球磨焼酎28蔵勢ぞろい 立ち飲み処 かく太郎@熊本駅
2010年02月24日
昼酒できる店皆無と思っていた熊本で、なんと午後3時から
やっているところを熊本駅で発見しました。
う、うれし(笑)
ただし、ご存じないかも知れないが、熊本駅と言うのが、市内
からやや離れた場所にあって、そこが難点。市電に乗っても、
市内まで20分程度はかかってしまう。都会にいれば移動に
20分は普通な感覚だが、田舎ではその20分が実に長く、遠く
感じてしまうのが不思議と言えば不思議。
夕方近く熊本駅方面に出かけ、用事も終わったので、せっかく
ですから、立ち飲み処 かく太郎さんに潜入してみることに。
入ると、夕方とは言え早い時間なのか、お客さんは皆無ですね。
立ち飲みとは言いながら椅子がしっかりとあって、まあ、座って
飲むのも悪くはないか。
入口に球磨焼酎28蔵勢ぞろいとのことで、いろいろ楽しめそう
なのがうれしいですね。全品制覇のためには何度か通わないと
いけませんな。
さて、カウンターに席を取り、お店のおにいさんに生ビール350円
を頼んで、まずはお疲れちゃーーーーーん!!ぐび、ぐび、ぷはー。
くううう、これですな、なにはともあれ、これですよ。
アテは、だいたい200~300円と実に良心的。串揚げが一本
150円から、おでんは1個100円ですから、電車待ちで短時間で
さくっと飲むのも良さそうかも。でも、飲み過ぎて、電車に乗るのも
危険な香りがする。そう言えば、いつも顔を出している屋台の
お客さんが、その昔鹿児島駅にまで寝過して、翌朝一番の電車で
戻ったことがあるって言ってましたね。
アテはなににしようかなあ。一文字ぐるぐる、からし蓮根、馬刺し
なんかがあるのは実に熊本的ですね。おすすめと言うほるもん
煮込み400円に、一文字ぐるぐる300円をもらいましょうか。
お酒も焼酎に切り替える。まずは繊月あたりから。軽めのアタック
のお酒でゆるゆると始めることにしましょう。営業は0時まで、日曜
もやっているので、使い勝手は良さそうかも。
立ち飲み処 かく太郎
TEL 096-212-5885
住所 熊本県熊本市春日3-15-1 フレスタ熊本 1F
交通手段 JR「熊本駅」下車すぐ
バス、市電2号系「熊本駅前」下車駅ビルへ徒歩1分
営業時間 15:00~翌0:00
夜10時以降入店可、日曜営業
やっているところを熊本駅で発見しました。
う、うれし(笑)
ただし、ご存じないかも知れないが、熊本駅と言うのが、市内
からやや離れた場所にあって、そこが難点。市電に乗っても、
市内まで20分程度はかかってしまう。都会にいれば移動に
20分は普通な感覚だが、田舎ではその20分が実に長く、遠く
感じてしまうのが不思議と言えば不思議。
夕方近く熊本駅方面に出かけ、用事も終わったので、せっかく
ですから、立ち飲み処 かく太郎さんに潜入してみることに。
入ると、夕方とは言え早い時間なのか、お客さんは皆無ですね。
立ち飲みとは言いながら椅子がしっかりとあって、まあ、座って
飲むのも悪くはないか。
入口に球磨焼酎28蔵勢ぞろいとのことで、いろいろ楽しめそう
なのがうれしいですね。全品制覇のためには何度か通わないと
いけませんな。
さて、カウンターに席を取り、お店のおにいさんに生ビール350円
を頼んで、まずはお疲れちゃーーーーーん!!ぐび、ぐび、ぷはー。
くううう、これですな、なにはともあれ、これですよ。
アテは、だいたい200~300円と実に良心的。串揚げが一本
150円から、おでんは1個100円ですから、電車待ちで短時間で
さくっと飲むのも良さそうかも。でも、飲み過ぎて、電車に乗るのも
危険な香りがする。そう言えば、いつも顔を出している屋台の
お客さんが、その昔鹿児島駅にまで寝過して、翌朝一番の電車で
戻ったことがあるって言ってましたね。
アテはなににしようかなあ。一文字ぐるぐる、からし蓮根、馬刺し
なんかがあるのは実に熊本的ですね。おすすめと言うほるもん
煮込み400円に、一文字ぐるぐる300円をもらいましょうか。
お酒も焼酎に切り替える。まずは繊月あたりから。軽めのアタック
のお酒でゆるゆると始めることにしましょう。営業は0時まで、日曜
もやっているので、使い勝手は良さそうかも。
立ち飲み処 かく太郎
TEL 096-212-5885
住所 熊本県熊本市春日3-15-1 フレスタ熊本 1F
交通手段 JR「熊本駅」下車すぐ
バス、市電2号系「熊本駅前」下車駅ビルへ徒歩1分
営業時間 15:00~翌0:00
夜10時以降入店可、日曜営業
大阪の立ち飲みはええわー 岡室酒店直売所 京橋@大阪
2010年02月24日
さて。阿倍野の明治屋さんを後にして、市電の走る道を天王寺まで
