、すこぶるおいしいのだが、やや小ぶりな割には値段が
結構するので、たまにしか買えないのだと、ちょっとね、
みたいな残念そうな顔をする。
せっかくだからと、その用事を済ませた後に、そのお店
に立ち寄っていくつかのケーキと言うか、焼き菓子を
買い求めた。少量の買い物だったので、大変小さくかわいい
大きさの紙袋をその日は帰るまで手にすることになった。
それを目ざとく見つけられた訳だが、おそらくパティシエ
を目指している子にしてみれば、あこがれのお店なんだろう。
そのバイトの子も、そういう表情をしていた。いつか実現
することを感じさせる顔つきでもあった訳だが。
ぜひ、頑張って素敵なパティシエ目指してね。お店も出せる
ようになれると良いね。
それだけの遣り取りに過ぎなかったのだが、どこか暖かい
気持ちになって、その日のい志井は、いつもとは違った
感慨をもたせてくれた。誰もが、たぶん夢を持って、生きて
いる。
僕の夢っていったい何だろう。
今年の〆は・・・ 天保ラーメン@新市街
2012年12月27日
熊本に来てからと言うもの、帰りがけにちょっと
一杯、しかも一杯で終わらずにはしごを続け、〆
にラーメン、というパターンから、完全に脱却。
一方で、毎朝のジョギングを始めたこともあって、
体重がみるみる落ち、現在では65キロあたりを
キープしている。毎年の健康診断も、数値的に年
を追うごとに改善している。以前なら、確実に
メタボ健診の対象になっていた筈だ。
食生活と言うか、習慣の恐ろしさ、大切さを感じる
今日この頃である。
さて。
それは、何年か前に、高校の同級生が某金融機関の
熊本支店長を務め、その後本社に戻って、出張で来
熊した折り、一献とあいなった訳だが、その彼の
行きつけのお店を何軒か連れまわされた挙句に、〆
のラーメンと言うことで、来たのが天保ラーメン
さん。
熊本らしからぬ、あっさり目のスープに、しかも
焦がしニンニクも入らないラーメンだったような
おぼろげな記憶があったのだが、入口近くに置か
れた使いこまれ、年季の入った製麺機があったこと
を鮮明に覚えていた。それを指摘すると、もう厨房
内に立つこともなくなって、定位置に座り込んでいた
店主(かな?)がうれしそうに説明してくれったけか。
そんな小さな記憶が頭のどこか片隅にあったのが、
ひょんなことで頭をもたげ始めてていたのかも知れぬ。
とあるもうすぐクリスマスと言った日の夜に、その
日は福岡での用事が終わって、いささかほっとした
ことも手伝って、熊本に戻り、その足で飲み始め、
結局何軒かはしごすることになった。
ちょっと一杯のつもりだったのだがw
なぜか、久しぶりにラーメンで〆たくなって、寄った
のが、この天保ラーメンさんである。おぼろげな記憶
だが、もう深夜12時は十分に回っていただろう。
ラーメン600円を頼んで、出てきたのが、記憶に
あったこの一杯である。

見た目も記憶通りだが、一口すすったスープの味も
記憶のまま、ああ、確かにこの味だ。たった一度、
何年か前に食べただけなのに、記憶通りなのか、
すごく不思議な気がする。もしかしたら、味は
変わっているのに、記憶で食べているから同じ
ように感じるのかも知れない。
この地で28年営業したお店も、ビルの立て壊し
で移転するらしい。
ビルの立て壊しで立ち退きと言えば、大久保に
あった実に渋い居酒屋くろがねさんが、忽然と消えて
なくなってしまっていたことだ。久方ぶりに東京
に戻った折りのこと、そのお店に向かったのだが、
更地になってそこにそんな居酒屋あったことなど、
全くわからないほど、完璧に一切の痕跡も見当た
らない。しばし呆然と立ち尽くし、はっと我に
帰ったように、真向かいのヤエガキさんに入った
のだが、一遍に酔いから覚めてしまうかの思いに
囚われる。大おかみも、若おかみも、接客とは
関係のない、ゆったりとした生活を送っているの
だろうか。
ああ、まだこのラーメンやさんは、良い。場所は
変われど、営業を続けるわけだから。
年内30日まで営業を続け、明年2月に九品寺で
営業を再開するらしい。コートのポケットのなかに
ねじこまれたままの紙切れがあったのだが、それを
取り出し拡げてみると、移転のお知らせを告げる
ものだったのである。
クリスマス寒波の後は、年末年始あたりにもまた
寒波が来るらしい。そう言えば、今朝も熊本なの
