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Posted by おてもやん at

湯船越しに滝を望む 山口旅館@垂玉温泉 南阿蘇

2010年05月20日

まだ阿蘇はたけのこが掘れるよ、と言う。このまえ、さんざっぱら
掘り返して、堪能しつくした筈なのに。またもやいそいそと阿蘇に
繰り出すことに。自宅から車で30分ちょっと、ですからね。ちょっと
掘ってくるか、みたいなノリになってしまいます。

お天気がくずれると天気予報は伝えていたのだが、そんな気配
はどこへやら、絶好のたけのこ掘り日和に。鍬をふるっているうち
に汗が噴き出すような陽気になりました。さすがに、数は取れませ
んでしたが、それでも7~8本ぐらいにはなりましたよ。全部、
料理しまくって、食べきりましたけどね。もう、当分たけのこは
良いかも(笑)

お邪魔した竹林の場所は阿蘇の北側にある内牧と言うところに
あり、そこには昔から栄えた内牧温泉があって、100円の立ち寄り
湯がいくつかある。

で、行ってみた。

確かに、昔は栄えたらしい、温泉街の佇まい。風情?と言うより、
超さびれ感が漂い過ぎて、ちょっとやヴぁいよ、これは。

良さ気なところが、きっとあるに違いない、そうきっと、みたくぐるっと
一帯を回ってみたものの、いくつか立ち寄り湯のところまで行っては
みたものの。むむむ、と腕を組んでしまい。

結局、南阿蘇の方に行って、垂玉温泉に行くことにあいなりました。

こちらには、山口旅館と言う一軒宿があるのだが、日中11時から15時
の間だけ、立ち寄り湯をひとり600円で楽しむことができる。いくつかの
お風呂があって、露天もあるのだが、そこは宿泊客のみ利用可となって
いる。

先客が一人いたものの、サウナにおこもりりょうぞう(ふるっ 笑)状態で
大きな湯船を一人占め。お湯は硫黄臭はするのだが、体へのあたりは
柔らかい方だろうか。いつも行っている宝の湯のような炭酸泉との違い
が良く分かって面白い。やや熱めなので、じっくり浸かっては、上がって
体を冷やす、を繰り返さないと湯あたりがしそうかと思い、なんどか湯船
に腰をかけた。

こちらの温泉は山間の渓谷沿いにあるため、湯船からの眺めが実に良い
のだ。

湯船越しに滝を望みながら、ふと視線を上げると、眼前にせまってくる山
の緑がフレッシュな気分にさせてくれる。これなら600円もけっして高くは
ないか、と思う。お風呂もそうだけれど、旅館自体の佇まいが、なんか
良いのだ。

温泉の後、またもやパンを買うためにめるころさんに寄って、大量買い(笑)
道沿いにこじゃれたお店、おそばやさんが目につく南阿蘇の方が、人気が
あるのが分かりますね。内牧は、そうとうに頑張んないと、いけないような
気がしたのだが、それって僕だけだろうか?

帰宅後、たけのこ茹で、料理三昧で、ある日の日曜日はめでたく暮れて
行くのでありました。

そうそう、ようやくしぶとい風邪が抜けてきそうですよ。明日は何日かぶり
に朝ジョグいけそうですよ。  


Posted by こむこむ at 19:58Comments(2)温泉記

露天風呂でシエスタ 宝の湯@植木

2009年12月28日

熊本に移り住んでからと言うもの、近場の温泉、と言っても
大衆浴場があるようなところに、週末ともなるといそいそと
出かけてきたが、最近のお気に入りは宝の湯さん。

自宅から車で20~30分ほどで着くような場所にあるのだが、
炭酸泉だからなのか、とにかく湯あたりがやさしくて、ぬるめ
なこともあって、何時間でも入っていられるのが実に気持ちが
良い。入浴料が200円と言うのも懐にやさしい。

広めの露天風呂の縁石のところに、タオルを敷いてそれを
枕に頭を乗せて、湯船のなかで体を浮かせるように、ゆらゆら
揺られているうちに、うとうとまどろんで行く。冷たい空気が
小さな風になってさあっと顔をなでて行く。昨日までの、気が
滅入りそうな曇天が、久々のお天気になり、陽射しがその
冷たい風をあたたかな雰囲気に変えている。

ふと、目を体に向けると、炭酸の泡が体全体にまとわりついて
いるのが見える。それを手でさっとなぜるようにこすると、泡が
一斉に浮き上がり、そして、陽の光できらきらゆらめている
湯面まで立ち上ると次々に弾け飛んだ。