てくてく歩く。さほどの距離でもなく、天王寺から目指すは立ち飲み
やが立ち並ぶ京橋へ。
東京にいる頃は、京橋と聞くと、東京駅からほど近いところにある
オフィス街というイメージが沸くが、美術関係のお店が多いのにも
何度かそのエリアを歩いた時に気が付いたことがある。立原正秋
は古美術に相当の興味を持ったようだが、そのエッセイかなんだ
かに京橋の美術商のところに出入りして、なかなか目にすることが
できないものを見た、と書いてあったっけ。
ええっと。京橋でしたね、京橋。ところが、大阪の京橋は、その
イメージとはまったくかけ離れていて、僕の場合その方が良かった
りするのだが。駅を降り立つと、立ち飲み銀座があると言うのに
ふさわしく、すぐ見えるのが黄色いのれんのかかった浪速サラリーマン
御用達立ち飲み『まつい』が目に入る。二度付け禁止の串カツ
が実においしそうだが、まずは駅周辺を探索。鼻がひくひくと、
どの店が良さそうか、嗅覚活動開始~(笑)
いやあ、良い雰囲気ですなあ。呼び込みのおねえさん、おにいさん
のまた多いこと。おねえさん見ながら、嗅覚活動を急きょストップ
しかけた鼻の下が、びろろーーーーん!と伸びかける。
おっと、いけねえ。
ひとしきり探索した後(どの店にするかは、とっても慎重なのだ)、
まずは気になった岡室さんへ。店のなかを覗こうとしたら、カウンタ
ーのなかから、店主だろうか。なかにどんぞ!と手招きしている。
釣られるようになかに入るが、カウンターは7~8部の入りで、
普通に場所を決めることができた。
ビール下さい。あいよ!!威勢の良い返事とともに瓶ビールが
出される。店主はしきりに常連さんと話しているが、ノリの良い
大阪弁トークがさく裂中で、それを聞いているだけでも笑いに
誘われ、なごやかな雰囲気に包まれる。お酒をすでにそこそこ
飲んでいるので、よっぱな感じなのだが、トークもさく裂しまくって
いるのだが、目だけは店内のお客さんや店の前を通りかかる
人の動きに気を配るように向けている。
こういう活気、実に良いなあ。熊本では、なかなかこういう雰囲気に
出あえずにいるので、思いっきり浸りたくなる。
こうして、立ち飲み銀座探索は夜遅くまで続くのであった。
(続きはのちほど)
てくてく歩く。さほどの距離でもなく、天王寺から目指すは立ち飲み
やが立ち並ぶ京橋へ。
東京にいる頃は、京橋と聞くと、東京駅からほど近いところにある
オフィス街というイメージが沸くが、美術関係のお店が多いのにも
何度かそのエリアを歩いた時に気が付いたことがある。立原正秋
は古美術に相当の興味を持ったようだが、そのエッセイかなんだ
かに京橋の美術商のところに出入りして、なかなか目にすることが
できないものを見た、と書いてあったっけ。
ええっと。京橋でしたね、京橋。ところが、大阪の京橋は、その
イメージとはまったくかけ離れていて、僕の場合その方が良かった
りするのだが。駅を降り立つと、立ち飲み銀座があると言うのに
ふさわしく、すぐ見えるのが黄色いのれんのかかった浪速サラリーマン
御用達立ち飲み『まつい』が目に入る。二度付け禁止の串カツ
が実においしそうだが、まずは駅周辺を探索。鼻がひくひくと、
どの店が良さそうか、嗅覚活動開始~(笑)
いやあ、良い雰囲気ですなあ。呼び込みのおねえさん、おにいさん
のまた多いこと。おねえさん見ながら、嗅覚活動を急きょストップ
しかけた鼻の下が、びろろーーーーん!と伸びかける。
おっと、いけねえ。
ひとしきり探索した後(どの店にするかは、とっても慎重なのだ)、
まずは気になった岡室さんへ。店のなかを覗こうとしたら、カウンタ
ーのなかから、店主だろうか。なかにどんぞ!と手招きしている。
釣られるようになかに入るが、カウンターは7~8部の入りで、
普通に場所を決めることができた。
ビール下さい。あいよ!!威勢の良い返事とともに瓶ビールが
出される。店主はしきりに常連さんと話しているが、ノリの良い
大阪弁トークがさく裂中で、それを聞いているだけでも笑いに
誘われ、なごやかな雰囲気に包まれる。お酒をすでにそこそこ
飲んでいるので、よっぱな感じなのだが、トークもさく裂しまくって
いるのだが、目だけは店内のお客さんや店の前を通りかかる
人の動きに気を配るように向けている。
こういう活気、実に良いなあ。熊本では、なかなかこういう雰囲気に
出あえずにいるので、思いっきり浸りたくなる。
こうして、立ち飲み銀座探索は夜遅くまで続くのであった。
(続きはのちほど)
ふきみそでついーっ
2010年02月22日
日曜日。いつものように午前中はお料理三昧の後、近所の温泉で
まったり過ごし、それから自宅の縁側で七輪での炭火焼きタイム。
この日は、チヌ鯛&シマ鯵のカマの塩焼きで、ぷはー!!
