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Posted by おてもやん at

鶴屋デパガ御用達の店!? 花ぐるま@熊本市内鶴屋裏

2010年01月28日

超保守的に思える熊本の地で、なんと鹿児島料理を
売りにするお店というのも驚きだが、お店の立地の
関係から鶴屋、と言っても熊本を良く知らない人が
聞けば、んんん?最近お騒がせのJALグループの
関係会社かなあ、なんて思ってしまうのだろうか、
と思う今日この頃、みなさんお元気ですかあ~。

い、いけない。まだ前日の飲みのダメージが残っている
のか、脱線しかかってますね。鶴屋でしたね、鶴屋。
熊本が誇る名門百貨店ですね、鶴屋さんは。その
鶴屋さんのある裏手には、蓮政寺公園という小さな
公園があるのですが、そこを抜けてもう少し行くと、
熊本唯一のもつ焼きやさんの豚に夢中というお店
なんかがある一画に出る。

豚に夢中の対面にはぴか一という、まあ、渋い構え
の定食屋さんがあって、いつか覗いてみたいと思い
つつまだ果たせなかったりするのだが、昔から営業
しているような小さなお店が、この一帯にはまだちらほら
残っていて、それらは僕にとってはかけがえのない点景
に見える。

その定食屋さんのぴか一もその店構えに似ず、鶴屋
デパガの御用達のお店の一つと聞いた。まあ、デパガ
と言ってもいろんな人がいる訳で、でも、その言葉の
響きに、甘美な予感。つい鼻の下が。。。

危ない妄想(笑)

その同じエリア内に、鹿児島料理を売りにしている
花ぐるまと言うお店があり、どうもアクセスが良い
訳ではなく、とあるビルの奥まった場所にあって、
知る人しか入らないようなところだと言うことだった。
しかも、かの鶴屋デパガの御用達だと言う。

ホンマかいな?

1次会も終わって、ひとり2次会を敢行しようとした
時に、いつか聞いたその話を思い出し、そこに行って
みようと。どこだろうか?正確な住所も分からず、ただ
鶴屋の裏手で、お店の名前が花ぐるまという手がかり
しかない。

そこは、それ。長年培ったボヘミアンの経験が、活きて
くる。まあ、狭いエリアなので、数分と経たずに看板を
発見。確かに、ビルの奥まった方にあるので、フリの客が
入ることはないでしょうね。きっと。

こんばんは~ 入ると。すぐ5~6人が座れそうなカウンター
があり、そのお国厨房。右手奥に小上がりの座敷がある、
左手には数人が座れそうなテーブル席。小上がりの座敷は
貸切状態で、フロア担当のお兄さんが、そろそろ時間なんで、
と言っているのだが、盛り上がっていてなかなか終わる気配
がない。

カウンター左手には先客二人。僕は右手の方に席を取る。

それにしても、このおびただしい焼酎の瓶は見ているだけで圧巻
だ。知っている銘柄もあるにはあるが、殆ど知らないものばかり。
心が躍る。

まずは、飲み物を。こちらのお店は、生ビール+焼酎飲み放題
1,000円。焼酎飲み放題が500円。目の前にずらりと並んで
いる焼酎なら、どれを飲んでも構わないとのこと。ただ、プレミア
焼酎を飲みたい場合には、追加料金が必要とのこと。

それにしても懐に優しい価格設定だこと。

つまみは鹿児島の本場の味やお袋の味を中心に、料理は
全て300円とな。ステキすぎ~

ビールでしとり乾杯~!ぐびぐび。つまみは、にらもやし
炒めに、豚の角煮。お酒は、ここは鹿児島のお店ですから
芋焼酎で。水と氷(無料)をもらって。さらに、ぐびぐび。
つまみも普通においしい。今度は、さつまあげや、冬季限定
の鹿児島おでんにもトライしたいところですね。

こちらならセンベロはちと厳しいが、千円札2枚も握り
しめて行けば、十分食べて飲める。その意味では貴重
なお店かも。雰囲気も、本当にいわゆる居酒屋、居酒屋して
いて悪くない。花ぐるまさんもそうだが、このエリア、
まだまだありそうで。花だけに鼻が思わずぴくぴく、
きてしまいますがな。