そうして疲れを取りながら、さて今週は何を作ろうか思いを
めぐらす。前日に買い込んだ食材を思い出しながらこういう
ひと時が楽しい時間だったりする。

昨日、田崎市場で買ったあおさは、今朝の味噌汁の具に
してみたら実においしかった。これを、出汁で伸ばして、
お酒、みりん、醤油で淡く味付けをして、片栗でゆるめに
とろみを付けたところに、粉をふるって揚げたサトイモを
浸してみたらどうだろうか。サトイモの白い断面にあおさ
の深緑が良いコントラストになった色合いがまざまざと
浮かんでくる。

そして、今晩の楽しみは、もう今年最後の水揚げと言われた
シロアマダイ。これをしゃぶしゃぶで自家製ポン酢で頂くと、この
上もない幸せのように感じる筈だ。もちろん、皮目をあぶった
刺身も絶品に違いない。合わせる日本酒も、どれにするのが
良いのか、さてさてとてもぜいたくな悩みとも言える。

それにマテ貝。とっても活きの良いもので、キロなんと800円。
即買いであった。それを酒蒸しにして、マリネにしようと思う。
蕪とラディッシュを薄く切って、青みも欲しいので、まだパリパリの
葉っぱのところを刻んで、塩を振って置く。水気を切る。

マリネ液は、玉ねぎとにんにくのすりおろしに、塩を加え、さっぱりと
した感じにしたいので林檎酢を加え、油はナッツ系の香りが良いよう
に思え、ピーナツ油をすこしずつ加えながら乳化させたものでざっくり
と合えた。

そこにこの地のこの季節ならではの、晩白柚の身を粗くほぐした
ものを加えて、さらに彩りとフルーツの軽快な味わいをプラスする
ことにしたのである。これは、目も楽しく我ながら納得の一品に
なった。

今年もあとわずか。今朝も星空の下をジョギングしながら、来年は
またどのようなことが待ち受けているのか、わくわくするような気持ち
が起こってくる。ジョギングが終わる頃に、ようやっと寒い朝が白み
かけ遅い一日の始まりを告げていた。

  


Posted by こむこむ at 13:52Comments(2)温泉記

風に吹かれて露天風呂 亀の甲温泉@菊池市泗水町

2009年09月03日

すこしばかり温泉ネタでも書きましょうか。

熊本県北部の方には大小様々な温泉が点在しており、
それらは鄙びたなかにも、良い泉質を持つものが多く、
源泉かけながしのせいなのか、40度に満たないぬるめ
のため、長湯が楽しめる。これが、東京の、例えば銭湯
だったら、とてもそんな長い間風呂につかっていたらば、
間違いなく湯あたりしてしまうであろう。

週末は、そのどこかに行って、疲れと汗を流して、自宅
縁側でプハー!!が楽しみのひとつになっている。炭火
を熾して、一夜干しや、タンやはつ、ミノなんかのホルモン
系をあぶって飲み進めるとたまらない。

熊本には、東京で言うモツ焼きやさんがなく、またピーホツ
などのタンサン系の飲み物もほとんど見かけることもない
ため、それならばと自宅でモツ焼きにピーホツ(えーっと、
キンミヤも見かけないので、通販で購入するしかないん
ですよ。)で行くことにした、というかそうするように決めた
と言った方が正解か。店探しはとうの昔にあきらめていた。

ただしそうは言っても、カシラ、フワ、チレなんかは
さすがに入手できるルートは未だ開拓できていないし、
ミソだれ開発にも着手できていない。あーあ、本所吾妻橋
わかば、野方秋元屋、中野石松etc いきてーーーー!!

おっと、温泉ネタでしたね。どうにもこうにも、底抜け脱線
ゲーム(ふるーーーー!)になってしまいますなあ。

地元の方にも聞いたりして、なかなか良いよと言われた
のが、この亀の甲温泉

入ると右手に5人程度が座れる洗い場があり、左手に
内湯が一つ、露天風呂が一つ。こじんまりとしているが
ここのお湯も実に良い。くせがなく、いつまでも入っていられる
気がする。内湯でじっくり体をあっためた後、露天でぼんやり。

まだまだ夏のような暑さのなかだが、ときおり吹き通る
風が心地よい。もう秋はすぐそこまで来ているよなあ。  


Posted by こむこむ at 13:20Comments(5)温泉記