最近、それなりに魚を買い込んでさばくのだが、中骨は素焼きにして
しゃぶしゃぶ用のお出汁にし、皮やうろこは揚げて、すきとった腹骨や
頭なんかは粗炊きにし、大きい魚のレバーやハツ、胃袋あたりは
ホルモン焼きとして七輪炭火タイムに登場させたり、もう捨てるのは
内臓の一部とエラぐらいで本当にゴミが昔と比べると格段に少なく
なった。タイのヒレは乾して、ヒレ酒も楽しい。これを教えてくれたのは
田崎市場にある古閑鮮魚さんの専務さん。本当においしく魚を食べる
術を教えてもらって感謝、感謝。
昼下がりのぷはータイムが終わって、夕方近所をお散歩に。
なんとなく足が向いて、お家の裏庭みたいな小道を歩いていると、
足元にふきのとうが生えているのに気が付いた。まだ、蕾の開き
かけていないものが、そこここに見える。誰かの敷地でもなさそう
かと、いくつか摘み取って。
家に戻って、さっそくふきみそにしようと、まずはじゃぶじゃぶと
水洗い。採りたてなので、えぐみが出ていないだろうから、その
ままフライパンに油を引き、水を切りざく切りにしたふきのとう
を炒める。
酒を振り入れ、出汁を加えて、甘みを出すためみりんを加えて、
合わせ味噌を加えて、水分が程良く飛ぶまで炒りつける。香り
付け程度に醤油をひと垂らしして出来上がり。
あつあつを舐めて、純米熱燗でついーっ。う、うんまい。春の
香りが口のなかや鼻腔に拡がって。あちらこちらの軒先に
白梅、紅梅に、桃の花の盛りを愛でながら、そう言えば、
散歩のときに、うぐいすの鳴き声を耳にしたことを思い出す。
そう言えば、この頃には大塚江戸一にもふきみそのお品
書きの板がかけられているだろう。おそらく、のれそれなんか
も加わっている筈だ。
もうすぐ3月。春の足音がしっかりと聞こえてくるようになった
感がある。そして、熊本に移り住んでちょうど1年が経った勘定
になるが、ちょうど1年前には75キロほどあった体重が、今朝
の計量では、67キロ台を示していた。未体験ゾーンとも言える
水準だが、短い期間のなかでも変化できるものがあることを
つくづくと感じる。
まったり過ごし、それから自宅の縁側で七輪での炭火焼きタイム。
この日は、チヌ鯛&シマ鯵のカマの塩焼きで、ぷはー!!
最近、それなりに魚を買い込んでさばくのだが、中骨は素焼きにして
しゃぶしゃぶ用のお出汁にし、皮やうろこは揚げて、すきとった腹骨や
頭なんかは粗炊きにし、大きい魚のレバーやハツ、胃袋あたりは
ホルモン焼きとして七輪炭火タイムに登場させたり、もう捨てるのは
内臓の一部とエラぐらいで本当にゴミが昔と比べると格段に少なく
なった。タイのヒレは乾して、ヒレ酒も楽しい。これを教えてくれたのは
田崎市場にある古閑鮮魚さんの専務さん。本当においしく魚を食べる
術を教えてもらって感謝、感謝。
昼下がりのぷはータイムが終わって、夕方近所をお散歩に。
なんとなく足が向いて、お家の裏庭みたいな小道を歩いていると、
足元にふきのとうが生えているのに気が付いた。まだ、蕾の開き
かけていないものが、そこここに見える。誰かの敷地でもなさそう
かと、いくつか摘み取って。
家に戻って、さっそくふきみそにしようと、まずはじゃぶじゃぶと
水洗い。採りたてなので、えぐみが出ていないだろうから、その
ままフライパンに油を引き、水を切りざく切りにしたふきのとう
を炒める。
酒を振り入れ、出汁を加えて、甘みを出すためみりんを加えて、
合わせ味噌を加えて、水分が程良く飛ぶまで炒りつける。香り
付け程度に醤油をひと垂らしして出来上がり。
あつあつを舐めて、純米熱燗でついーっ。う、うんまい。春の
香りが口のなかや鼻腔に拡がって。あちらこちらの軒先に
白梅、紅梅に、桃の花の盛りを愛でながら、そう言えば、
散歩のときに、うぐいすの鳴き声を耳にしたことを思い出す。
そう言えば、この頃には大塚江戸一にもふきみそのお品
書きの板がかけられているだろう。おそらく、のれそれなんか
も加わっている筈だ。
もうすぐ3月。春の足音がしっかりと聞こえてくるようになった
感がある。そして、熊本に移り住んでちょうど1年が経った勘定
になるが、ちょうど1年前には75キロほどあった体重が、今朝
の計量では、67キロ台を示していた。未体験ゾーンとも言える
水準だが、短い期間のなかでも変化できるものがあることを
つくづくと感じる。
色気のある街とは 河原町問屋街@熊本
2010年02月19日
東京にいるとあまり耳にすることはないと思うけれど、
こちらでは来年の九州新幹線全線開通に向けて、
どうのこうのと言う話で持ち切り(は、やや言い過ぎか)
な感じとなっている。
現在の新幹線は、博多から大阪までと、熊本駅の南
に位置する八代と鹿児島間で走っていて来年の3月
には、博多~熊本~八代~鹿児島と全部つながること
になる熊本~博多間で今1時間30分程度かかるところ
が新幹線になるとわずか35分、博多~大阪間が
2時間30分ちょっとなので熊本から大阪までなら
3時間と、まあそれなりに近くなるわけだ。
実家が福井にある自分としては、結構遠いところに
ある熊本空港を使って伊丹に降り、そこから大阪まで
