ちりめんモンスター
2010年09月28日
久しぶりにお手製のちりめん山椒なのだが、食べたくなり、
作ってみることにした。デパートまで行けば、大きさの揃った
色の白い上等のちりめんが買えるのだろうが、そこまで
することはあるまい、と近所の農協直売所で買い求める
ことにした。その直売所は、野菜がメインなのだけれども、
地元産の魚介類や肉類を扱っているので、たいていの
食材は揃えられる。
それで、ちりめんは天草産のものが袋売りされている。
大きさのまあ、実に不ぞろいな、なかには出汁じゃこと
呼んでも良いぐらいのもあって、良く見るとちりめんモンスター
もちらほら垣間見える。たこ、いか、えび。。。なんと様々
な(笑)
さすがに大き目のちりめん、もとい出汁じゃこは、お出汁用に
取り出して、まずは大き目のフライパンで乾煎りにする。こう
することで魚くささを取れる。お次に、日本酒を振って、アルコール
分が飛んだら、昆布とかつおで引いた出汁をひたひた程度に
張り、醤油とみりんを適量加えて、ひたすら強めの中火で
煮上げて行く。
途中、山椒の実(旬の時に大量に買っておいたものを冷凍
保存したもの)を振り入れ、仕上げにもう一度振り入れると、
山椒の青みが残って、色合いが良くなる。
たった、この程度の料理とも呼べないような代物だが、しみじみ
とした味わいがあって、おにぎりの具としても実においしいが、
酒のアテにも。純米酒の熱燗で。
ついーっ。
作ってみることにした。デパートまで行けば、大きさの揃った
色の白い上等のちりめんが買えるのだろうが、そこまで
することはあるまい、と近所の農協直売所で買い求める
ことにした。その直売所は、野菜がメインなのだけれども、
地元産の魚介類や肉類を扱っているので、たいていの
食材は揃えられる。
それで、ちりめんは天草産のものが袋売りされている。
大きさのまあ、実に不ぞろいな、なかには出汁じゃこと
呼んでも良いぐらいのもあって、良く見るとちりめんモンスター
もちらほら垣間見える。たこ、いか、えび。。。なんと様々
な(笑)
さすがに大き目のちりめん、もとい出汁じゃこは、お出汁用に
取り出して、まずは大き目のフライパンで乾煎りにする。こう
することで魚くささを取れる。お次に、日本酒を振って、アルコール
分が飛んだら、昆布とかつおで引いた出汁をひたひた程度に
張り、醤油とみりんを適量加えて、ひたすら強めの中火で
煮上げて行く。
途中、山椒の実(旬の時に大量に買っておいたものを冷凍
保存したもの)を振り入れ、仕上げにもう一度振り入れると、
山椒の青みが残って、色合いが良くなる。
たった、この程度の料理とも呼べないような代物だが、しみじみ
とした味わいがあって、おにぎりの具としても実においしいが、
酒のアテにも。純米酒の熱燗で。
ついーっ。
暑さもお祭りまで 餅の大黒屋@二本木
2010年09月25日
今日の田崎市場が、連休の合間なのか、太平洋側は台風、
日本海側は寒冷前線の影響で海が荒れたせいで、魚すくなー!
