窯焼きピザで バル バラッカ@練兵町
2010年08月27日
さて。
とり保さんで久々の焼鳥を堪能しましたが、一本一本のお肉の
量が結構かわいらしかったこともあり、もうちょっとお腹に入れたい
感じ。
とり保さんがある通りは、TBS系のテレビ局があり、その名称を
取ってRKK通りと呼ぶらしいのだが、居酒屋の角松さんや、路地
に入ると小料理屋さんなど、いくつかのお店が点在する、自分的
には楽しい通りなんですね、これが。
かねがね気になっていたバルのお店、バラッカさんにお邪魔しま
しょうか。旧盆の時期でしたが、金曜日のせいかたくさんのお客
さんでにぎわってます。カウンター席が丁度空いていてラッキー。
厨房内の様子が間近に見れて、楽しめる席だ。
窯がでーん!とあり、窯焼きピッツァが頂けるようですね。
ワインを頼んで、ピッツァの王道とも言うべきマルゲリータを頼むことに
する。おにいさんが器用にピッツァを伸して、トマトソースやらチーズ
やら必要な具材を乗っけて、窯に入れる。薄めの生地なので、
あっと言う間に焼き上がる。
宅配ピザのような、厚みのあるピッツァは苦手なのだけれども、
こちらの薄い生地のピッツァなら、ついもう一枚!と言ってしまいそうな。
熱々のピッツァをはぐはぐ頬張って、ワインをぐびり。うーん、至福の
時ですなあ。
こんなお店もあり、この一帯は、どうやらちっとばかし探索しがいが
ありそうです。
バル バラッカ
熊本県熊本市練兵町54松田ビル1F
TEL096-326-0502
LUNCH/11:30~14:00(O.S.)
DINNER/17:30~23:00(O.S.)
CLOSE/日曜日
とり保さんで久々の焼鳥を堪能しましたが、一本一本のお肉の
量が結構かわいらしかったこともあり、もうちょっとお腹に入れたい
感じ。
とり保さんがある通りは、TBS系のテレビ局があり、その名称を
取ってRKK通りと呼ぶらしいのだが、居酒屋の角松さんや、路地
に入ると小料理屋さんなど、いくつかのお店が点在する、自分的
には楽しい通りなんですね、これが。
かねがね気になっていたバルのお店、バラッカさんにお邪魔しま
しょうか。旧盆の時期でしたが、金曜日のせいかたくさんのお客
さんでにぎわってます。カウンター席が丁度空いていてラッキー。
厨房内の様子が間近に見れて、楽しめる席だ。
窯がでーん!とあり、窯焼きピッツァが頂けるようですね。
ワインを頼んで、ピッツァの王道とも言うべきマルゲリータを頼むことに
する。おにいさんが器用にピッツァを伸して、トマトソースやらチーズ
やら必要な具材を乗っけて、窯に入れる。薄めの生地なので、
あっと言う間に焼き上がる。
宅配ピザのような、厚みのあるピッツァは苦手なのだけれども、
こちらの薄い生地のピッツァなら、ついもう一枚!と言ってしまいそうな。
熱々のピッツァをはぐはぐ頬張って、ワインをぐびり。うーん、至福の
時ですなあ。
こんなお店もあり、この一帯は、どうやらちっとばかし探索しがいが
ありそうです。
バル バラッカ
熊本県熊本市練兵町54松田ビル1F
TEL096-326-0502
LUNCH/11:30~14:00(O.S.)
DINNER/17:30~23:00(O.S.)