そうして、久々のボヘミアンな夜は更けていくのであり
ました。

ところで、デパガはって?その日は、たまたまなのか、
その気配と言うか、影すらまったくなかったです。
ざねーーーん!!(爆)

花ぐるま
住所 熊本県熊本市安政町7
TEL 096-356-9177
営業時間  17:30~翌1:30
店休日  日曜

  


Posted by こむこむ at 09:47Comments(4)ボヘミアン記

しらうおにしろうお 木下商店@田崎市場

2010年01月26日

数日前、つかの間の暖かさの後の寒さは結構体に
堪えるものがある。今朝6時には、温度を確かめる
ためだけにストーブを点けるのだが、0度近くと言っ
ている。星空を眺めながら玄関先で準備運動して、
1時間ほどのジョギングに向かう。走りながら、はき
出す息が、めがねにかかって曇ってかなわない。
まだ真っ暗で足元が覚束ないのに。

それでも、少しずつ夜が明けるのが早くなってきた
感じがする。寒いのには間違いないのだが、春という
言葉が頭のなかをかすめては、消えて行く。

いつもの週末の田崎市場も、先週のわかめの新芽の
はっぱと言い、あおさと言い、春の訪れを告げてくれる
かのように魚もめばるや、さより、それにとびうおなど
が目立ち始めた。一方、さば、あじがあるのはあるが
この日だけのことなのか数も目立って少ない。

おはようございまーーーす!

いつも顔を出す仲買いのお店のひとつ木下商店さん。

ご兄弟?のお兄さん格のおやぢさんに、前の週の
殻付きほたてが殊の外おいしかったことを告げると、
実にうれしそうに、顔をほころばせてわがことのよう
に喜んでいる。勧めてくれたものが、どうだったのか
その感想を率直に言ってくれるのがうれしいらしい
のだ。うまい話を共有するって、こちらにとっても
うれしいことで、その話に弟さん格のおやぢさんも
加わってくる。

今日は何がありますかねえ?勧めてくれたのが、
しらうお。この季節しか出ないので、ためしてみる
べきだと強く推してくる。

「限定もの」「この時期だけ」とか。

殺し文句だよなあ。この言葉に、僕は実に弱いのだ。

半透明のしらうおは、摩り下ろしたわさびをちょいと
乗っけて、ポン酢でぱくり。うううん、春ですなあ。
温めの熱燗をぐびり。

しらうおが終わると、直にしろうおが出るようになる。
所謂踊り食いで味わう、あれだ。その頃にはますます
春の足音が力強くなってきているだろう。東京にいる頃
だったら、のれそれなんかが、築地にもそろそろ、出てくる
かしらん。

熊本に来て、ちょうど1年が経とうとしている。  


Posted by こむこむ at 16:40Comments(0)田崎市場

はっぱのしゃぶしゃぶ

2010年01月20日

さて、先週のいつもの田崎市場は、お正月明けの晴れがましい
気分もようやく落ち着いて、いつもながらの感じに戻っている。
こころなしか、業者の方たちの出足が悪い気がする。

今日は、何がありますか?まず向かうのが古閑鮮魚の専務さん。
もう、今日はひらめ!!確かに、厚みのあるひらめが何枚か
置かれている。キロ3,500円(だったかな?)で、2キロ近くの
ものが一番おすすめとのことであったが、さすがに型が良すぎる
ので、うーんと迷っていたら、そんなら半身でも良か、ですよ、
と言われて、それならと買うことに。専務さんも、おいしい魚を
買ってもらって、ことの他うれしそうだ。

あと一本1キロはあろうかと言う、まあ、こちらもまるまるに肥えた
鯖を買い求める。帰りしな、これ持っていきなっせと、ひらめの
肝を、それも2枚分頂いた。卵もついて、超ラッキー。ぷりぷり
した肝は、そのまま刺身でもいけそうな。

宮部鮮魚さんで、カマスを買って、またこれが良い型で、半分は
3枚におろして、皮目を炙って、こちらも刺身で行きましょうかね。
残り半分は、一夜干しにしよう。宮部鮮魚さんは、マグロの
取り扱いがメインの業者さんなのに、いわゆる地魚を置いて
いるので、必ず立ち寄るようにしている。こちらでは、いろんな
地魚を買ったなあ、おぢさん、なまず、赤いっさき、ひら。。。

