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Posted by おてもやん at

今年の〆は・・・ 天保ラーメン@新市街

2012年12月27日

熊本に来てからと言うもの、帰りがけにちょっと
一杯、しかも一杯で終わらずにはしごを続け、〆
にラーメン、というパターンから、完全に脱却。

一方で、毎朝のジョギングを始めたこともあって、
体重がみるみる落ち、現在では65キロあたりを
キープしている。毎年の健康診断も、数値的に年
を追うごとに改善している。以前なら、確実に
メタボ健診の対象になっていた筈だ。

食生活と言うか、習慣の恐ろしさ、大切さを感じる
今日この頃である。

さて。

それは、何年か前に、高校の同級生が某金融機関の
熊本支店長を務め、その後本社に戻って、出張で来
熊した折り、一献とあいなった訳だが、その彼の
行きつけのお店を何軒か連れまわされた挙句に、〆
のラーメンと言うことで、来たのが天保ラーメン
さん。

熊本らしからぬ、あっさり目のスープに、しかも
焦がしニンニクも入らないラーメンだったような
おぼろげな記憶があったのだが、入口近くに置か
れた使いこまれ、年季の入った製麺機があったこと
を鮮明に覚えていた。それを指摘すると、もう厨房
内に立つこともなくなって、定位置に座り込んでいた
店主(かな?)がうれしそうに説明してくれったけか。

そんな小さな記憶が頭のどこか片隅にあったのが、
ひょんなことで頭をもたげ始めてていたのかも知れぬ。

とあるもうすぐクリスマスと言った日の夜に、その
日は福岡での用事が終わって、いささかほっとした
ことも手伝って、熊本に戻り、その足で飲み始め、
結局何軒かはしごすることになった。

ちょっと一杯のつもりだったのだがw

なぜか、久しぶりにラーメンで〆たくなって、寄った
のが、この天保ラーメンさんである。おぼろげな記憶
だが、もう深夜12時は十分に回っていただろう。

ラーメン600円を頼んで、出てきたのが、記憶に
あったこの一杯である。


見た目も記憶通りだが、一口すすったスープの味も
記憶のまま、ああ、確かにこの味だ。たった一度、
何年か前に食べただけなのに、記憶通りなのか、
すごく不思議な気がする。もしかしたら、味は
変わっているのに、記憶で食べているから同じ
ように感じるのかも知れない。

この地で28年営業したお店も、ビルの立て壊し
で移転するらしい。

ビルの立て壊しで立ち退きと言えば、大久保に
あった実に渋い居酒屋くろがねさんが、忽然と消えて
なくなってしまっていたことだ。久方ぶりに東京
に戻った折りのこと、そのお店に向かったのだが、
更地になってそこにそんな居酒屋あったことなど、
全くわからないほど、完璧に一切の痕跡も見当た
らない。しばし呆然と立ち尽くし、はっと我に
帰ったように、真向かいのヤエガキさんに入った
のだが、一遍に酔いから覚めてしまうかの思いに
囚われる。大おかみも、若おかみも、接客とは
関係のない、ゆったりとした生活を送っているの
だろうか。

ああ、まだこのラーメンやさんは、良い。場所は
変われど、営業を続けるわけだから。

年内30日まで営業を続け、明年2月に九品寺で
営業を再開するらしい。コートのポケットのなかに
ねじこまれたままの紙切れがあったのだが、それを
取り出し拡げてみると、移転のお知らせを告げる
ものだったのである。

クリスマス寒波の後は、年末年始あたりにもまた
寒波が来るらしい。そう言えば、今朝も熊本なの
に相当に寒かった。そんななか、ジョギングに
出かけたのだが、井芹川沿いのサイクリング
ロードを走っていた時、ちょうど通りかかった
新幹線が、数か所のパンタグラフのところを青白い
火花をバチバチ上げながら疾駆して行くのが見えた。

なかなか見られない光景だったのではなかろうか。
それほど、冷え込んだ朝だった。

今年も、このブログにお付き合い頂きありがとう
ございます。なかなか思うようにネタアップでき
ませんでしたが、来年はもう少し頻度を上げられる
ように頑張ろうかな。

その日のはしご酒についても、書けそうだったら
アップしようと思うけれど。越年しそう。

みなさま、どうか酔い(もとい 良い)お年をお迎え
下さいね。

僕はと言えば、酒場放浪記年越し編でも見ながら、
やはり純米酒熱燗中心に、多分、いや、きっと、のんだ
くれの年末年始になると思います(笑)なので、越年w  


Posted by こむこむ at 18:50Comments(4)ボヘミアン記

築地場内かとうの塩辛でほろ酔い

2012年12月17日

昨日の日曜日は、熊本では最後の一軒になって
しまった屋台のお店わかさの忘年会だった。例
のごとく市内某ホテルの宴会場を借り切って、
ママさんのご挨拶(その前に幹事役のはっちゃん
の長ーいトークに巻きが入る 笑)で会は始ま
った。