卸業者の人たちもどことなく、元気なさげに見えます。
それでも、なんとか、しまあじ(こちら風には、ぜんめ)と金目鯛に、
これはおすすめというかますにいくらをゲットしましたよ。かますは
締めて、かます寿しにしましょうか。油の乗ったかますなので、皮目
は炙るとナイスかも。と、言ったそばから食べてもいないのに、よだれ
が~(笑)
さて、熊本駅に出る用事があって、空いた時間で、二本木界隈を
うろうろ。有名なラーメンやさん(行列作ってるよ)を尻目に、たしか
おはぎのおいしいお餅やさんがあったはずと、昔はたいそうにぎわった
かも知れない、今となっては寂寥感の漂う商店街を進むと、
おお、ありましたね、餅の大黒屋さん。
店内に入ると、釜に炊き上がったあずきがあるのが見えますね。
完全手作りですね。全品。
自宅用におはぎ(1個60円)を買って、ちぃっと小腹が空いたので、
小餅ぜんざい(250円)を買ってみました。ちいさく丸めたお餅に
程よい甘さに炊かれたあずきを絡めて食べると、なんとも幸せな
気分にさせられます。
今度のお正月には、お餅を注文してもいいかもと思いながら、
良く晴れた空を見上げる。秋らしい筋雲の向こう側にもくもくと
もりがった様の雲が見える。名残惜しそうな夏の気配と言った
ところだろうか。それにしても、暑さ寒さも彼岸までとは良く
言ったものだ。熊本では、ぼした祭り(藤崎宮の秋の例大祭
のこと)が終わると、ぐっと涼しくなるのだと言う。
早朝見た行列。飾り馬。ドーカイ、ドーカイ、ドーカイ。オウサ、
オウサ、馬オウサ、の掛け声が、蘇ってくる。
餅の大黒屋
熊本市二本木通り
電話 096-325-0300
日本海側は寒冷前線の影響で海が荒れたせいで、魚すくなー!
卸業者の人たちもどことなく、元気なさげに見えます。
それでも、なんとか、しまあじ(こちら風には、ぜんめ)と金目鯛に、
これはおすすめというかますにいくらをゲットしましたよ。かますは
締めて、かます寿しにしましょうか。油の乗ったかますなので、皮目
は炙るとナイスかも。と、言ったそばから食べてもいないのに、よだれ
が~(笑)
さて、熊本駅に出る用事があって、空いた時間で、二本木界隈を
うろうろ。有名なラーメンやさん(行列作ってるよ)を尻目に、たしか
おはぎのおいしいお餅やさんがあったはずと、昔はたいそうにぎわった
かも知れない、今となっては寂寥感の漂う商店街を進むと、
おお、ありましたね、餅の大黒屋さん。
店内に入ると、釜に炊き上がったあずきがあるのが見えますね。
完全手作りですね。全品。
自宅用におはぎ(1個60円)を買って、ちぃっと小腹が空いたので、
小餅ぜんざい(250円)を買ってみました。ちいさく丸めたお餅に
程よい甘さに炊かれたあずきを絡めて食べると、なんとも幸せな
気分にさせられます。
今度のお正月には、お餅を注文してもいいかもと思いながら、
良く晴れた空を見上げる。秋らしい筋雲の向こう側にもくもくと
もりがった様の雲が見える。名残惜しそうな夏の気配と言った
ところだろうか。それにしても、暑さ寒さも彼岸までとは良く
言ったものだ。熊本では、ぼした祭り(藤崎宮の秋の例大祭
のこと)が終わると、ぐっと涼しくなるのだと言う。
早朝見た行列。飾り馬。ドーカイ、ドーカイ、ドーカイ。オウサ、
オウサ、馬オウサ、の掛け声が、蘇ってくる。
餅の大黒屋
熊本市二本木通り
電話 096-325-0300
首折れ鯖定食 新港食堂@鹿児島市中央卸売市場内
2010年09月07日
桃色吐息嬢(今や人妻になってしまったが)まき子さんの
ブログやら、やまけんさんのブログやらに、鹿児島の首
折れ鯖は、もう絶品!という内容の記事がずっと気になって
いて。
ようやくありつけることができました。何年か越しの夢。
鹿児島に所用で出かける機会があって、熊本からリレー
つばめに乗って、途中新八代で新幹線に乗り替えるの
だが、鹿児島中央駅まではトンネルに次ぐトンネルばかり
で車窓を楽しむ風情がないのがちょっとばかり残念である。
まあ、1時間で着いてしまうので、乗る前は遠い感じはする
のだけれども、実際には意外に近かった、みたいな。
早めに鹿児島中央駅に着いたこともあり、鹿児島の魚市場
でも覗いてみたくなり、駅にある案内所で行き方を聞いてみる。
どうやら観光スポットになっていないようで、アクセスがあまり
よろしく無いとのことである。路線バスが良いらしいのだが、
ずいぶん遠回りの路線みたく、あまりおススメしないと言う。
猛暑人がわんさか下界に繰り出している時期で、歩いていけない
ではない距離のようでもあったが、自殺行為に近いかと、タクシー
を利用することにした。南映タクシーという会社のタクシーだった。
実に南国らしいネーミング。
魚市場へ、GO!
