スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by おてもやん at

セコビッチと不思議に思うこと わかさ@白川公園

2011年02月21日

10日ほど前から、使っているチューブ式の洗顔フォームなのだが、
残り少なくなって、でもチューブのなかにはそれなりに中身が残って
いるので、指を差しいれたり、チューブを思いっきりしごいて中身を
出したり、最近ではチューブのお尻のところを持って、ぶんぶん振る
と中身が少しずつ集められて、出口のところに固まりを見せるのを、
これをまたちょこんと指先に取ったりなどして、朝晩の洗顔を続けら
れているのが、ちょっぴりうれしいこの頃です。

いつまであーだ、こーだしながら使い続けられるか、結構執念燃やし
てます。

こんな、僕って、セコビッチ??(笑)

一昨年の3月に東京から熊本に引越しをしてからと言うもの、え??
どういうこと??みたいな不思議に思うことはたくさんあって、書き
きれないぐらいのネタの量になっているのだが、少しばかり披露
することにしましょうか。

まずは、熊本最後の屋台のお店になってしまったわかさで偶々
ご一緒になったお客さんから、どちらからですか?と聞かれて、
普通に東京です、と答えると。あ?東京からですか?転勤ですか?
となる訳だが、かならず二の矢の質問があって、で、その東京の
どこですか?わかさに来るお客さんに限ったわけではなくて、と
必ず聞かれるのが、いつも不思議。それも例外なく、なんですよ。

あまり、メジャーらしくない土地名だと、ふーん、と言う感じで
会話が途切れたりするのも、不思議と言えば不思議でしょうか。
(ちなみに、高円寺は、反応があんまり良くないです(;´Д`)
押上なんていったら、話題性もあるし、盛り上がるかもね。でも、
ちょっと前までは、実にマイナーな場所だったのにね。そうだ!
これからは、押上で行くことにしよう(*゚▽゚)ノ、うん、そうしよう 笑)

さて、いつものわかささん。

ビール(アサヒなのがチト残念だが)でまずはお疲れチャーン!!
お客さんもほぼ常連さんばっかりと言ったところか。なぜか、病院関係
の先生がお客さんに多いので、医療関連ネタも聞けておもしろかったり
するのだ。そのネタについては、後日書くことにしよう。

トマトに、くんせい(東京では見かけないおでん種ですね。ところで、
東京ではあたりまえの、グルテンの固まりみたいなスジが、僕的
にはNGなのだが、存在しているのが不思議。)あたりのおでんで、
まったり~な週末前夜。正しい、週末の始まりですよ。

お店を出て、ふと見上げると、なんとまんまるなお月さま。
むむむ、これは、明日の田崎市場は期待できないか、と肩を落とす。

翌土曜日の朝の田崎市場は、案の定、魚がないよお。少ないし、
高いです。風が出て、波が高かったこともあるようですが、木下商店では、
今日はおすすめないよ、とあっさりスルーされ。

古閑鮮魚に向かうと、かろうじて鯒がおすすめと言う。一本買って、
これは湯引きにして。今年最初の鯒ですねえ。一キロ近くありましたかね。
それに、子肌(こちらでは、つなし)を箱買い。と言っても、1/3ぐらいしか
残っていなかったので、全部買ったのだが、後で数えたら34匹ありました。

せっせ、せっせとうろこを引いて、3枚下ろしにしましたが、大変
でした。酢〆にして、熱燗で飲るのが、楽しみですよ。それに、
活き鯵が良かった。宮部鮮魚のおかあさんイチオシだったが、
くどくない油のノリで。2匹でなんと1キロ近く。でかっ!!

少ないながらも、まあ、それなりのお魚をゲットすることができました。
あと、生あおさ。うーん、季節を感じさせる一品ですね。鯒のアラで
取った出汁で、頂きましたが、春はもうすぐそこ、みたいな気分に
させられました。残ったあおさで、卵焼きも作ってみよう。

魚をさばいて、作った料理のイチオシは、にんじんのディップ。にんじん
の甘さとクミンの香りが混ざって、これにバゲットとワインがあったら
ヤヴァイ感が漂いますね。これからは、ちょっとばかりディップに
はまって見ようと思う今日この頃。

さあ、来週はどんなお魚さんに出会えるのか楽しみですよ。
  


Posted by こむこむ at 23:40Comments(4)ボヘミアン記

寒い日は弥太一で あめや@練兵町

2011年02月15日

温やっこをお通しに出してくれるあめやさん。九州は熊本の
冬をあなどってはいけない。寒い日の朝方は市内でも零下
なんて言う日があるのだ。

さて、そんな寒い日は、あたたかみを感じるお手製の肴で
熱燗を飲るのに限る。温やっこで、熱燗を頼めば、まさに
弥太一の世界。でも、最初はかならずビールを頼んでしまう
のはここだけの話と言うことで(笑)この日は、エビス!!