書ききれない。って、言うか覚えていない(笑)

最後に立ち寄るのが木下商店さん。そこで、不思議な代物を
発見。「はっぱ」と書いてある。んんん?はっぱ?聞くと、わかめ
の新芽の部分で、この時期にしか出ないものらしい。そういえば、
あおさもここしばらく出ているようだが、この時期ならではのもの
だと聞いた。それで、そのはっぱは一袋100円と言う激安なので、
買うことにしたが、さすがにそれでは気が引ける。ほたての貝付で、
一個130円で良いと言うので、何枚かもらって。

買い込んだどれもこれもおいしかったのだが、相変わらず鮮度
抜群で、土曜日にさばいた鯖が4日目の火曜日に食べた
のが熟成を感じて、一番おいしく感じたくらいだ。それも、刺身
で、ですよ。ひらめも同じように4日目がやはり味のノリが
良かったなあ。

堪能した後に、これまた秀逸だったのが、はっぱのしゃぶしゃぶ。
赤茶けたはっぱをお鍋のなかで、ゆらゆらお湯にくぐらせると、
さあーーっと、鮮やかな緑色に色を変える。そのあつあつを
自家製ポン酢にさっと浸して、口に含むと、どこか春を感じさせる
磯の香りが口いっぱいに拡がる。純米酒お燗をぐびりとやり
つつ。。。鯖しゃぶも実は、最近のお気に入り。そのために、
買うみたいなところもあるだろうか。

最近は、もうこのように毎日しゃぶ漬け~、って、そのヤバイ
方の話ぢゃあ、ないですよ。当り前か(笑)

まだまだ寒い、ここ九州は熊本ですが、食材的には、東京よりは
ずいぶんと早い春の訪れを感じかける今日この頃です。

  


Posted by こむこむ at 17:11Comments(0)ボヘミアン記

丸天にビール!って僕も言いたいよ みのや@熊本市市役所裏

2010年01月13日

今朝の熊本はなんと雪化粧。ジョギングのために外に
出ると数センチは積もっている。ぶるる~!雪が降ることも
あると聞いてはいたが、本当だとは思っていなかった。
月明かりならぬ、雪明かりのなかを、踏みしめるように
走りましたよ。足元できゅっ、きゅっ、とさせながら。

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

さて。

何か月か前のこと。所用で市内に出かけることがあって、
ちょうどお昼時になってしまって。普段は手作りお弁当
(弁当男子!?)を食べていて、ほとんど外へ出歩くことも
ないので、こんな時はちょっと困ってしまうのだが、せっかく
なのでリサーチも兼ねて自分の鼻を頼りに探してみることに
しよう。

エリアだけ決めて、この日は銀座通りから市役所の方に
あっちへうろうろ、こっちへうろうろと。そうこうしているうち
におそらく市役所の裏手あたりにまで。

で。

おお!?なんかいい感じのエリアに入り込んで。

このあたりは後で分かったのだが、「いちのいちエリア」と
呼ばれている一画で、本通りから一番街へ抜ける抜け道は
「かくれんぼ横丁」と呼ばれているらしい、まさにそこに足を
踏み入れた。

裏路地とか、横丁とか、ちょっと一本入った感じが、殊の外
好きな自分。そこにまた、趣のある(言い方を変えれば、やや
入りづらい、とか)お店があるではないか。


うーん、どうだろうか。躊躇しつつ、お店の前を通り過ぎる。
自分の鼻としては、当り!と主張したがっているようだが、
いまひとつ自信がない。どうしようか。

振り返ると、ちょうど3人連れのグループがまさにのれんを
くぐって、お店のなかに入ろうとしているところで、その入り
方が、いかにも常連さんのように見え、ああ、それなら安心
かもと、その後に続いて店に入る。

カウンターに、テーブル席があり、奥の方に小上がりの座敷
がある、こじんまりとした作りになっている。入口に近いところ
でお兄さんが、せっせとうどんを茹でている。中央には、おかあ
さんとお手伝いのおねえさん。フロア担当はおとうさん、という
布陣。

こちらはうどんやさんなのだが、さて何がおすすめなんでしょうね?