10分程度で着いた港の近くにある市場は、卸売専門で、小売
はしていないと表示があり、正門には門番のおぢさんがいる
ので、やや入りづらい雰囲気ながら、そのまま入ることができる。
市場から100メートル先に岸壁があるのだが、岸壁手前に建って
いる冷凍倉庫越しににぶい鉄粉をまぶしたような色合いの桜島が、
もう、すぐ目の前に見える。
それにしても熊本のように、一般人が買物できないのは、残念な
気がする。確か、福岡の卸売市場も業者のみを相手にしていて、
入り込んだ一般人はその時僕だけだったような記憶がある。
せっかくだから、セリ場に向かうが、もうとっくにセリは終わって
いて、商品も全て出払った後で、おじさんが一人もくもくと片づけ
ものをしている姿だけがある。その近くを、カラスやカモメが
何羽か、のんびりと探し物をしているのが、見える。
市場で働く人たちの胃袋を満たすための食堂は、どの市場でも
きっと何軒かあるものだが、鹿児島の市場では一つの棟に3軒の
食堂が並んでいた。一軒は店先に品書きの看板が置かれて
刺身盛り合わせ定食が1、500円すると書いてある。
一瞬入りかけるが、値段がなあ、とひとりごち、そこではなく結局、
その店のとなりのとなりの新港食堂さんに入ることにする。首折れ鯖
定食と言う文字が目に入ったからだった。
入るとテーブル席に、小上がりの座敷に、カウンター席がある。
カウンター席に席を取り、壁一面に貼られた品書きや、今日の
おススメと書かれた黒板を眺めるのだが、まあ実にいろんな
ものがあって。黒豚とんかつなんてのもあって、鹿児島らしい
といえばらしい。
注文はしばし悩んだが、やはり首折れ鯖定食1,000円をと
お店のおねえさんに。オーダーを通す声がすると、カウンター内
の店内にかかっているテレビを見ていたおやぢさんがやおら立ち
上がり、首折れ鯖を刺身にしてくれる。出るまで、たったの1分。
さあて、首折れ鯖ですよ。真鯖ではなくて、ゴマ鯖ですね。
九州特有の甘めの醤油をつけてパクリと頂く。もちもちと言うか、
ぷりぷりと言うのか、真鯖とは違った食感が楽しい。油の乗りは
真鯖ほどではないが、新鮮な味わいだ。強いて言えば、飛魚より
強い旨みとぷりっとした食感と言ったところだろうか。
半身分をやや厚めに切られた刺身で頂くことの幸せ。お酒が欲しい
ところだが、この後さすがに仕事があるので、我慢我慢。
ごちそうさまでした。
さて、街中に出るとしますか。ところが、なかなかタクシーが捕ま
らない。結局炎天下を歩いて出ることに。もう汗だくだくで。途中、
ふと足元を見ると道路脇に、黒い細かな砂のようなものがある
のが見える。何だろうと思っていたのだが、ああ、これが例の
桜島の噴火によるものか、と。しかし、これが舞い散る風景を
想像し、鹿児島の人たちの苦労が偲ばれる。
ふと、昔、冬の中国の天津に行った時の、おそらく暖を取るため
だろう、石炭ストーブが焚かれる際に出る煤煙で街じゅうが、
ぼやっとけむった空気に包まれて、そのなかを勤め帰りの人々が
自転車を漕いで家路につこうとしていて、それも夥しい数となって
いる光景に、煤煙の独特の臭いを伴って、出くわしたことを思い
出した。
もう、何年も前のことになるのだが、ふとしたことがきっかけと
なって、忘れかけていたはずの光景と臭いの記憶を鮮明に思い
起こすとは、なんとも不思議な感慨に捕らわれる。
ブログやら、やまけんさんのブログやらに、鹿児島の首
折れ鯖は、もう絶品!という内容の記事がずっと気になって
いて。
ようやくありつけることができました。何年か越しの夢。
鹿児島に所用で出かける機会があって、熊本からリレー
つばめに乗って、途中新八代で新幹線に乗り替えるの
だが、鹿児島中央駅まではトンネルに次ぐトンネルばかり
で車窓を楽しむ風情がないのがちょっとばかり残念である。
まあ、1時間で着いてしまうので、乗る前は遠い感じはする
のだけれども、実際には意外に近かった、みたいな。
早めに鹿児島中央駅に着いたこともあり、鹿児島の魚市場
でも覗いてみたくなり、駅にある案内所で行き方を聞いてみる。
どうやら観光スポットになっていないようで、アクセスがあまり
よろしく無いとのことである。路線バスが良いらしいのだが、
ずいぶん遠回りの路線みたく、あまりおススメしないと言う。
猛暑人がわんさか下界に繰り出している時期で、歩いていけない
ではない距離のようでもあったが、自殺行為に近いかと、タクシー
を利用することにした。南映タクシーという会社のタクシーだった。
実に南国らしいネーミング。
魚市場へ、GO!