出て乗り替えの煩雑さを考えると、新幹線の方が
断然便利と言える。それと車中旅のだいご味である
弁当のおかずを肴にぷはー、と言うのも実に魅力的(笑)
そこで、この新幹線全線開通が熊本にもたらす影響は
いかに、という講演会やセミナーに何度か出たのだが、
出てくるのは、観光的にメリットがあるのだから、まずは
われわれはお客様をお迎えするホスピタリティの気持ちを
持たんといかんとか、豊かな観光資源はあるのだから
そのコンテンツをどのように活かすのかとか、グルメ
の観点からこれはと言う名物を作らないといけないとか、
講師の方はおっしゃるのだけれど、あと開通まで1年
しかないこの時点でそれを聞かされると、水面下では
着々と対応が進んでいるのだろうけれど、大丈夫かと
言う気にさせられる。
熊本に来る楽しみ、ってなんだろう。
ボヘミアンな自分としては、東京で感じる居酒屋そのもの
がない、のが実にさびしい。町並みもどこにでもあるような
町並みで、言葉は悪いが色気がないのだ。裏路地に潜む
ほっとする場所、そういうところがいたるところにある、という
街の気配とでも言おうか。
あ、もちろん繁華街と言うものがあって、それも夥しい数の
飲食店に、女性のいるキャバクラやバー、しかもソープも
比較的狭いエリアにかたまっているので、効率的に特に
男性の欲望を満たしてくれるという意味での色気はそれこそ
たっぷりとありますけどね(笑)
さて、所用があって、繊維問屋街としてさかえた(今でも業者
が集まっている)河原町界隈まで出かけたので、時間も
あるのでしばらく散策することにした。寺社もちらほらあり、
趣のある建物もチラホラ見かけるが、ホテルやマンション
が乱立気味に建っていて街としての統一感が失われて
いるのが実に惜しい。
唯一、河原町問屋街という細長いコンクリートの路地を
持つ古びたビルに出くわしたのが収穫だった。長い間荒廃して
たと思えるが、若い感性のお店がそこそこにあるようで、
ここならと感じるものがある。味がある色合いの昔の繊維問屋
の看板などとあいまって、昭和レトロな雰囲気を醸している。
新宿のゴールデン街とまでは言わないが、昼はアートなお店、
夜は飲める場所として再生したって良いし、その昔たくさんの
屋台が並んだというその雰囲気をどこかに作ったって良いと
思うのだ(本当は作って欲しい 笑)。人が集まることで、そこに
街としての魅力が増してくるように思う。
そこから唐人町に向かって。坪井川にかかる橋や、いくつか
の古い建物にちょっとばかり風情を感じるものの、坪井川の
たもとをゆっくり歩くような町並みになっておらず、散策による
満足も限定的である。ただ、下通りや上通りにない町並みが
残っていて、まだ救いはある。(続く)
こちらでは来年の九州新幹線全線開通に向けて、
どうのこうのと言う話で持ち切り(は、やや言い過ぎか)
な感じとなっている。
現在の新幹線は、博多から大阪までと、熊本駅の南
に位置する八代と鹿児島間で走っていて来年の3月
には、博多~熊本~八代~鹿児島と全部つながること
になる熊本~博多間で今1時間30分程度かかるところ
が新幹線になるとわずか35分、博多~大阪間が
2時間30分ちょっとなので熊本から大阪までなら
3時間と、まあそれなりに近くなるわけだ。
実家が福井にある自分としては、結構遠いところに
ある熊本空港を使って伊丹に降り、そこから大阪まで
出て乗り替えの煩雑さを考えると、新幹線の方が
断然便利と言える。それと車中旅のだいご味である
弁当のおかずを肴にぷはー、と言うのも実に魅力的(笑)
そこで、この新幹線全線開通が熊本にもたらす影響は
いかに、という講演会やセミナーに何度か出たのだが、
出てくるのは、観光的にメリットがあるのだから、まずは
われわれはお客様をお迎えするホスピタリティの気持ちを
持たんといかんとか、豊かな観光資源はあるのだから
そのコンテンツをどのように活かすのかとか、グルメ
の観点からこれはと言う名物を作らないといけないとか、
講師の方はおっしゃるのだけれど、あと開通まで1年
しかないこの時点でそれを聞かされると、水面下では
着々と対応が進んでいるのだろうけれど、大丈夫かと
言う気にさせられる。
熊本に来る楽しみ、ってなんだろう。
ボヘミアンな自分としては、東京で感じる居酒屋そのもの
がない、のが実にさびしい。町並みもどこにでもあるような
町並みで、言葉は悪いが色気がないのだ。裏路地に潜む
ほっとする場所、そういうところがいたるところにある、という
街の気配とでも言おうか。
あ、もちろん繁華街と言うものがあって、それも夥しい数の
飲食店に、女性のいるキャバクラやバー、しかもソープも
比較的狭いエリアにかたまっているので、効率的に特に
男性の欲望を満たしてくれるという意味での色気はそれこそ
たっぷりとありますけどね(笑)
さて、所用があって、繊維問屋街としてさかえた(今でも業者
が集まっている)河原町界隈まで出かけたので、時間も
あるのでしばらく散策することにした。寺社もちらほらあり、
趣のある建物もチラホラ見かけるが、ホテルやマンション
が乱立気味に建っていて街としての統一感が失われて