に相当に寒かった。そんななか、ジョギングに
出かけたのだが、井芹川沿いのサイクリング
ロードを走っていた時、ちょうど通りかかった
新幹線が、数か所のパンタグラフのところを青白い
火花をバチバチ上げながら疾駆して行くのが見えた。
なかなか見られない光景だったのではなかろうか。
それほど、冷え込んだ朝だった。
今年も、このブログにお付き合い頂きありがとう
ございます。なかなか思うようにネタアップでき
ませんでしたが、来年はもう少し頻度を上げられる
ように頑張ろうかな。
その日のはしご酒についても、書けそうだったら
アップしようと思うけれど。越年しそう。
みなさま、どうか酔い(もとい 良い)お年をお迎え
下さいね。
僕はと言えば、酒場放浪記年越し編でも見ながら、
やはり純米酒熱燗中心に、多分、いや、きっと、のんだ
くれの年末年始になると思います(笑)なので、越年w
一杯、しかも一杯で終わらずにはしごを続け、〆
にラーメン、というパターンから、完全に脱却。
一方で、毎朝のジョギングを始めたこともあって、
体重がみるみる落ち、現在では65キロあたりを
キープしている。毎年の健康診断も、数値的に年
を追うごとに改善している。以前なら、確実に
メタボ健診の対象になっていた筈だ。
食生活と言うか、習慣の恐ろしさ、大切さを感じる
今日この頃である。
さて。
それは、何年か前に、高校の同級生が某金融機関の
熊本支店長を務め、その後本社に戻って、出張で来
熊した折り、一献とあいなった訳だが、その彼の
行きつけのお店を何軒か連れまわされた挙句に、〆
のラーメンと言うことで、来たのが天保ラーメン
さん。
熊本らしからぬ、あっさり目のスープに、しかも
焦がしニンニクも入らないラーメンだったような
おぼろげな記憶があったのだが、入口近くに置か
れた使いこまれ、年季の入った製麺機があったこと
を鮮明に覚えていた。それを指摘すると、もう厨房
内に立つこともなくなって、定位置に座り込んでいた
店主(かな?)がうれしそうに説明してくれったけか。
そんな小さな記憶が頭のどこか片隅にあったのが、
ひょんなことで頭をもたげ始めてていたのかも知れぬ。
とあるもうすぐクリスマスと言った日の夜に、その
日は福岡での用事が終わって、いささかほっとした
ことも手伝って、熊本に戻り、その足で飲み始め、
結局何軒かはしごすることになった。
ちょっと一杯のつもりだったのだがw
なぜか、久しぶりにラーメンで〆たくなって、寄った
のが、この天保ラーメンさんである。おぼろげな記憶
だが、もう深夜12時は十分に回っていただろう。
ラーメン600円を頼んで、出てきたのが、記憶に
あったこの一杯である。

見た目も記憶通りだが、一口すすったスープの味も
記憶のまま、ああ、確かにこの味だ。たった一度、
何年か前に食べただけなのに、記憶通りなのか、
すごく不思議な気がする。もしかしたら、味は
変わっているのに、記憶で食べているから同じ
ように感じるのかも知れない。
この地で28年営業したお店も、ビルの立て壊し
で移転するらしい。
ビルの立て壊しで立ち退きと言えば、大久保に
あった実に渋い居酒屋くろがねさんが、忽然と消えて
なくなってしまっていたことだ。久方ぶりに東京
に戻った折りのこと、そのお店に向かったのだが、
更地になってそこにそんな居酒屋あったことなど、
全くわからないほど、完璧に一切の痕跡も見当た
らない。しばし呆然と立ち尽くし、はっと我に
帰ったように、真向かいのヤエガキさんに入った
のだが、一遍に酔いから覚めてしまうかの思いに
囚われる。大おかみも、若おかみも、接客とは
関係のない、ゆったりとした生活を送っているの
だろうか。
ああ、まだこのラーメンやさんは、良い。場所は
変われど、営業を続けるわけだから。
年内30日まで営業を続け、明年2月に九品寺で
営業を再開するらしい。コートのポケットのなかに
ねじこまれたままの紙切れがあったのだが、それを
取り出し拡げてみると、移転のお知らせを告げる
ものだったのである。
クリスマス寒波の後は、年末年始あたりにもまた
寒波が来るらしい。そう言えば、今朝も熊本なの
に相当に寒かった。そんななか、ジョギングに
出かけたのだが、井芹川沿いのサイクリング
ロードを走っていた時、ちょうど通りかかった