10分程度で着いた港の近くにある市場は、卸売専門で、小売
はしていないと表示があり、正門には門番のおぢさんがいる
ので、やや入りづらい雰囲気ながら、そのまま入ることができる。
市場から100メートル先に岸壁があるのだが、岸壁手前に建って
いる冷凍倉庫越しににぶい鉄粉をまぶしたような色合いの桜島が、
もう、すぐ目の前に見える。
それにしても熊本のように、一般人が買物できないのは、残念な
気がする。確か、福岡の卸売市場も業者のみを相手にしていて、
入り込んだ一般人はその時僕だけだったような記憶がある。
せっかくだから、セリ場に向かうが、もうとっくにセリは終わって
いて、商品も全て出払った後で、おじさんが一人もくもくと片づけ
ものをしている姿だけがある。その近くを、カラスやカモメが
何羽か、のんびりと探し物をしているのが、見える。
市場で働く人たちの胃袋を満たすための食堂は、どの市場でも
きっと何軒かあるものだが、鹿児島の市場では一つの棟に3軒の
食堂が並んでいた。一軒は店先に品書きの看板が置かれて
刺身盛り合わせ定食が1、500円すると書いてある。
一瞬入りかけるが、値段がなあ、とひとりごち、そこではなく結局、
その店のとなりのとなりの新港食堂さんに入ることにする。首折れ鯖
定食と言う文字が目に入ったからだった。
入るとテーブル席に、小上がりの座敷に、カウンター席がある。
カウンター席に席を取り、壁一面に貼られた品書きや、今日の
おススメと書かれた黒板を眺めるのだが、まあ実にいろんな
ものがあって。黒豚とんかつなんてのもあって、鹿児島らしい
といえばらしい。
注文はしばし悩んだが、やはり首折れ鯖定食1,000円をと
お店のおねえさんに。オーダーを通す声がすると、カウンター内
の店内にかかっているテレビを見ていたおやぢさんがやおら立ち
上がり、首折れ鯖を刺身にしてくれる。出るまで、たったの1分。
さあて、首折れ鯖ですよ。真鯖ではなくて、ゴマ鯖ですね。
九州特有の甘めの醤油をつけてパクリと頂く。もちもちと言うか、
ぷりぷりと言うのか、真鯖とは違った食感が楽しい。油の乗りは
真鯖ほどではないが、新鮮な味わいだ。強いて言えば、飛魚より
強い旨みとぷりっとした食感と言ったところだろうか。
半身分をやや厚めに切られた刺身で頂くことの幸せ。お酒が欲しい
ところだが、この後さすがに仕事があるので、我慢我慢。
ごちそうさまでした。
さて、街中に出るとしますか。ところが、なかなかタクシーが捕ま
らない。結局炎天下を歩いて出ることに。もう汗だくだくで。途中、
ふと足元を見ると道路脇に、黒い細かな砂のようなものがある
のが見える。何だろうと思っていたのだが、ああ、これが例の
桜島の噴火によるものか、と。しかし、これが舞い散る風景を
想像し、鹿児島の人たちの苦労が偲ばれる。
ふと、昔、冬の中国の天津に行った時の、おそらく暖を取るため
だろう、石炭ストーブが焚かれる際に出る煤煙で街じゅうが、
ぼやっとけむった空気に包まれて、そのなかを勤め帰りの人々が
自転車を漕いで家路につこうとしていて、それも夥しい数となって
いる光景に、煤煙の独特の臭いを伴って、出くわしたことを思い
出した。
もう、何年も前のことになるのだが、ふとしたことがきっかけと
なって、忘れかけていたはずの光景と臭いの記憶を鮮明に思い
起こすとは、なんとも不思議な感慨に捕らわれる。
今週は小鰯
2010年09月06日
みなさん、飲ってますかぁ~!