カウンターにところせましと置かれた大皿料理。10種類以上
はあるだろうか。ある日のこと、それらをちょこっとずつ5品
ぐらい選んでもらって盛ってもらえないかと頼んでみたところ、
良いですよと、おかあさん。ヤター!!

コノシロの南蛮漬け、ざぜん豆、おから、きんぴらごぼう、
小松菜の菜焼き。それぞれ、しみじみとおいしい。合わせる
お酒は神亀。

おかあさんとは、温泉の話題で盛り上がり。どうやら、菊池の
城乃井温泉、菊鹿温泉が泉質がとろりとして良いのだと言う。
お教えした辰頭温泉に何回か通ったところ、膝の具合も良く
なった、とのことで、良かった、良かった。

連休に、城乃井温泉に出かけたが、本当にとろりとした良い
お湯でした。お肌しっとり。熱めの温泉だったので、浸かっては
湯船に腰かけて休みながら、湯当りしてしまいそうですからね。

たまたまお隣りに居た女性二人連れとのたわいもない話にも
なって、看板近くまで居座ってしまいましたね。それにしても、
うわばみ嬢という生き物は、東京だけでなく、熊本にもしっかり
と生息しているようで、心を強くしましたよ(ほんまかいな 笑  


Posted by こむこむ at 19:12Comments(0)ボヘミアン記

カスレ風お豆さんの煮込み

2011年02月08日

そう言えば、最近お料理日記と言うか、作り初めみたいな
記事を書いていなかったような。まあ、お正月は元旦から
簡単なおせちを作り始める始末で。鴨の生ハムをいっちょ、
作ってみっか、と腕まくりしたものだが、仕込みに1週間
かかることが分かり、ずっこける(笑)でも、ひるまずに
作った鴨生ハム、かなりおいしかったです。ワインも取り
寄せておいた甲斐がありました。

なので、卯年の作り初めは、一応鴨の生ハムとあいなり
ました。それ以外では、紅白なます、昆布巻きとか、まあ
定番ものですね。そんな、こんなで、料理で始まった平成
23年です。って、もう2月なんですけど、ゆるして(*゚▽゚)ノ

さて、先週の週末お料理は、なぜか豆の煮込み系がどう
しても食べたくなり。白いんげんを戻して、作ろうとしたのは、
カスレというフランス南西部の郷土料理のひとつですね。
書いていて、鴨の生ハムも加えれば、いろんな脂が豆に
染み込んで、味わいも深まったかと反省。今回は、ソーセージ
とお豆さんだけと、超手抜きなもの。

オバール型のル・クルーゼにオリーブオイルを取り、つぶした
にんにくと月桂樹2枚に鷹の爪2本ほどを加えて弱火でじわじわ
と熱します。にんにくの香りが付いたところで、たまねぎのみじん
切りを加えてじゃっじゃっと炒めて、ソーセージを入れてさらに
じゃっじゃっと炒めて、お次に前日から戻して圧力なべでやわらかく
炊いておいた白いんげん豆を加えて、ざっとまぜ合わせ、白ワイン
を振り入れ、アルコールを飛ばした後、カットした水煮のトマトを
加えて、ひたひたになるまで水を投入。コクを出すために、固形
スープの素も加えましょうか。ハーブもついでにオレガノあたりも
入れちゃいましょう。塩、胡椒をして味を見て。

あとは、ひたすら煮込むだけ。仕上げに、庭先に生えている
パセリを摘んで来たのをみじんにして、で、結果大量の煮込みが
できました。かなりテキトーなので、カスレ風とよぶことにしよう。
これから一週間今日もカスレ、明日もカスレな感じになりそう
ですよ(;´Д`)

それにしても水に戻すものって、どうしていつも大量に戻すことに
なってしまうんだろうか。毎回不思議(笑)  