新幹線が、数か所のパンタグラフのところを青白い
火花をバチバチ上げながら疾駆して行くのが見えた。
なかなか見られない光景だったのではなかろうか。
それほど、冷え込んだ朝だった。
今年も、このブログにお付き合い頂きありがとう
ございます。なかなか思うようにネタアップでき
ませんでしたが、来年はもう少し頻度を上げられる
ように頑張ろうかな。
その日のはしご酒についても、書けそうだったら
アップしようと思うけれど。越年しそう。
みなさま、どうか酔い(もとい 良い)お年をお迎え
下さいね。
僕はと言えば、酒場放浪記年越し編でも見ながら、
やはり純米酒熱燗中心に、多分、いや、きっと、のんだ
くれの年末年始になると思います(笑)なので、越年w
築地場内かとうの塩辛でほろ酔い
2012年12月17日
昨日の日曜日は、熊本では最後の一軒になって
しまった屋台のお店わかさの忘年会だった。例
のごとく市内某ホテルの宴会場を借り切って、
ママさんのご挨拶(その前に幹事役のはっちゃん
の長ーいトークに巻きが入る 笑)で会は始ま
った。
ママさん、いつまでもお元気で。お店もずっと
続けて欲しいものだ。
この会に参加するのも今回で4回目。熊本ぐらし
も来年で丸々4年。なんだかんだ言って、それ
なりの長さになりましたな。でも、お国言葉には
まだまだ慣れないよそ者でありんす。
さて。
季節のご挨拶と言うことで、築地場内のかとう
に熊本のあまーーーい!みかんを送ったところ、
お返しと言ってはなんだが、かずのことかとう
自家製の塩辛を送ってくれた。
ちょー、うれし(はあと
早速、その塩辛で燗酒を。はぁーーー、うまいのお。
土曜日仕入れた、田ノ浦のイチ押し太刀魚の刺身も
つまみながら、ぐんぐんお酒が進みますなあ。
かずのこは、お正月のおせちに。今年はおせちは
全品手作りで行こうかと思っていたが、銀座矢部
のメールを頂いていたことを思い出して、小さめの
おせちを注文した。元旦に届くらしいので、ちょっ
ぴり豪華なお正月を楽しめそうだ。お酒はもう十分
すぎるほどに調達済だし(笑)。何本かは開栓して、
味を慣らせて置かないとね。
今年も残りわずか。いくぶん緩んだ寒さも今日で終わり。
明日からはまた相当に冷え込むらしい。風邪には気を
付けて、毎朝のジョギングも年末までちゃんと続けるゾ!
2月の人吉マラソンに向けて、頑張らねば。でも、
ほどほどにしないとね。
さて、日曜日に作ったお料理は、次のとおりとあいなり
ました。
・にんじんのディップ
・魚メンチのお焼き風
・鮗の南蛮漬け
・金時豆の五目煮
・ごぼうと蓮根の金平
・冬根野菜のグラタン
(材料は、ごぼうと蓮根w)
・黒むつのアクアパッツァ
・いわしのトマト煮
・カリフラワーのマヨ和え
・なすの揚げ浸し
こんな感じだったかな。これらは翌週の肴になりますよ~。
来週はクリスマス。鶏でも焼きますかな。
しまった屋台のお店わかさの忘年会だった。例
のごとく市内某ホテルの宴会場を借り切って、
ママさんのご挨拶(その前に幹事役のはっちゃん
の長ーいトークに巻きが入る 笑)で会は始ま
った。
ママさん、いつまでもお元気で。お店もずっと
続けて欲しいものだ。
この会に参加するのも今回で4回目。熊本ぐらし
も来年で丸々4年。なんだかんだ言って、それ
なりの長さになりましたな。でも、お国言葉には
まだまだ慣れないよそ者でありんす。
さて。
季節のご挨拶と言うことで、築地場内のかとう
に熊本のあまーーーい!みかんを送ったところ、
お返しと言ってはなんだが、かずのことかとう
自家製の塩辛を送ってくれた。
ちょー、うれし(はあと
早速、その塩辛で燗酒を。はぁーーー、うまいのお。
土曜日仕入れた、田ノ浦のイチ押し太刀魚の刺身も
つまみながら、ぐんぐんお酒が進みますなあ。
かずのこは、お正月のおせちに。今年はおせちは
全品手作りで行こうかと思っていたが、銀座矢部
のメールを頂いていたことを思い出して、小さめの
おせちを注文した。元旦に届くらしいので、ちょっ
ぴり豪華なお正月を楽しめそうだ。お酒はもう十分
すぎるほどに調達済だし(笑)。何本かは開栓して、
味を慣らせて置かないとね。
今年も残りわずか。いくぶん緩んだ寒さも今日で終わり。
明日からはまた相当に冷え込むらしい。風邪には気を
付けて、毎朝のジョギングも年末までちゃんと続けるゾ!