こちらは、ほぼ毎日ぐびぐびな感じで暑さをなんとか凌いで
おります。最初だけは、冷え冷えなあわあわになってしまい
ますが、その後の定番は純米酒のお燗酒。暑いさなかでも
あったかいものを頂くのが良いのか、夏バテ知らず。
昨日は、旭菊の綾香で。このお酒は、本当になごんでしまう。
どんな肴にも合わせられるのが気に行っています。
さて。
先週の田崎市場は、鯖はあまり見掛けなかったものの、
金目鯛、鰆、鯵、鰯に飛魚、それに甘鯛が目につきましたね。
秋刀魚もありましたが、一本450円では、ちょっと手が出し
づらかった。天草産の甘鯛が、なんとキロ3,000円とな。
やすー。
1本しか出ておらず、即効買いでした。お店の専務さんが、それを
買ったのを見て、ニヤリと笑う。あ、君が買ったのね、みたいな。
カマをがっつり落として、炭火塩焼はさぞかしおいしかろ。想像
しただけで、むひひ、じゅるるとよだれてしまう。
この日購入したのは、他に穴子、金目鯛に小鰯でした。小鰯は、
トロ箱半分にばらかしてもらって、1,200円。帰って数えたら、
50匹程度入ってました。小さいと言っても、体長は10cm前後
あり、そこそこの大きさですからね、氷も一杯入れてくれるので、
ビニール袋の重いこと、重いこと。
何本かは丸ごと塩焼きにする以外は、手開きにするんですが、
ときおり骨が指に刺さって、い、いてて(笑)しっかりとした内臓
で、新鮮さはもうばっちりです。
そこで、作ったのが、
・小鰯のしょうが煮
・小鰯のトマト煮
・小鰯のマリネ
の3種。しょうが煮は、鍋に水を取り、お酒とお酢を入れ、下煮
をしておくと、骨もやわらかくなり、臭みも抜けて、良い出来栄え
になりました。出回っている新しょうがの千切りをたっぷり入れて、
甘辛く煮上げましたよ。
トマト煮は、深めのフライパンにオリーブオイルを取り、にんにく
を入れて火にかける。じっくりとにんにくの香りが立つようにして、
次にたまねぎの微塵切りを加え、透き通るぐらいまで炒める。
そこに塩をしておいた鰯を加え、表裏をちょっと焼くようにしながら
炒めるようにして、白ワインを振り入れ、トマトの水煮を加えて、
煮込む。風味付けにオレガノとディルに、ローリエを入れて、煮込む
だけ。仕上げに塩、胡椒で味を整えて、出来上がり。簡単ですが、
鰯が良いからか、とてもおいしく出来上がりました。
マリネは、もう適当に。調味液を作って、開いて、塩を振って
水分が出たのを丁寧に拭き取ったものをどぼんと漬けただけ
ですが。
これら以外には、煮穴子の煮凝り、小なす、新さといも、オクラの
夏野菜のピリ辛炊き合わせ、鳥手羽と新れんこんの煮物なんかを。
料理と言っても、酒でもちびちびやりながら、味付けも目分量、ホント
適当にやってるだけなので、くれぐれも良い子のみなさんは、マネしな
いようにね(笑)
そんな、こんなな、週末料理の巻でした。
こちらは、ほぼ毎日ぐびぐびな感じで暑さをなんとか凌いで
おります。最初だけは、冷え冷えなあわあわになってしまい
ますが、その後の定番は純米酒のお燗酒。暑いさなかでも
あったかいものを頂くのが良いのか、夏バテ知らず。
昨日は、旭菊の綾香で。このお酒は、本当になごんでしまう。
どんな肴にも合わせられるのが気に行っています。
さて。
先週の田崎市場は、鯖はあまり見掛けなかったものの、
金目鯛、鰆、鯵、鰯に飛魚、それに甘鯛が目につきましたね。
秋刀魚もありましたが、一本450円では、ちょっと手が出し
づらかった。天草産の甘鯛が、なんとキロ3,000円とな。
やすー。
1本しか出ておらず、即効買いでした。お店の専務さんが、それを