Posted by こむこむ at 18:12Comments(0)お料理日記

ホッピーはうまし 豚に夢中@安政町

2011年02月07日

それほどしつこくはなかったのだが、ぐずぐずと抜けの悪い
風邪のせいでなかなか出かけることがなかった。東京あたり
から来る出張者対応で連日のように昼、夜と外食が続いた
週は、辛いものがあった。先週後半あたりから、体調もようやく
元に戻っただろうか。気分もずっと晴れやかになり、さあて、夜
の街に繰り出してみようか。そういう気にさせられる。

さて、そんな日に向かうは、熊本第一号のもつ焼きやの豚に
夢中さん。おかみのむすめさんが書くブログに、体調がすぐれない
時には、この店のキラーコンテンツのひとつレバテキが効くのだ
という記事に、別の日の記事には携帯メール会員になると
ドリンク一杯サービス!なんてあるものだから、セコビッチな
僕はいそいそと(笑)

その、むすめさんは日本舞踊をやっているからか、店内での
身のこなしがなんとも優雅で、さすがと思わせられるのだ。

7時過ぎに到着したお店は、カウンターに2組、テーブル席も
2つのグループが既に良い感じでお酒が進んでいるようで、
スタートの遅い熊本んしては、まずまずの出だしではない
だろうか。

まずは、キリンラガーで、お疲れちゃーーーーん!!生の
プレミアムモルツでも良かったのだが、まあ、〇〇ヒ以外の
銘柄があるのが実にうれしい。お通しのキャベツの塩もみを
頂きながら、とりあえず茹でタンをもらいますか。体調が戻った
ので、レバテキはパスと言うことで。

ビールが終わって、もつ焼きにはホッピーだよなあ(ホッピーミーナ
大喜び!?)、とメニューには書いてないのだが、裏メニューで
豚に夢中さんではホッピーが置いてあるのだ。焼酎は、キンミヤ
と行きたいところだが、銘柄を聞くのを失念してしまったよ。

何種類かのもつ焼きを塩でもらって。ナカをおかわりして、
良い感じのほろ酔い気分になりました。

ごちそうさまでした。めでたく携帯メール会員にもさせて
頂き、ドリンク一杯無料になったし、楽しみなのは、これから
毎週お店から愛のこもったメールが来ること(笑)

話は変わるが、銀座一丁目の幸稲荷神社近くにあった
卯波と言うお店が立ち退きで、閉店となっていたのが、
すぐ近くにお店を出したようだ。なつかしいお店の復活
ですね。一方で、鹿児島天文館の焼酎天国が昨年10月
一杯をもって店じまいしたと言う。つい先日、たまたま
鹿児島に行く機会があったので、場所でも確認しておきた
かったのだが、おそらくその場所と思われるところは、あいにく
工事中で建物を見ることができなかった。割烹着姿が
愛らしかったおかみさんは、はたしてお元気にされている
だろうか。彼女が書いた「花いちりん―凛として生きる―」
という本だけが僕の手許に残されたことになる。  


Posted by こむこむ at 07:38Comments(0)ボヘミアン記

震える 大林@日本堤 東京

2011年02月04日

ジョグ再開5日目。もう、ぼろぼろ~(笑)なんとか、かんとか
走り終えました。前半は、結構元に戻りかけたかも、と思い
ましたが、後半見事に失速。週末は、犬のお散歩の係なので
お休みして、来週こそは復活ラン!といきたいところです。

さて。

Mについては、もう少し頭のなかを整理してから、書き継ぐこと
にして、お次に向かうは大林さん。開いてないかなあ、と、
でも開いてた!引き戸を開けて、目に飛び込むのは、まあ、
すばらしい相変わらずの雰囲気の店内。決して愛想が良い
訳ではない親父さんが、前掛けして手をこすっている。外の
寒さもそうなのだが、天井までは3メートルはあろうかと
思うぐらいの広い空間ですからね、お店のなかでも息が
白く見えるくらいです。

震える。

久しぶりで、と言うより、普通に寒くて(笑)

最初、ハイボールにしたんですが、お次はさすがにお燗酒に
しましたよ。ぶるぶる~ 黒板に書かれた、本日の一品を
眺めながら、小松菜のごま和えに、煮凝りでももらいますか。

この後は後ほど(って、オイオイ (;´Д`)
  


Posted by こむこむ at 08:33Comments(0)ボヘミアン記

越前おろしそばと地酒で 御清水庵 宮川@浅草橋 東京

2011年02月03日

地元福井の手打ちのおろしそばが食べられるお店が
浅草橋にできたらしい。おとといのオープンなので、
オペレーションはまだバタバタだろうが。。。

香り高い蕎麦に大根おろしとネギをかけ、 だしをかけて
いただく(本来ならおろしに生醤油、ネギとかつおぶしを
パラパラとかけるのだが)そば。なつかしす。鯖の一本焼
きで、ジャパンで洗う。