お品書きを眺めながら、うどんやごはんものを付けることも
できそうなのだが、他のお客さんの注文に耳をそばだてる。

まめごぼうに、今日はちらしにしようか、なんて先に入った
グループが言っているようで。僕もオウム返しのように、
こちらもまめごぼうに、ちらしを、と。何が出てくるのか
楽しみにしつつ、目を落とすと、出汁を取った昆布を煮た
ものを明太子で合えたものかなあ、それを小皿に取って
つまみながらほどなくして、うどんとちらしが出来上がった。

まめごぼうと言うのは、いんげんとごぼうの天ぷらがトッピング
されているもので、お出汁はこちらの醤油を使っているせいか
甘め。うどんはコシと言うよりはやわらかめ。でも、これは
これでほっとなごむ味で、悪くない。

しばらくすると男性のひとり客が入ってきた。カウンターに
腰かけるなり、丸天をつまみで、とりあえずビール!って
言っている。(注 丸天は、いわゆる円盤状に揚げた
さつま揚げですね。熊本では、さつま揚げのことを天ぷら
って言うみたいです。田崎市場の西山食堂でも天ぷらの
煮物は定番メニューのひとつなんですよ。)

って、僕も言いたいよ~~~(笑)

なにしろこの後も仕事ですからね。ぐっと我慢、我慢。いつしか
涙目に。お品書きに目をやると確かに枝豆とか、冷奴とか書いて
あるので、それらを肴に飲むこともできるようで。昼酒を楽しめる
場所は、熊本にはないかもと悲嘆に暮れていたが、ちょっとばかり
光明がさしてきたようだ。

今度は週末にでも街中に繰り出して、そしてみのやさんに
立ち寄って、僕も丸天をつまみで、とりあえずビール!って
言ってみたい。

みのや
熊本市手取本町3-7
TEL 096-356-9597
営業時間11:00~21:00  11:00~19:00(祝祭日)
店休日 日曜日

  


Posted by こむこむ at 16:14Comments(2)食べある記

今年の初飲みは わかさ@白川公園 熊本市内

2010年01月12日

熊本での寒い、寒い最初のお正月を経て、初飲みは、
やはり熊本市内白川公園内に立つ最後の屋台居酒屋
わかささん。元体操選手だったと言うおかみさんの人柄
に惹かれて、集うは殆どが常連さん。7~8人も座れば
一杯になってしまうお店で、常連度も高いのだが、自分
のような新参者でも温かく迎えてくれる。

屋台の真ん中にはででーん!と大きなおでん鍋があり、
いろんなおでん種が良い感じで煮えている。こちらでは、
おでんも一本100円からと良心的値段でおすすめなの
だが、刺身や豚バラ焼き、そして時折入手次第では、
エッジのきりりと立った馬レバー刺しなどのメニューも
ある。値段表がある訳ではないので、金額的なところ
も気にはなるが、せいぜい飲んで食べても2~3千円
程度で済む感じだろうか。

入口の扉を開いて、なかを覗いてみる。先客が3名
ほど。年明けは比較的静かに始まっているようで。

あけましておめでとうございます。本年もよろしく~、
とご挨拶の後、寒い寒いと言いながら、まずはビールで。
お疲れちゃーーーーん!ぐび、ぐび、ぐび。ぷっは~!
くーーー、やはりこれですな、これ。スターターには、
雨が降ろうが雪が降ろうが、どんなに寒くても、これ
ですな。って、寒さでちょっと震えてますけど。。。(笑)

そうこうしているうちに、古くから通い詰めている常連
さんたちと昔の話になり。熊本も、昭和40年代は、
市内のあちらこちらに屋台が出て、それはそれは
にぎやかだったみたいで。わかささんのある白川
公園にも何軒かあったが、もっと中心地になる銀座
通りには端から端までびっしりと屋台が並んでいた
そうな。今も、その界隈はにぎやかではあるけれど、
殆どが雑居ビルに姿を変えてしまっているのが、
なんとももったいない気がする。街中は、そんな感じ
でどこにでもあるような地方都市の繁華街となって、
熊本らしさってどこにあるんだろうと思ってしまうぐらい
である。