買ったのを見て、ニヤリと笑う。あ、君が買ったのね、みたいな。
カマをがっつり落として、炭火塩焼はさぞかしおいしかろ。想像
しただけで、むひひ、じゅるるとよだれてしまう。
この日購入したのは、他に穴子、金目鯛に小鰯でした。小鰯は、
トロ箱半分にばらかしてもらって、1,200円。帰って数えたら、
50匹程度入ってました。小さいと言っても、体長は10cm前後
あり、そこそこの大きさですからね、氷も一杯入れてくれるので、
ビニール袋の重いこと、重いこと。
何本かは丸ごと塩焼きにする以外は、手開きにするんですが、
ときおり骨が指に刺さって、い、いてて(笑)しっかりとした内臓
で、新鮮さはもうばっちりです。
そこで、作ったのが、
・小鰯のしょうが煮
・小鰯のトマト煮
・小鰯のマリネ
の3種。しょうが煮は、鍋に水を取り、お酒とお酢を入れ、下煮
をしておくと、骨もやわらかくなり、臭みも抜けて、良い出来栄え
になりました。出回っている新しょうがの千切りをたっぷり入れて、
甘辛く煮上げましたよ。
トマト煮は、深めのフライパンにオリーブオイルを取り、にんにく
を入れて火にかける。じっくりとにんにくの香りが立つようにして、
次にたまねぎの微塵切りを加え、透き通るぐらいまで炒める。
そこに塩をしておいた鰯を加え、表裏をちょっと焼くようにしながら
炒めるようにして、白ワインを振り入れ、トマトの水煮を加えて、
煮込む。風味付けにオレガノとディルに、ローリエを入れて、煮込む
だけ。仕上げに塩、胡椒で味を整えて、出来上がり。簡単ですが、
鰯が良いからか、とてもおいしく出来上がりました。
マリネは、もう適当に。調味液を作って、開いて、塩を振って
水分が出たのを丁寧に拭き取ったものをどぼんと漬けただけ
ですが。
これら以外には、煮穴子の煮凝り、小なす、新さといも、オクラの
夏野菜のピリ辛炊き合わせ、鳥手羽と新れんこんの煮物なんかを。
料理と言っても、酒でもちびちびやりながら、味付けも目分量、ホント
適当にやってるだけなので、くれぐれも良い子のみなさんは、マネしな
いようにね(笑)
そんな、こんなな、週末料理の巻でした。
今朝の計量結果~!
2010年09月03日
週末を除く毎朝、そうさねえ、約1時間程度のジョギングを
しているのだが、TKU近くにある自宅から、自分で勝手に
いくつかのコースを決めて、日替わりで走るコースを変えて
いる。
昨日は、西里にあるフードパルコースを取った。辛い上りが
2度ある一番きついコースなのだが、上り切った高台から
下り、井芹川沿いにサイクリングコースがあり、そこを川沿いに
走るのは気持ちが良いものだ。ようやく青々とした稲穂が
付き出した田んぼの上を、赤とんぼが飛び交っている。
朝日を浴びて飛び交っている。麦わら帽子をかぶった百姓
さんが、農薬を散布するのだろうか、小さなモーターを回して
いる音が聞こえてくる。
今朝は、熊本城の2の丸公園を目指すコース。行きは長い
下りで楽ちんなのだが、帰りが辛い。往復で約10キロぐらい
の距離を約1時間で。涼しい朝かと感じて出かけたものの、
日が上るにつれて、むっとした蒸し暑さが地面から立ち上って
くるようになり、後半の上りはもうバテバテ。
シャワーを浴び、久しぶりに体重計に乗ってみる。3~4ヶ月
ぶりぐらいになるだろうか。67キロ前後をうろうろしていたの
だが、今朝の計量では、66.1キロ。少し減量。
でも、びっくりしたのが、体脂肪が15.5%、内臓脂肪が9.5
だと言う。確か、体脂肪が18~9%、内臓脂肪が11前後だった
ことを思うと、体重が変わっていないと言うことは、脂肪が減って、
代わりに筋肉がついていると言うことか?