CLOSE/日曜日
めんたいこラスクにめんたいこじゃがりこ@博多駅
2010年08月26日
ときおり所用があって博多に日帰り出張するのだが、行くたんびに
新たなおみやげものを見かけるのは、楽しい。
先日見かけたのが、めんたいこラスクとめんたいこじゃがりこ。
即効、買ってしまった。相手の思うつぼにはまりやすい人間だね、僕って(笑)
て言うか、めんたいこやたらこなどの魚卵系が好きと言うこともあるが、
しらたきとの和えものや、たらもサラダなんかは、無性に食べたくなる
一品で、良い酒のアテになる。ただし、プリン体が多いので、適量を、
適度に。痛い風には吹かれたくないから。
それにしても、めんたいこ=博多と言うイメージがしっかり根付いて
からと言うもの、めんたいこを使った横展開商品の夥しいこと。それ
だけ、食材そのものが持つ魅力と言うことなんだろうが、目を転じて、
はて熊本なら何になるのかしらん。
新たなおみやげものを見かけるのは、楽しい。
先日見かけたのが、めんたいこラスクとめんたいこじゃがりこ。
即効、買ってしまった。相手の思うつぼにはまりやすい人間だね、僕って(笑)
て言うか、めんたいこやたらこなどの魚卵系が好きと言うこともあるが、
しらたきとの和えものや、たらもサラダなんかは、無性に食べたくなる
一品で、良い酒のアテになる。ただし、プリン体が多いので、適量を、
適度に。痛い風には吹かれたくないから。
それにしても、めんたいこ=博多と言うイメージがしっかり根付いて
からと言うもの、めんたいこを使った横展開商品の夥しいこと。それ
だけ、食材そのものが持つ魅力と言うことなんだろうが、目を転じて、
はて熊本なら何になるのかしらん。
祝 営業再開 宝の湯@植木 そしてお料理なぞを
2010年08月16日
毎日、暑いですね。でも、家を出たところでジョギング前の
準備体操をしていると、今朝は遠くで蝉の鳴き声が
聞こえるなか、足元の草むらから小さな虫の鳴き声が、
どう表現すればいいのだろう、るるるるるー、ちりりちりり、
秋の気配を一瞬ですが、感じた朝でした。
この6月に工事のため、1ヶ月休んで再開したお気に入りの
宝の湯さんでしたが、その後トラブルが発生して、再び休業
状態に。
先週の12日に営業再開とあいなったと受付のおばちゃん。
いやはや、待ちましたよ~!
この日もたっぷりと1時間。ぬるめのお湯にまったりさせて
頂きました。
ところで、毎週日曜日の特に午前中は、熊本に来る前も、
そうだったのだが、向こう1週間分のお昼のおべんと用+
毎晩のウチ飲み用のおかずを数種類作るようになって久しいが、
いつものように嬉々として、おかず作りに励んでいたところ、
昨日は、途中で頭がずきずきして、調子が一気に落ち。
朝早く起きすぎて、寝不足なのかしらん。お昼寝しよっと。
少し横になったらずいぶんとすっきりしたのだが、あれって
一応家の中冷房かけてたけれど、調理で火を使っているうちに、
温度がなにげに上がり、軽い熱中症にかかりかけてたのか、と。
夏風邪でもかかったのかとその時は思ったが、急に来るのも変だ
しね。
だとしたら、ヤヴァイですね。まだまだ暑さが続くようなので、
注意しないといけませんな。水分補給とばかりに、ついつい
ぷはー、とやってしまいそうで(笑)
そんななか、この日作成したのは、
・とうがんのしょうが味お浸し風
とろみを付けて、冷やして頂きます
・とうがんの麻婆豆腐風
豆豉を効かせるのがポイントですね
・じゃがいもと厚揚げとこんにゃくの煮物
普通の煮物ですが、出汁がカマスのアラで採ったもの
濃ゆい出汁で、結構薄味でもいけますよ
厚揚げは、マイブームな黒髪の豆腐やさんのもの
ところで、最近は、アラで出汁を取るようになり。昆布とかつおぶし、
出汁雑魚の出番がぐっと減ってきちゃいましたね
・新れんこんとゴーヤの韓国風炒め煮
新れんこんが出て来ましたよ。これに、最盛期のゴーヤ
(激安)を使って、炒め煮にしました。コチュジャンの甘辛な
味付けが、暑い盛りに合いますね。春雨も加えてボリューム
感を出してみました
こくを出すために、にんにくとしょうがのすりおろしを加えたのが
功を奏したようです
・炭火焼きかぼちゃのマリネ
焼きながら、食べて作る、な一品です。適度に焦げ目の付いた
かぼちゃがほくほくしてて、うまい
とまあ、こんな感じになりました~
とうがんって、なんだか好きなんですよ。
準備体操をしていると、今朝は遠くで蝉の鳴き声が
聞こえるなか、足元の草むらから小さな虫の鳴き声が、
どう表現すればいいのだろう、るるるるるー、ちりりちりり、
秋の気配を一瞬ですが、感じた朝でした。
この6月に工事のため、1ヶ月休んで再開したお気に入りの
宝の湯さんでしたが、その後トラブルが発生して、再び休業
状態に。
先週の12日に営業再開とあいなったと受付のおばちゃん。
いやはや、待ちましたよ~!