いるのが実に惜しい。
唯一、河原町問屋街という細長いコンクリートの路地を
持つ古びたビルに出くわしたのが収穫だった。長い間荒廃して
たと思えるが、若い感性のお店がそこそこにあるようで、
ここならと感じるものがある。味がある色合いの昔の繊維問屋
の看板などとあいまって、昭和レトロな雰囲気を醸している。
新宿のゴールデン街とまでは言わないが、昼はアートなお店、
夜は飲める場所として再生したって良いし、その昔たくさんの
屋台が並んだというその雰囲気をどこかに作ったって良いと
思うのだ(本当は作って欲しい 笑)。人が集まることで、そこに
街としての魅力が増してくるように思う。
そこから唐人町に向かって。坪井川にかかる橋や、いくつか
の古い建物にちょっとばかり風情を感じるものの、坪井川の
たもとをゆっくり歩くような町並みになっておらず、散策による
満足も限定的である。ただ、下通りや上通りにない町並みが
残っていて、まだ救いはある。(続く)
ハノイに行ってきました
2010年02月17日

ホーチミンだったが、今回は知り合いのいる
ハノイに。
取ってくれたホテルが旧市街のなかにあって、
市場や市内、湖のほとりの散策にもたいそう
都合が良かった。
それにしても、バイクのなんとまあ、多いこと
夥しい、しかもクラクションを鳴らしまくる
ので、その喧騒ぶりに最初の頃は頭がクラ
クラ。傍から見ているとバイクや車の自由奔放
すぎる運転ぶりに、よく事故が起きないもの
だと感心していたのだが、やはり案の定と
言うかわずか数日程度の滞在にすぎなかった
のに、10件近くの事故に遭遇しただろうか。
一つはひどい事故で、路上にうつぶせに倒れて
いた男は、ピクリとも動いていなかった。
さて。
14日が、こちらのお正月(テト)にあたった
ため、年の暮れのカウントダウンも楽しめ、また
その知り合いのご実家にも招待してもらって、
お正月料理にも舌鼓を打つことができた。
その知り合いの実家は、ハノイから100
キロほど離れた場所にあるのだが、そこから
ほど近いところにベトナムで一番古いお寺
があるというので、見物&お参りに行くこと
もできて実に興味深かった。
食べ物も野菜をふんだんに食べる料理が多く、
タイと違ってそれほど辛い味付けでないので、
実に親しみやすいものがある。活気あふれる
市場で目にした野菜や、肉、魚。喧嘩を売って
いるかと思われる早口でまくしたてるベトナム語
がいまでも耳のなかでなまめかしい記憶となって
残っている。
地元の人間しかいない鶏なべのお店で食べた
深い味わいも良かったし、生まれて初めて口に
した犬料理も悪くなかった。そして、ベトナムの
一般の家庭で正月に食べるちまきや、ハムの
味もおいしく思い出される。それよりもなによりも
遠く日本から来た人間を暖かく迎えてくれた
ベトナムの人のやさしさに触れることができたのが
一番の思い出と言えるだろう。
ハノイ紀行の詳細については、いくつかの
感慨、記憶をたどりながらブログに書き留めれ
ばと思う。 (ので、後ほどをお楽しみに・・・)
熊本に戻ってきたら、近くの庭のしだれ桜が
ピンクの可憐な花をつけていた。郵便受けには
フランスから手紙が届いていて、昔ひいきに
していたヴェルサイユの市場の鶏屋さんの
おかみが仕事を辞め、故郷であるバスクに
戻ったと書いてあった。そのせいで昨年の暮れに
出してあったクリスマスカードの返事が遅れた
のだと詫びてあった。いつか、遊びに来いと
書いてあるのだが、いつ行けるるものやら。新しい
目標みたいなものができて、気持ちにしゃん
としたものが芽生えてくる。
その戻ったと言う地名から調べると、大西洋に面した
しかもスペイン国境にほど近い場所にある村の
ようだ。パリからバイヨンヌまで飛んで、車を
レンタルして行かねばなるまい。幸いにも
フランスにいた頃取得した免許証が永久
ライセンスなので、それを持参すれば問題なく
車は運転できるのだが、すっかりペーパーに
なってしまっているのが気がかりと言えば
気がかり。
大阪の街 のれんの向こう側 明治屋@阿倍野
2010年02月09日
久々の大阪。去年大阪経由で帰省したことを除いて、街なかに
身を置くのは、もう何年ぶりだろうか。仕事の関係で、東京から
本部のある大阪に出張していた頃は、既に7、8年も昔のことに
なる。その会社はいわゆる外資系の合弁会社で、もう一つの
本社は海外にあり、アジア地区担当者会議と称して海外への
出張があったことも思い出す。
その頃にしか大阪に行く機会もなく、殆どが日帰りか、あっても
一泊程度のものであったので、飲み屋を訪ね歩くこともままなら
なかったし、まだ初めてのお店に入る勇気もそんなに持ち合わせて
いなかったような、ボヘミアンと称することも憚られる感じの。気に
なってしようがないのだけれど、のれんの向こう側に飛び込もうか、
店先で逡巡している自分が見える。
それが、いまでは(笑)いつから、こういう風になってしまったのか。
臆面もなく、ただ鼻は十分に効かせるのだけれど、まったりとおい
しい、しかも楽しくお酒が飲める筈ののれんのむこう側に気が馳せて、