何年か前までは、体重が80キロを超えていたことが、今のなって
は自分でも信じがたいが、当時作ったスーツがもうどうにもこうにも
ダメになって、買い替えのコストが大変と言えば大変である。
しているのだが、TKU近くにある自宅から、自分で勝手に
いくつかのコースを決めて、日替わりで走るコースを変えて
いる。
昨日は、西里にあるフードパルコースを取った。辛い上りが
2度ある一番きついコースなのだが、上り切った高台から
下り、井芹川沿いにサイクリングコースがあり、そこを川沿いに
走るのは気持ちが良いものだ。ようやく青々とした稲穂が
付き出した田んぼの上を、赤とんぼが飛び交っている。
朝日を浴びて飛び交っている。麦わら帽子をかぶった百姓
さんが、農薬を散布するのだろうか、小さなモーターを回して
いる音が聞こえてくる。
今朝は、熊本城の2の丸公園を目指すコース。行きは長い
下りで楽ちんなのだが、帰りが辛い。往復で約10キロぐらい
の距離を約1時間で。涼しい朝かと感じて出かけたものの、
日が上るにつれて、むっとした蒸し暑さが地面から立ち上って
くるようになり、後半の上りはもうバテバテ。
シャワーを浴び、久しぶりに体重計に乗ってみる。3~4ヶ月
ぶりぐらいになるだろうか。67キロ前後をうろうろしていたの
だが、今朝の計量では、66.1キロ。少し減量。
でも、びっくりしたのが、体脂肪が15.5%、内臓脂肪が9.5
だと言う。確か、体脂肪が18~9%、内臓脂肪が11前後だった
ことを思うと、体重が変わっていないと言うことは、脂肪が減って、
代わりに筋肉がついていると言うことか?
何年か前までは、体重が80キロを超えていたことが、今のなって
は自分でも信じがたいが、当時作ったスーツがもうどうにもこうにも
ダメになって、買い替えのコストが大変と言えば大変である。
Posted by こむこむ at
08:31
│Comments(6)
名残りの鯒 わかさ@白川公園
2010年09月01日
旧盆を過ぎたあたりから、近所の庭先のさるすべりが
白や淡いピンクの花を付け出した。毎日のジョギングで
暑さのなかを過ごしているとつい見過ごしてしまいそう
なのであるが、少しずつではあるが季節は移ろいを見せて
いることに気が付く。
僕の家にも、狭い庭があるのだけれども、やはりさるすべり
の樹が2本植わってい、それぞれ白とピンクの花を付けて
いる。咲きだしてからもう2週間以上は経っているのに、
花弁はそろそろ散り始めてはいるものの、まだ十分目を
楽しませてくれる。夏の名残りと言うことなのだろうか。
ここ2~3日は、朝はずいぶんとしのぎやすくなった。
先週の田崎市場は、沖縄近くで発生した台風の影響で、
魚は少ないかと心配したが、いつも覗くお店のおやじさん
によれば、今日は良い鯖があると言う。おすすめの食べ方
は、ゴマ鯖で、いわゆる漬けなのだが、醤油にみりんと酒を
加えて、そこに鯖を30分程度漬けておき、食べる直前に
すりゴマをたっぷりかけるのだとか。
新鮮な鯖は、確かにそのまま刺身でも申し分のない味で
あったが、おすすめに従って、ゴマ鯖も試してみようと思う。
もう一軒のお店のおやじさんからは、もうそろそろ旬終わりかけ
の鯒を持っていけと言う。名残りの鯒、と言ったところか。
いつものように、半分は湯引きにして、残りは薄造りで楽しむ
ことにする。アラは、炭火で素焼にして、出汁を取り、たまたま
持っていた卵を加えて、濃厚なお吸い物で頂く。
さて。