2月の人吉マラソンに向けて、頑張らねば。でも、
ほどほどにしないとね。
さて、日曜日に作ったお料理は、次のとおりとあいなり
ました。
・にんじんのディップ
・魚メンチのお焼き風
・鮗の南蛮漬け
・金時豆の五目煮
・ごぼうと蓮根の金平
・冬根野菜のグラタン
(材料は、ごぼうと蓮根w)
・黒むつのアクアパッツァ
・いわしのトマト煮
・カリフラワーのマヨ和え
・なすの揚げ浸し
こんな感じだったかな。これらは翌週の肴になりますよ~。
来週はクリスマス。鶏でも焼きますかな。
狙いはビルの2階以上のお店 あて屋 豆福@花畑町
2012年12月13日
つい、東京にいた頃の感覚があって、お店を選ぶ
時に一階の路面店をと考えてしまうのだが、ここ
熊本は狭いエリアにぎゅっ、ぎゅっと押し込めら
るように中小の商業ビルが立ち並んだところに、
おびただしい数のお店がある訳で。
しかも、良い場所ともなるとここは東京の一等地
かと目を剥いてしまうようなテナント料を取られ
るから、そうでないところであっても、なかなか
気軽にお店を出して、しかも利益を出すと言うの
は相当に難しかろうと思わせる。
街の中心から離れるか、ビルの2階以上で、という
選択肢も出てくるだろう。札幌も路面店というより
は、ビルの階上の入っている居酒屋、お店が多かった
ことを思い出す。
最近ちょくちょく飲みに行っているお店もビルの最上
階にあるし、今まで敬遠と言うか、飛び込みで入る
のはどうか、と思っていたのだが、狙い目はビルの
2階以上のお店はありだと最近気が付いた。
そう思っているところに、たまたま目にしたタウン誌
に載っていたのが、あて屋 豆福さん。コース料理
主体ではなく、肴をいくつか選んで、まったり飲める
ようなお店として紹介されていた。ビルの4階にある
と言う。
おそるおそる覗いてみる。
こんばんは~。カウンター主体のお店のようで、僕
好み。しとり2次会だったので、漬物の盛り合わせに
純米酒いづみ橋を熱燗で。この地で、いづみ橋を置いて
あるお店はここが初めてだ。それ以外にも、お酒には
力を入れているようで、再訪必至だ。
店主(女性)とお手伝いさん(男性)と、他愛もない
話をしつつ、お酒をもう一本頂くことにする。
宣伝しますから、と言って無理やり(笑)撮らせて
もらったのが、この一枚。

ごちそうさまでした。今度お邪魔するときは、おススメ
のお通しセット(だったかな?肴をちょびちょびと何品
か出してくれるスタイルらしい)で、熱燗ぐびぐび行き
たいものだ。まったり感のあるお店は居心地が良い。
時に一階の路面店をと考えてしまうのだが、ここ
熊本は狭いエリアにぎゅっ、ぎゅっと押し込めら
るように中小の商業ビルが立ち並んだところに、
おびただしい数のお店がある訳で。
しかも、良い場所ともなるとここは東京の一等地
かと目を剥いてしまうようなテナント料を取られ
るから、そうでないところであっても、なかなか
気軽にお店を出して、しかも利益を出すと言うの
は相当に難しかろうと思わせる。
街の中心から離れるか、ビルの2階以上で、という
選択肢も出てくるだろう。札幌も路面店というより
は、ビルの階上の入っている居酒屋、お店が多かった
ことを思い出す。
最近ちょくちょく飲みに行っているお店もビルの最上
階にあるし、今まで敬遠と言うか、飛び込みで入る
のはどうか、と思っていたのだが、狙い目はビルの
2階以上のお店はありだと最近気が付いた。
そう思っているところに、たまたま目にしたタウン誌
に載っていたのが、あて屋 豆福さん。コース料理
主体ではなく、肴をいくつか選んで、まったり飲める
ようなお店として紹介されていた。ビルの4階にある
と言う。
おそるおそる覗いてみる。
こんばんは~。カウンター主体のお店のようで、僕
好み。しとり2次会だったので、漬物の盛り合わせに
純米酒いづみ橋を熱燗で。この地で、いづみ橋を置いて
あるお店はここが初めてだ。それ以外にも、お酒には
力を入れているようで、再訪必至だ。
店主(女性)とお手伝いさん(男性)と、他愛もない
話をしつつ、お酒をもう一本頂くことにする。
宣伝しますから、と言って無理やり(笑)撮らせて
もらったのが、この一枚。

ごちそうさまでした。今度お邪魔するときは、おススメ
のお通しセット(だったかな?肴をちょびちょびと何品
か出してくれるスタイルらしい)で、熱燗ぐびぐび行き
たいものだ。まったり感のあるお店は居心地が良い。