初めてのお店であるのに、入り込むことに躊躇しなくなった自分。
そんな、なつかしい感慨をちらり抱きながら。
明治屋ののれんを何年ぶりかでくぐる。おねえさんに促された
席に座り、まずはキリンのクラシックでのどを潤しながら、甘辛い
味噌味ベースのどて煮に大阪の味を思い出している。長い
カウンターには、お客さんで一杯だ。二人連れの常連さんや、
カップルが2~3組。一人客も何人かいるものの、良いお店が持つ
活気と言うか、そんな空気のなかでみなさん実に楽しそうに、
飲んで、しゃべって、肴に舌鼓を打っている。そんな様子をながめ
ながら、遅れて出てきたあつあつのイカのボール揚げをほおばって、
冷えたビールを一気に流し込む。至福の時だ。
目の前にかかっている黒板の品書きにもう何度目を配ったこと
だろうか。
お酒にしようか。まずは、冷たいのから、せっかく大阪に来たのだから
関西のお酒にしよう。まずは、小鼓の純米吟醸を頼む。
アテは、この時期なら湯豆腐でしょうか。明治屋さんは、豆腐は夏場は
冷奴で、冬場は湯豆腐で出される。お出汁のなかで、しっかりぬくまった
湯豆腐に大阪らしく、おぼろ昆布がかかっている。どれどれ。ぱくり、
お出汁とおぼろ昆布の旨みと豆腐の味わいが絡んで、普通においしい。
熱燗が欲しくなる。もう一杯だけ飲んで、名残り惜しいが、京橋界隈の
立ち飲みワールドにこれから突撃しないといけませんからね。そう、
ひとりごちて。
熱気を帯びた店内では、お客さんから注文をする声、お店のおねえさん、
おかあさんが応える声が飛び交って。
湯豆腐も食べきって、熱燗も飲みほしたところで、勘定をすませ、店を
出る。市電の走る道を天王寺まで歩いて、いよいよ京橋へ。
久々の大阪ボヘミアンは続く。
身を置くのは、もう何年ぶりだろうか。仕事の関係で、東京から
本部のある大阪に出張していた頃は、既に7、8年も昔のことに
なる。その会社はいわゆる外資系の合弁会社で、もう一つの
本社は海外にあり、アジア地区担当者会議と称して海外への
出張があったことも思い出す。
その頃にしか大阪に行く機会もなく、殆どが日帰りか、あっても
一泊程度のものであったので、飲み屋を訪ね歩くこともままなら
なかったし、まだ初めてのお店に入る勇気もそんなに持ち合わせて
いなかったような、ボヘミアンと称することも憚られる感じの。気に
なってしようがないのだけれど、のれんの向こう側に飛び込もうか、
店先で逡巡している自分が見える。
それが、いまでは(笑)いつから、こういう風になってしまったのか。
臆面もなく、ただ鼻は十分に効かせるのだけれど、まったりとおい
しい、しかも楽しくお酒が飲める筈ののれんのむこう側に気が馳せて、
初めてのお店であるのに、入り込むことに躊躇しなくなった自分。
そんな、なつかしい感慨をちらり抱きながら。
明治屋ののれんを何年ぶりかでくぐる。おねえさんに促された
席に座り、まずはキリンのクラシックでのどを潤しながら、甘辛い
味噌味ベースのどて煮に大阪の味を思い出している。長い
カウンターには、お客さんで一杯だ。二人連れの常連さんや、
カップルが2~3組。一人客も何人かいるものの、良いお店が持つ
活気と言うか、そんな空気のなかでみなさん実に楽しそうに、
飲んで、しゃべって、肴に舌鼓を打っている。そんな様子をながめ
ながら、遅れて出てきたあつあつのイカのボール揚げをほおばって、
冷えたビールを一気に流し込む。至福の時だ。
目の前にかかっている黒板の品書きにもう何度目を配ったこと
だろうか。
お酒にしようか。まずは、冷たいのから、せっかく大阪に来たのだから
関西のお酒にしよう。まずは、小鼓の純米吟醸を頼む。
アテは、この時期なら湯豆腐でしょうか。明治屋さんは、豆腐は夏場は
冷奴で、冬場は湯豆腐で出される。お出汁のなかで、しっかりぬくまった
湯豆腐に大阪らしく、おぼろ昆布がかかっている。どれどれ。ぱくり、
お出汁とおぼろ昆布の旨みと豆腐の味わいが絡んで、普通においしい。
熱燗が欲しくなる。もう一杯だけ飲んで、名残り惜しいが、京橋界隈の
立ち飲みワールドにこれから突撃しないといけませんからね。そう、
ひとりごちて。
熱気を帯びた店内では、お客さんから注文をする声、お店のおねえさん、
おかあさんが応える声が飛び交って。
湯豆腐も食べきって、熱燗も飲みほしたところで、勘定をすませ、店を
出る。市電の走る道を天王寺まで歩いて、いよいよ京橋へ。
久々の大阪ボヘミアンは続く。
穴子の塩焼 そしてそれに関する感慨 との村@馬喰町
2010年02月08日
穴子と聞くと、煮穴子に詰めをさっと塗ったものか、
穴子を蒸し上げて表面をあぶって塩を振ったものの
にぎりか、もしくは穴子の煮凝りあたりが、きまって
頭のなかをよぎるが、この時期ならではの油の乗った、
しかも身の厚みがしっかりとあるものなら、シンプルでは
あるが、塩焼きに勝るものはないであろう。
ただし、新鮮なものに限る。その新鮮なものをなまから
それも炭火であぶったものに限る。
十分に落ち着きかけた炭火の遠火でじっくり焼き上げた
あつあつをほおばると、やわらかく煮上げた穴子のように