ママさん、いつまでもお元気で。お店もずっと
続けて欲しいものだ。

この会に参加するのも今回で4回目。熊本ぐらし
も来年で丸々4年。なんだかんだ言って、それ
なりの長さになりましたな。でも、お国言葉には
まだまだ慣れないよそ者でありんす。

さて。

季節のご挨拶と言うことで、築地場内のかとう
に熊本のあまーーーい!みかんを送ったところ、
お返しと言ってはなんだが、かずのことかとう
自家製の塩辛を送ってくれた。

ちょー、うれし(はあと

早速、その塩辛で燗酒を。はぁーーー、うまいのお。
土曜日仕入れた、田ノ浦のイチ押し太刀魚の刺身も
つまみながら、ぐんぐんお酒が進みますなあ。

かずのこは、お正月のおせちに。今年はおせちは
全品手作りで行こうかと思っていたが、銀座矢部
のメールを頂いていたことを思い出して、小さめの
おせちを注文した。元旦に届くらしいので、ちょっ
ぴり豪華なお正月を楽しめそうだ。お酒はもう十分
すぎるほどに調達済だし(笑)。何本かは開栓して、
味を慣らせて置かないとね。

今年も残りわずか。いくぶん緩んだ寒さも今日で終わり。
明日からはまた相当に冷え込むらしい。風邪には気を
付けて、毎朝のジョギングも年末までちゃんと続けるゾ!

2月の人吉マラソンに向けて、頑張らねば。でも、
ほどほどにしないとね。

さて、日曜日に作ったお料理は、次のとおりとあいなり
ました。

・にんじんのディップ
・魚メンチのお焼き風
・鮗の南蛮漬け
・金時豆の五目煮
・ごぼうと蓮根の金平
・冬根野菜のグラタン
(材料は、ごぼうと蓮根w)
・黒むつのアクアパッツァ
・いわしのトマト煮
・カリフラワーのマヨ和え
・なすの揚げ浸し

こんな感じだったかな。これらは翌週の肴になりますよ~。

来週はクリスマス。鶏でも焼きますかな。  


Posted by こむこむ at 18:13Comments(2)ボヘミアン記

狙いはビルの2階以上のお店 あて屋 豆福@花畑町

2012年12月13日

つい、東京にいた頃の感覚があって、お店を選ぶ
時に一階の路面店をと考えてしまうのだが、ここ
熊本は狭いエリアにぎゅっ、ぎゅっと押し込めら
るように中小の商業ビルが立ち並んだところに、
おびただしい数のお店がある訳で。

しかも、良い場所ともなるとここは東京の一等地
かと目を剥いてしまうようなテナント料を取られ
るから、そうでないところであっても、なかなか
気軽にお店を出して、しかも利益を出すと言うの
は相当に難しかろうと思わせる。

街の中心から離れるか、ビルの2階以上で、という
選択肢も出てくるだろう。札幌も路面店というより
は、ビルの階上の入っている居酒屋、お店が多かった
ことを思い出す。

最近ちょくちょく飲みに行っているお店もビルの最上
階にあるし、今まで敬遠と言うか、飛び込みで入る
のはどうか、と思っていたのだが、狙い目はビルの
2階以上のお店はありだと最近気が付いた。

そう思っているところに、たまたま目にしたタウン誌
に載っていたのが、あて屋 豆福さん。コース料理
主体ではなく、肴をいくつか選んで、まったり飲める
ようなお店として紹介されていた。ビルの4階にある
と言う。

おそるおそる覗いてみる。

こんばんは~。カウンター主体のお店のようで、僕
好み。しとり2次会だったので、漬物の盛り合わせに
純米酒いづみ橋を熱燗で。この地で、いづみ橋を置いて
あるお店はここが初めてだ。それ以外にも、お酒には
力を入れているようで、再訪必至だ。

店主(女性)とお手伝いさん(男性)と、他愛もない
話をしつつ、お酒をもう一本頂くことにする。

宣伝しますから、と言って無理やり(笑)撮らせて
もらったのが、この一枚。


ごちそうさまでした。今度お邪魔するときは、おススメ
のお通しセット(だったかな?肴をちょびちょびと何品
か出してくれるスタイルらしい)で、熱燗ぐびぐび行き
たいものだ。まったり感のあるお店は居心地が良い。  


Posted by こむこむ at 19:15Comments(2)ボヘミアン記