その屋台も川っぺりの方はちょっとコスト的にふっかけ
られてしまうお店もあったやに聞いた。そっちの方は
やめた方がよか、と言われても、敢えて足を向けた
お客さんたちが、苦笑いして戻ってくることも良くあった
とか。

どういう経緯か分からないがお役所が、これら屋台をなくす
方策を取り始め、当時の金額で50万円を出して屋台
をやめビル内に引越しすることを奨励したらしい。それが
続いて、現在のわかささん一軒になってしまったのは、
そういう訳だ。

そんな昔話を聞きながら、屋台で溢れかえっていた時代に
思いを馳せる。まさに高度成長期の真っただ中にあった
日本だ、熊本も例外なく連日連夜賑わっていたんだろうな。
雑踏や人々のさんざめきを背中で感じながら、そこに身を
置く自分を想像してみる。もっと飲みなっせ、食いなっせ、
とお隣さんからでも、なにかれと進められているに違い
ない、だろうと。  


Posted by こむこむ at 18:00Comments(0)ボヘミアン記

朝アイスがブレイクの予感!?

2010年01月07日

巷では、朝カレーとか、最近では、朝寿司とか、がはやっている
ようだが。。。自分的にはなんとも解せない気がしている。

いつもの朝食は、1時間ちょっとのジョギングの後、りんごなど
のフルーツに、ヨーグルトと決めているのだが、ひとつ問題が
あって。

会社が作っているアイスクリームを買い込んだのは良いのだが、
500mlの大き目のカップで、しかも6種類のフレーバーのセット。
もともとアイスそのものは、市販されておらず、業務用の手前みそ
ながら高級志向なアイスで、知らずに料理屋さんとかのデザート
として、口にされているかも知れないけれども、一応一般の方には
手に入らない代物なんですね。

まあ、それはそれとして。

で、そのアイスがもう冷凍庫を思う存分占領していて、年明け早々
から寒い、寒い季節だと言うのに、これからは朝アイスがブレイク
しそうな予感(悪寒?笑)がすると、無理やりに自己暗示にかけて、
毎朝消費に励んでいる日々が続いています。

今週はバニラから始まって、塩アイス、黒豆ときなこ、と続いて、
今朝は紫芋だった。それぞれ、それなりにおいしいのだけれど、
朝っぱらからこんなに甘い生活を過ごして良いのだろうか?

て、言うか、口のなかが冷気に満たされてとっても寒いんですけど(笑)

せっかくあったまった体が一気にクールダウン!!でも、朝一番
の栄養としてどーなんでしょうね??朝アイスなんて、みなさん
から見たら朝カレーや朝寿司よりも、いかにも解せないかも知れま
せんね。

  


Posted by こむこむ at 17:59Comments(6)

熊本的お正月、そして3社参り

2010年01月06日

いつもなら実家のある福井に帰って、お正月を迎えることが
多いのだが、今回は曜日の並びも悪く、また年末年始関係
なく会社の工場は操業すると言うこともあって熊本に止まる
ことにした。

大みそかは、最近週一で出没している熊本最後の一軒に
なってしまった屋台の常連さんで某お菓子メーカーの専務
さんをやってらっしゃるご夫婦宅に招かれてのカウントダウン。

手土産に神戸から取り寄せたフロインドリーブのクッキーに、
飲み物持参と言うことだったので、旭菊酒造さんの綾花 純米
瓶囲いを持って行くことにした。何人かの常連さんも招かれて
いて、みなさんとわいわいがやがやと。

いろんな料理が出たのだが、お付き合いでいくつものおせち
を買わないといけないからなのか、大みそかだと言うのに
早々とおせちを出していたのも、ちょっとびっくりした。

熊本ならではのお正月の話題になり、どうやらこの地では
初もうでは神社のハシゴをするそうな。実家ではそういう
風習もなく、東京でもそういう話を聞くこともないし、これも
いささか驚いたが、帰って調べて見ると、3社参りと言って、
大阪、京都以西ではよく見られる風習らしい。

どこを回るのか、一般的には、熊本城内にある加藤神社や、
藤崎宮、健軍神社あたりを回って、阿蘇にまで足を延ばして
阿蘇神社で〆みたいな感じになるらしい。寝正月な自分と
しては、わわわ、みたいな風習に思える。