週末の久々の外飲みと言うことで、白川公園の屋台のお店
わかさに顔を出した。2週間ぶりであったが、その日は、台風の
影響からか、熊本には珍しい風が吹き、熱気を持った空気を
持ち去ってくれたおかげで凌ぎやすかった。
いつものようにおすすめの刺身を取り、ビールから焼酎にお酒を
変えたあたりから、おでんをつついて、常連さんたちも入って、
会話に加わったり、やりとりを聞きながら、まったりとした時間が
過ぎて行く。
お客さんがあらかた引いたところで、おかあさんとの会話に
なり。おかあさんが小さい頃と言うことは、もう半世紀以上も
前のことになるのだろうが、今は公園になっているこのあたり
は当時県庁があって、知事の公舎を始め、いわゆるエライさん
のお屋敷があったらしい。
その後、県庁は、今の交通センターに移り、その後現在の
場所に変わったとのことで。そういう変遷があったことは、
よそもんの僕には、まったく知らないことなのだが、そんな話を
聞くと、なんとなく少しは分かったような気になってくる。
白や淡いピンクの花を付け出した。毎日のジョギングで
暑さのなかを過ごしているとつい見過ごしてしまいそう
なのであるが、少しずつではあるが季節は移ろいを見せて
いることに気が付く。
僕の家にも、狭い庭があるのだけれども、やはりさるすべり
の樹が2本植わってい、それぞれ白とピンクの花を付けて
いる。咲きだしてからもう2週間以上は経っているのに、
花弁はそろそろ散り始めてはいるものの、まだ十分目を
楽しませてくれる。夏の名残りと言うことなのだろうか。
ここ2~3日は、朝はずいぶんとしのぎやすくなった。
先週の田崎市場は、沖縄近くで発生した台風の影響で、
魚は少ないかと心配したが、いつも覗くお店のおやじさん
によれば、今日は良い鯖があると言う。おすすめの食べ方
は、ゴマ鯖で、いわゆる漬けなのだが、醤油にみりんと酒を
加えて、そこに鯖を30分程度漬けておき、食べる直前に
すりゴマをたっぷりかけるのだとか。
新鮮な鯖は、確かにそのまま刺身でも申し分のない味で
あったが、おすすめに従って、ゴマ鯖も試してみようと思う。
もう一軒のお店のおやじさんからは、もうそろそろ旬終わりかけ
の鯒を持っていけと言う。名残りの鯒、と言ったところか。
いつものように、半分は湯引きにして、残りは薄造りで楽しむ
ことにする。アラは、炭火で素焼にして、出汁を取り、たまたま
持っていた卵を加えて、濃厚なお吸い物で頂く。
さて。
週末の久々の外飲みと言うことで、白川公園の屋台のお店
わかさに顔を出した。2週間ぶりであったが、その日は、台風の
影響からか、熊本には珍しい風が吹き、熱気を持った空気を
持ち去ってくれたおかげで凌ぎやすかった。
いつものようにおすすめの刺身を取り、ビールから焼酎にお酒を
変えたあたりから、おでんをつついて、常連さんたちも入って、
会話に加わったり、やりとりを聞きながら、まったりとした時間が
過ぎて行く。
お客さんがあらかた引いたところで、おかあさんとの会話に
なり。おかあさんが小さい頃と言うことは、もう半世紀以上も
前のことになるのだろうが、今は公園になっているこのあたり
は当時県庁があって、知事の公舎を始め、いわゆるエライさん
のお屋敷があったらしい。
その後、県庁は、今の交通センターに移り、その後現在の
場所に変わったとのことで。そういう変遷があったことは、
よそもんの僕には、まったく知らないことなのだが、そんな話を
聞くと、なんとなく少しは分かったような気になってくる。