この日もたっぷりと1時間。ぬるめのお湯にまったりさせて
頂きました。
ところで、毎週日曜日の特に午前中は、熊本に来る前も、
そうだったのだが、向こう1週間分のお昼のおべんと用+
毎晩のウチ飲み用のおかずを数種類作るようになって久しいが、
いつものように嬉々として、おかず作りに励んでいたところ、
昨日は、途中で頭がずきずきして、調子が一気に落ち。
朝早く起きすぎて、寝不足なのかしらん。お昼寝しよっと。
少し横になったらずいぶんとすっきりしたのだが、あれって
一応家の中冷房かけてたけれど、調理で火を使っているうちに、
温度がなにげに上がり、軽い熱中症にかかりかけてたのか、と。
夏風邪でもかかったのかとその時は思ったが、急に来るのも変だ
しね。
だとしたら、ヤヴァイですね。まだまだ暑さが続くようなので、
注意しないといけませんな。水分補給とばかりに、ついつい
ぷはー、とやってしまいそうで(笑)
そんななか、この日作成したのは、
・とうがんのしょうが味お浸し風
とろみを付けて、冷やして頂きます
・とうがんの麻婆豆腐風
豆豉を効かせるのがポイントですね
・じゃがいもと厚揚げとこんにゃくの煮物
普通の煮物ですが、出汁がカマスのアラで採ったもの
濃ゆい出汁で、結構薄味でもいけますよ
厚揚げは、マイブームな黒髪の豆腐やさんのもの
ところで、最近は、アラで出汁を取るようになり。昆布とかつおぶし、
出汁雑魚の出番がぐっと減ってきちゃいましたね
・新れんこんとゴーヤの韓国風炒め煮
新れんこんが出て来ましたよ。これに、最盛期のゴーヤ
(激安)を使って、炒め煮にしました。コチュジャンの甘辛な
味付けが、暑い盛りに合いますね。春雨も加えてボリューム
感を出してみました
こくを出すために、にんにくとしょうがのすりおろしを加えたのが
功を奏したようです
・炭火焼きかぼちゃのマリネ
焼きながら、食べて作る、な一品です。適度に焦げ目の付いた
かぼちゃがほくほくしてて、うまい
とまあ、こんな感じになりました~
とうがんって、なんだか好きなんですよ。
たまには焼鳥を とり保@練兵町
2010年08月16日
先週土曜日の田崎市場は、旧盆の時期と重なって、
とある仲買いのおやぢさんからは、今日は売るもん
がなか、とぴしゃりと一言。こちらは、安くて、良いもの
がないと、売ってくれないんだよね(笑)まあ、プロでは
ないので、良心的と言えば良心的と言えるが。なので、
おススメ、と言うときには、それを信じて必ず買うことに
している。
確かに全体としては、ぐっと魚の量も種類も減って
いるようで、それでももう一軒の仲買いのおかあさん
からは、いや、これでもまだましなほうよ、お盆を
過ぎると漁師さんも船を出さなくなるので、もっと少なく
なってしまうのだとか。去年の今頃もそういう感じだった
か、思い返そうとするけれども、判然としない。
確かに、お盆を過ぎた海は、何故か波が出るようになり、
刺すくらげが出てくるので、そんな時期に海で泳ぐもの
ではないと両親や、じいちゃんたちから口が酸っぱくなる
ほど小さい頃はよおく聞かされたっけ。それもあるが、
うっちゃっておいた夏休みの宿題に取りかからねば
ならないから、海に行っている場合ではないのだが(笑)
しばらくは、秋口の油が乗り始める鯖あたりが出回る
までは、じっと我慢の子かも知れない。
それでも、買い求めたのは、かつお、ぜんめ(しまあじ)、
それに古閑鮮魚専務さんイチオシの熊本で獲れたかますに、
これまた専務さん自ら捌いて調理したふか(さめ)の湯引き
とそれなりなラインアップになった。かますは、長崎産の
ものと比べさせてもらったが、肥え具合が全然違っている。
ふかのアンモニア臭のことを聞くと、それをきちんと調理する
方法があるのだと言う。海水程度の塩水を煮たてて、捌いて
切り身にした身をそこであぶくが出るぐらいにくぐらせると
その臭いがまったくしない、と言うのだ。味見をさせてもらった
けれども、確かにそんな臭いはまったくせず、適度に噛みごたえ
があり、噛むほどに旨みを感じてしまうほどだった。からしを
効かせた酢味噌で頂くのが良いだろうか。
先日のブログにも書いたが、塩炒りと言う調理方法は、
ふかに限らず、ちょっとばかりクセのある魚には合っている
方法のひとつかと思う。
こんな週末から週の前半は、魚ざんまいで家飲みを、しかも
毎週のように楽しんでいるものだから、やはりときおり肉系の
ものが欲しくなる。
この間は焼鳥が無性に食べたくなって。
どこが良いのか、皆目分からず。以前、お邪魔したことのある
練兵町の居酒屋角松さんの近くにある焼鳥やを思い出し、
以前から気になっていたので、そこに行くことにした。その
エリアには、バル風の洋風居酒屋バラッカ(だったけか?)