ほろほろ崩れ落ちるのでなく、しっかりとした歯ごたえ
がまず来て、そのすぐあとに穴子独特の甘みの風味が
口いっぱいに充満してくる。噛んでいるうちに、その油の
甘みと歯ごたえのある身が混ざり合って、陶然とした
気分にさせられる。純米酒のお燗酒で、さっと口のなか
を漱いで、また焼き立てをぱくり。うーん、たまらない。
この味を知ってしまったからには、他の穴子は食べられ
なくなってしまいそうな危険な感じがある。あとのおすすめは
しゃぶしゃぶでさっと火を入れたものを、味が分からなく
なってはいけないので、味の薄めのポン酢で頂くぐらい
だろうか。
いやはや、それにしても、穴子は塩焼、これに尽きる。
そういえば、うなぎのさばき立てを蒸さずにそのまま焼き
上げて出してくれるうなぎやが、東京ではめずらしく馬喰町
界隈にあって、そこに何度か足を運んだことがある。との村と言う、
4~5人もすれば一杯になってしまうような小さな店だが、確か
な味のうなぎを出してくれる。
ゆっくりとでも確実にうなぎをさばいて行く様をながめながら
枝豆のような簡単なつまみでビールをすすっている時間が
ことのほか幸せに感じる。焼きに入ると、店先の焼き台の
方におやぢさんは身をかくしてしまうので、焼きの姿は見え
ないが、かかっているテレビを見ながら、おかみさんと
とりとめのない世間話で過ぎて行く時間も捨てがたい味がある。
長年の経験なのか、焼き上がり間近になると声をかけられ
なくてもそれが分かるのか、おかみさんはきっとごはんを
よそい始め、おつゆの準備に取りかかる頃、無口なおやぢ
さんが、焼き台の方の扉を引いて、こうばしく焼き上がった
うなぎをおかみさんに手渡すのだ。
うなぎと言えば東京にいると蒸し上げてから、焼いたもの
になるのだが、新鮮なものなら穴子と同じようになまから
焼き上げたものの方が味としては勝るのかも知れない。
そう言った意味では、関西で味わううなぎの方が良いと
言えるといえるだろう。東京のうなぎにもそれなりの味わい
があると思っていたが、こうして穴子をなまから塩焼きに
したものの味を知ってしまったからには、ずいぶん損を
してきたような気がする。
穴子を蒸し上げて表面をあぶって塩を振ったものの
にぎりか、もしくは穴子の煮凝りあたりが、きまって
頭のなかをよぎるが、この時期ならではの油の乗った、
しかも身の厚みがしっかりとあるものなら、シンプルでは
あるが、塩焼きに勝るものはないであろう。
ただし、新鮮なものに限る。その新鮮なものをなまから
それも炭火であぶったものに限る。
十分に落ち着きかけた炭火の遠火でじっくり焼き上げた
あつあつをほおばると、やわらかく煮上げた穴子のように
ほろほろ崩れ落ちるのでなく、しっかりとした歯ごたえ
がまず来て、そのすぐあとに穴子独特の甘みの風味が
口いっぱいに充満してくる。噛んでいるうちに、その油の
甘みと歯ごたえのある身が混ざり合って、陶然とした
気分にさせられる。純米酒のお燗酒で、さっと口のなか
を漱いで、また焼き立てをぱくり。うーん、たまらない。
この味を知ってしまったからには、他の穴子は食べられ
なくなってしまいそうな危険な感じがある。あとのおすすめは
しゃぶしゃぶでさっと火を入れたものを、味が分からなく
なってはいけないので、味の薄めのポン酢で頂くぐらい
だろうか。
いやはや、それにしても、穴子は塩焼、これに尽きる。
そういえば、うなぎのさばき立てを蒸さずにそのまま焼き
上げて出してくれるうなぎやが、東京ではめずらしく馬喰町
界隈にあって、そこに何度か足を運んだことがある。との村と言う、
4~5人もすれば一杯になってしまうような小さな店だが、確か
な味のうなぎを出してくれる。
ゆっくりとでも確実にうなぎをさばいて行く様をながめながら
枝豆のような簡単なつまみでビールをすすっている時間が
ことのほか幸せに感じる。焼きに入ると、店先の焼き台の
方におやぢさんは身をかくしてしまうので、焼きの姿は見え
ないが、かかっているテレビを見ながら、おかみさんと
とりとめのない世間話で過ぎて行く時間も捨てがたい味がある。
長年の経験なのか、焼き上がり間近になると声をかけられ
なくてもそれが分かるのか、おかみさんはきっとごはんを
よそい始め、おつゆの準備に取りかかる頃、無口なおやぢ
さんが、焼き台の方の扉を引いて、こうばしく焼き上がった
うなぎをおかみさんに手渡すのだ。
うなぎと言えば東京にいると蒸し上げてから、焼いたもの
になるのだが、新鮮なものなら穴子と同じようになまから
焼き上げたものの方が味としては勝るのかも知れない。
そう言った意味では、関西で味わううなぎの方が良いと
言えるといえるだろう。東京のうなぎにもそれなりの味わい
があると思っていたが、こうして穴子をなまから塩焼きに
したものの味を知ってしまったからには、ずいぶん損を
してきたような気がする。
大阪の街で おのぼりボヘミアン
2010年02月05日
最近、東京のもつ焼き界では、生酛のどぶ、竹鶴、群馬泉など
の純米酒燗酒でぐびぐびできるお店が出現し、静かなブーム、
と言うより週に2度、3度とその甘い誘いに誘われて、はっ!?