むう、良いかも。

出張の折りでも覗いてみたいものだ。場所的に言って、
まずは皿ナンコツや昨日のカレーあたりでくぴくぴやった
後、こちらでそばで〆なんてぇのが、良いかも知れませんね。

2月中の火曜日から木曜日はオープン記念として
ディナータイムのみ全品10%引き実施中らしいですよ。

ところで、熊本市と福井市が姉妹都市って、熊本に来て
初めて知りました。なので、鶴屋さんでは、物産展が
開かれるみたいです。

御清水庵 宮川(電話03-6795-1192)
台東区浅草橋4-10-2
  


Posted by こむこむ at 18:23Comments(0)出張ネタ

オートバイに乗って、冬山に入る M@日本堤 東京

2011年02月03日

ジョギング再開4日目。張りに張ったとくに左のふとももが
痛い。上りは良いのだが、下りのときがとくに。悲鳴を
通りこして泣き出すかのような(笑)それでも、なんとか
無事にいつものコースでちょうど1時間。

僕は、オートバイに乗ることはないのだが、過日野暮用のため
東京に戻った時に、思いがけず時間が空いたので、浅草
を抜けて日本堤まで歩くことにした。てんぷらややけとばしや
のあるあたりから、清川と呼ばれるエリアに。

そこに古くからあるMという飲み屋がある。先代から引き継いで
息子さん3人(?)で切り盛りしているお店なのだが、以前は
おかあさんも厨房に立っていたのに、今では見ることもない。

フロアを担当している次男坊(?)のYちゃんは、お店ではお客
との軽妙な間でもって盛り上げてくれるような雰囲気を持っている
のだが、何年か前に一時期店に出なかったことがある。

ご無沙汰です。あ、どうも〇〇さん。キリンもらおうかな。それに、
生野菜。ポテトサラダにハムやトマトなんかが結構な盛りで
出される生野菜は、この店ではなぜか頼んでしまう一品。

そう言えば、今でも、オートバイに乗って、山に行ってるの?彼の
言葉を借りれば、冬枯れした山に踏み入って、落ち葉が幾重にも
敷かれたようになったところを黙々と歩くのが一年中で一番好きだと
言う。誰からも邪魔されない時間。おそらく自分を取り戻すための。

冬ざれのなかに身を置く。

その日は、初めてだろうか、彼といろんな話をしたのは。

オートバイと言えばマンディアルグの小説を思い出す。確か、
少女が黒いバイクにまたがり国境を超えて、ドイツの恋人に会い
に行く、というたったそれだけの話なのだが、シュールなイメージ
の描写が続いて、こんな教材をフランス語のしかも第2外国語の
講義で使う講師もどうかと思ったものだが、興味を持った僕は
その作者のいくつかの作品を読むことになる。ベケットやバタイユ
あたりを知ることになったのも、その時期だった。

続きは後ほど。(あ、久しぶりのフレーズ 笑

  


Posted by こむこむ at 08:28Comments(0)ボヘミアン記

金峰山という山

2011年02月02日

ジョギング再開3日目。さらに足、とりわけ太ももの張りが
ひどくなったように感じる。なんとか走り終えたが、このまま
続行した方が良いのだろう。いっときの寒さもいささか和らい
で、気が付けば明るくなる時間も早くなった。2月。

宮崎県の新燃岳の噴火の様子をニュースを見るたびに、
つい先日訪れた鹿児島で見た桜島の噴煙、結構な高さ
にまで到達していたように思え、僕としては相当の衝撃
を感じるほどだったのだが、居合わせた路面電車の乗客
が誰一人として、それに注目するわけでもなく、淡々と
した雰囲気に包まれていたのが、不思議な感覚として
残ったことを思い出す。

火山と言えば、熊本市の西側約5キロほどのところに
金峰山と言う、かつて夏目漱石の草枕の舞台になった
1,000メートルに満たない山があるのだが、その山は
実は休火山であることをたまたま知ることになり、もしか
したら爆発なんてこともあるわけで、この地ではどこを
掘っても温泉が出るくらいのところと言うことは、断層が
縦横無尽に走っている土地だと言うことか。