こちらのおせちは、からし蓮根や伊勢海老あたりが必ず入る
定番もので、おもしろいのはゆで卵を芯にした紅白かまぼこ
やさつま揚げがあることで、この時期にしか蒲鉾屋さんも
作らない代物だと聞いた。それに、馬刺しもお正月には欠かせ
ないようだ。

またこの時期にした出ない野菜もいくつかあって、長さが1m
以上はあろうかという長にんじん水前寺もやしも所謂豆
もやしなのだが、これも結構長いもやしで、暮れの田崎市場
の青果部門で目にしたときは、話としては聞いていたものの、
一瞬テンになった。

これら野菜は、お雑煮の具となる訳だが、お出汁は昆布と
なんとするめで取り、場合によっては鳥がらベースにやはり
するめは入れるものらしいが、それを醤油ベースで味付けし、
里芋、大根、ごぼうに京菜に、長にんじんにもやしが入って
実に具だくさん。しかも、野菜は小さく切らずに円く円くが
基本のようで、結果これだけの大ぶりで種類の多いお雑煮
になるため、普通のお椀では入りきらず、洗面器みたいな
お椀を使うと聞いた。まぢ?(笑)

お餅は丸餅で、ただ場所によっては餡子の入ったお餅を
使うので、家庭によっては、普通の丸餅なのか、餡餅なのか、
それぞれ聞いてから仕度するんだとか。

僕のところでは、初日関東風、二日目にこの熊本風
三日目に福井風と日替わりお雑煮にした。熊本風は、
するめが味にどういう風に作用するのか、気になったが
これはこれで行ける味ではなかろうか。ただ、洗面器
みたいな器はさすがに持ち合わせはないので、野菜は
そこそこの大きさに切ることにした。

洗面器みたいな器は買っても、今は一軒家でスペース
も有り余ってて収納には困らないが、東京に戻ったら
そんな場所はなさそうだから、買わないでおこうと思う。
  


Posted by こむこむ at 17:52Comments(2)ケンミンショー

走り初め、浸かり初め

2010年01月04日

2日朝。いつも通りの時間に目が覚める。居間にあるストーブ
を点けると、温度が表示されるのだが2度だと言っている。
寒いお正月となった。熊本らしい底冷えの。

満月のようなお月さまの下を、ほの明るい月明かりの下を
走り始める。白い白い吐く息が眼鏡のレンズを曇らせて行く。
坪井川緑地の土手に差しかかると、足元でざくっ、ざくっ、音が
する。霜柱を踏みしめている音だ。なつかしい音のように思える。

次第にあたりが明るさを増すと、小さな水たまりが見える。
薄貼りのグラスのような薄い氷が張っているのが見える。そこを
思い切り踏み込むと、ぱりんと短いが冷たい空気を切り裂くよう
な音がした。空を番いの鷺が、大きく羽ばたいて南の空に向かって
飛んでいく。

汗を流して、お正月ならではの肴で、お酒を楽しもうと思う。こんな
感じの盛りつけになった。


かずのこといくらは、築地場内にあるお店かとうさんから送って
頂いたものだ。かまぼこは、熊本天草にある松下蒲鉾店から
取り寄せたもので、ゆで卵の入った丸いさつま揚げがこちらの
おせちには欠かせないようで。あとは、お手製のこはだの酢〆や
筑前煮に、がんくい豆、なますなどなど。そうそう、からし蓮根
が見えるのも熊本ならではですね。

さて、お酒にしましょうか。お酒は、大塚江戸一さんから送って
頂いた惣花のお正月バージョンで。はー、なんともまったりと
したお正月になりましたよ。

さんざ飲んだ後、ひと眠り。

そして、浸かり初めへ。最近お気に入りの宝の湯へ。露天風呂に
浸かりながら、さてさて熊本生活2年目となる2010年はどんな年に
なるのやら、と。ひとっ風呂浴びた後は、自宅縁側で七輪炙り大会
に突入(笑)去年の夏から仕込んで置いた一夜干しをどんどこ炙り
ながら、またもや熱燗でついーっ!って、去年とどこが違うの?
と言わんばかりの新年の始まりとなりました(笑)

と言うことで。

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

  


Posted by こむこむ at 08:40Comments(12)