と気が付くと足しげく通ってしまっている自分を見つけてしまうの
だと言う。危険じゃないすか。でも。。。
うらやましす。
もつに合わせるのも良いが、こちら熊本と言えば、馬肉だ。これ
も絶対にいける筈だ。ぜひ合わせてみたいものだと思う。馬の
コリコリし、エッヂの立ったレバーをまずは刺身か、ちょい焼きで
始めて、馬刺しもいろんな部位を楽しみながら、めずらしいところ
で動脈刺しなんかでやったら、思わず生唾をゴクリ!、ころころ焼き
も良いし、ぷるぷるに煮込まれたすじでぐびぐびも捨てがたいだろう。
想像はとめどなく膨らむが、はて、どこでそれを楽しめるだろうか。
以前、出張で熊本に来ていた頃、顔を出していたあの店なら。
でも、自分のこと、どうだろうか、覚えていてくれるだろうか。
馬も良いが、もちろん、もつ焼きなら。
まずは、昨年できた熊本お初のもつ焼きのお店に、近々頼んで
みることにするか。どぶなら、どぶレンジャー総帥直々に教えて
もらった扱っている酒屋さんが熊本に唯一一軒あり、そこからの
取り寄せで。。。熊本ではすごく珍しいホッピーを、最近置いた
らしいので、その積極性に期待しよう。
在九州ではたったひとりのどぶレンジャー・ノワールの僕も
そろそろ布教活動に精を出さないといけないな。
さて。先週は大阪に出張。久々に行った梅田駅地下のあまりの
変わりように、あっちにウロウロ、こっちにウロウロ。人の多さも
さることながら、現在地がなかなか把握できず、できたとしても、
どちらに向かえば良いのか、しばらく途方に暮れる。既に、いささか
人疲れにもなっているよう。
こ、これって、もしかして、お、おのぼりさん!?記憶にある、
昼間から飲めるような串揚げの立ち飲みやから、揚げ物の
匂いが立ち込めてくるかのような、どこか猥雑な雰囲気の
かけらも感じられない。
これは、イカンですなあ。イカンが、まずは、目的地に辿り
つかないと。
しようがなくなって駅員さんに頼って道順を教えてもらって、今日の
宿を取る天満橋に向かうべく、東梅田駅までてくてく歩く。早めに
着くはずだったが、そんなこんなでホテルにチェックインし、さあて、
一杯飲るか、出かけたのは7時過ぎになっていた。
まずは、何年か前に行ったことのある明治屋さんへ。しばらく、ミクシー
のプロフィールの写真に使っていたお店だ。居酒屋好きなら一度は
耳にしたことがあるであろう。
この時間は一杯かなあ?と、おそるおそる店内に。こんばんは~
おひとりさん?うなずくと、こちらにどうぞ、とおねえさん。たまたま
だったが、ひとつ席が空いていた。さしより(注)、瓶ビールを。キリン
のクラシック。
お疲れちゃーーーーーん!!ぐびぐび、う、うまかーーーー!!
(ん、なにか??)
つまみは、きずし(〆鯖)やどて焼きが定番だが、魚はひとまず
置いておいて、どて焼きに、いかのボール揚げにしようか。
(続きはのちほど)
このあと、天王寺まで歩いて、環状線で京橋の立ち飲みワールドへ。
(注)標準語訳「とりあえず」
の純米酒燗酒でぐびぐびできるお店が出現し、静かなブーム、
と言うより週に2度、3度とその甘い誘いに誘われて、はっ!?
と気が付くと足しげく通ってしまっている自分を見つけてしまうの
だと言う。危険じゃないすか。でも。。。
うらやましす。
もつに合わせるのも良いが、こちら熊本と言えば、馬肉だ。これ
も絶対にいける筈だ。ぜひ合わせてみたいものだと思う。馬の
コリコリし、エッヂの立ったレバーをまずは刺身か、ちょい焼きで
始めて、馬刺しもいろんな部位を楽しみながら、めずらしいところ
で動脈刺しなんかでやったら、思わず生唾をゴクリ!、ころころ焼き
も良いし、ぷるぷるに煮込まれたすじでぐびぐびも捨てがたいだろう。
想像はとめどなく膨らむが、はて、どこでそれを楽しめるだろうか。
以前、出張で熊本に来ていた頃、顔を出していたあの店なら。
でも、自分のこと、どうだろうか、覚えていてくれるだろうか。
馬も良いが、もちろん、もつ焼きなら。
まずは、昨年できた熊本お初のもつ焼きのお店に、近々頼んで
みることにするか。どぶなら、どぶレンジャー総帥直々に教えて
もらった扱っている酒屋さんが熊本に唯一一軒あり、そこからの
取り寄せで。。。熊本ではすごく珍しいホッピーを、最近置いた
らしいので、その積極性に期待しよう。
在九州ではたったひとりのどぶレンジャー・ノワールの僕も
そろそろ布教活動に精を出さないといけないな。
さて。先週は大阪に出張。久々に行った梅田駅地下のあまりの
変わりように、あっちにウロウロ、こっちにウロウロ。人の多さも
さることながら、現在地がなかなか把握できず、できたとしても、
どちらに向かえば良いのか、しばらく途方に暮れる。既に、いささか
人疲れにもなっているよう。
こ、これって、もしかして、お、おのぼりさん!?記憶にある、
昼間から飲めるような串揚げの立ち飲みやから、揚げ物の
匂いが立ち込めてくるかのような、どこか猥雑な雰囲気の
かけらも感じられない。
これは、イカンですなあ。イカンが、まずは、目的地に辿り
つかないと。
しようがなくなって駅員さんに頼って道順を教えてもらって、今日の
宿を取る天満橋に向かうべく、東梅田駅までてくてく歩く。早めに
着くはずだったが、そんなこんなでホテルにチェックインし、さあて、
一杯飲るか、出かけたのは7時過ぎになっていた。
まずは、何年か前に行ったことのある明治屋さんへ。しばらく、ミクシー
のプロフィールの写真に使っていたお店だ。居酒屋好きなら一度は
耳にしたことがあるであろう。
この時間は一杯かなあ?と、おそるおそる店内に。こんばんは~
おひとりさん?うなずくと、こちらにどうぞ、とおねえさん。たまたま
だったが、ひとつ席が空いていた。さしより(注)、瓶ビールを。キリン
のクラシック。
お疲れちゃーーーーーん!!ぐびぐび、う、うまかーーーー!!
(ん、なにか??)
つまみは、きずし(〆鯖)やどて焼きが定番だが、魚はひとまず
置いておいて、どて焼きに、いかのボール揚げにしようか。
(続きはのちほど)
このあと、天王寺まで歩いて、環状線で京橋の立ち飲みワールドへ。
(注)標準語訳「とりあえず」