夏目漱石の草枕は、中学生から高校生にかけて、
たくさんの小説やらに読みふけった時代に呼んだうちの一冊
だが、ストーリーも登場人物もどういう話だったか、はなはだ
心もとないが、ウィキペディアを見て、ああ、確かにそんな
話だったかと思い出す。

今、そう言ったものを読み返すと、どういう感慨にふけるもの
なのか、改めて時間を作ってみたい気がする。何気ない
一文とかに、思いがけず惹きつけられていそうな。

どうだろうか。
  


Posted by こむこむ at 09:08Comments(0)熊本ある記

ばってんなすに塩トマト 某店@熊本市下通り

2011年02月01日

寒い日が熊本でもずいぶん続いていて、そのせいだろう、とうとう
風邪っぴきになってしばらく体調がすぐれないでいた。毎朝の
ジョギングもそうこうしているうちに10日間ほどお休みとなって
いたのだが、昨日久しぶりに再開した。いつものように約1時間
かけて走ったのだけれども、さぼったツケが回ってきて、再開二日
目はことのほかきつかった。わずかばかり使わないでいたのに
すぎない筈なのに、ふともも、おしり、ふくらはぎ、至るところ小さな
悲鳴を感じる有様だった。ちょっと前に、軽くひねった右足首も
もう直っても良い頃合いなのに、ときおりビクリと鈍痛が走る。

しばらくメンテナンスを怠るとこういうことになるものなのか。歳は
取りたくないものだ。

それでも、走り終えた後の壮快感はなにものにも代えがたいもの
がある。熊本に来て始めたジョギングももうそろそろ丸2年になる。
シューズのソール部分も相応に摩耗が目立ってくるようになった。
新しいシューズに変えないといけないのだが、結構持ったものだ。

さて。寒い日のなかでもとりわけ寒い時期に東京から知り合いが
遊びに来ると言うので、一晩お付き合いさせて頂いた。風邪で
体調がいまひとつすぐれないが、気合いで。どこに行こうか、結構
悩んだが、取引先から教えてもらったお店に行くことにする。

確かカウンター4~5席に、掘りごたつのテーブル席が3つある程度
のこじんまりとしたご夫婦(かな?)ふたりで切り盛りしているお店で、
気の効いた肴で、じっくりと飲るにはうってつけのお店かと思われる。
入口に、店名である■と書かれた小さな看板に、薄い人色ののれん
がかかっているだけなので、通りかかっただけでは、お店と気が付か
ないかも知れぬ。フリで入る客などいそうにもないので、勘定を済ませ
て、店を出ようとすると、案の定どうしてこの店を知ったのかと、女将
さんから聞かれたことからも、そういうお店なのだろう。

さりげないお通しが出て、おススメの刺身の盛り合わせ(金目鯛、
かんぱち、地だこ)をもらい、遠くはるばる訪ねてきた知り合いには、
馬ひも刺しにレバー刺し、そしてからし蓮根をもらうことにする。お酒は、
ビールの後、焼酎に切り替える。寒い夜だったこともあり、芋のお湯割
りで。四合瓶を都合2本とることになった。

まさにのんべの飲み会ですな。

今がまさに旬の太刀魚の塩焼が焼き上がるまで時間がかかり
そうなので、つなぎで熊本野菜と言うことでばってんなすと塩
トマトの盛り合わせを頼むときれいに大皿に盛り付けられた
ものが出されてきた。塩で食べるのだが、酸味と甘みのきいた
塩トマトに、糖度が高く、水分が多く、みずみずしいばってん
なすも、実に良い味わい。二つの野菜ともに、不思議なのだが
今の季節が旬なのだとか。

油の乗った、分厚い太刀魚の塩焼は予想通りのおいしさ。
田崎市場の木下商店のおぢさんによれば、今がまさに旬。
しかも、釣りで揚がった天草の太刀魚でなければと言う。
年明けから何度か頂いたが、刺身でもこれが太刀魚か?
と目を瞠る味わいだ。その太刀魚も、梅の咲く頃になると
卵を持つようになり、油がすーーっと抜けてしまうのだとか。
あとしばらくは、せいぜい太刀魚三昧を楽しむことにしよう。

野菜のてんぷらに、あじのゴマ醤油漬けなんぞをもらって
一人あたり7,500円。決して安くはないが、季節季節の
味を楽しむにはこういう店ならではのものがあるだろう。

まだまだ飲み足りないわれら。さあて、もう一軒どこぞに
向かいますか。ところで、風邪はいったいどこへ??(笑)  


Posted by こむこむ at 14:45Comments(0)ボヘミアン記