を始め、いくつか気になるお店が点在するエリアなのだが、
そこから新町の方に抜けてもおもしろそうな構えのお店が
あるように仄聞する。
さて、とり保さんにGO!
入ると、コの字のカウンターだけのお店で、14~5名程度
入れそうな広さでしょうか。まずは、ビールで、お疲れちゃーーん!!
キモ刺し3点盛りに、焼きものはお任せで5~6本を焼いて
もらうことにする。比較的小振りな串で、基本すべてこだわりの
塩で、と言うお店らしい。
スキンヘッドのおやぢさんが、丁寧に焼き上げてくれる。
それらを頬張りながら、米焼酎は白岳のしろで、飲みすす
める。暑さも、空調の効いたなかで、ようやく和らいで。
どうも、ごちそうさまでした。
ボトルも入れたことだし、またお伺いしてしまうことになりそうです。
さあて、2軒目はどこにしようかな(笑)いったん火が付くと
簡単には終わりそうもない、ノンベイなボヘミアンな僕でした、
やっぱり。
とある仲買いのおやぢさんからは、今日は売るもん
がなか、とぴしゃりと一言。こちらは、安くて、良いもの
がないと、売ってくれないんだよね(笑)まあ、プロでは
ないので、良心的と言えば良心的と言えるが。なので、
おススメ、と言うときには、それを信じて必ず買うことに
している。
確かに全体としては、ぐっと魚の量も種類も減って
いるようで、それでももう一軒の仲買いのおかあさん
からは、いや、これでもまだましなほうよ、お盆を
過ぎると漁師さんも船を出さなくなるので、もっと少なく
なってしまうのだとか。去年の今頃もそういう感じだった
か、思い返そうとするけれども、判然としない。
確かに、お盆を過ぎた海は、何故か波が出るようになり、
刺すくらげが出てくるので、そんな時期に海で泳ぐもの
ではないと両親や、じいちゃんたちから口が酸っぱくなる
ほど小さい頃はよおく聞かされたっけ。それもあるが、
うっちゃっておいた夏休みの宿題に取りかからねば
ならないから、海に行っている場合ではないのだが(笑)
しばらくは、秋口の油が乗り始める鯖あたりが出回る
までは、じっと我慢の子かも知れない。
それでも、買い求めたのは、かつお、ぜんめ(しまあじ)、
それに古閑鮮魚専務さんイチオシの熊本で獲れたかますに、
これまた専務さん自ら捌いて調理したふか(さめ)の湯引き
とそれなりなラインアップになった。かますは、長崎産の
ものと比べさせてもらったが、肥え具合が全然違っている。
ふかのアンモニア臭のことを聞くと、それをきちんと調理する
方法があるのだと言う。海水程度の塩水を煮たてて、捌いて
切り身にした身をそこであぶくが出るぐらいにくぐらせると
その臭いがまったくしない、と言うのだ。味見をさせてもらった
けれども、確かにそんな臭いはまったくせず、適度に噛みごたえ
があり、噛むほどに旨みを感じてしまうほどだった。からしを
効かせた酢味噌で頂くのが良いだろうか。
先日のブログにも書いたが、塩炒りと言う調理方法は、
ふかに限らず、ちょっとばかりクセのある魚には合っている
方法のひとつかと思う。
こんな週末から週の前半は、魚ざんまいで家飲みを、しかも
毎週のように楽しんでいるものだから、やはりときおり肉系の
ものが欲しくなる。
この間は焼鳥が無性に食べたくなって。
どこが良いのか、皆目分からず。以前、お邪魔したことのある
練兵町の居酒屋角松さんの近くにある焼鳥やを思い出し、
以前から気になっていたので、そこに行くことにした。その
エリアには、バル風の洋風居酒屋バラッカ(だったけか?)
を始め、いくつか気になるお店が点在するエリアなのだが、
そこから新町の方に抜けてもおもしろそうな構えのお店が
あるように仄聞する。
さて、とり保さんにGO!
入ると、コの字のカウンターだけのお店で、14~5名程度
入れそうな広さでしょうか。まずは、ビールで、お疲れちゃーーん!!
キモ刺し3点盛りに、焼きものはお任せで5~6本を焼いて
もらうことにする。比較的小振りな串で、基本すべてこだわりの
塩で、と言うお店らしい。
スキンヘッドのおやぢさんが、丁寧に焼き上げてくれる。
それらを頬張りながら、米焼酎は白岳のしろで、飲みすす
める。暑さも、空調の効いたなかで、ようやく和らいで。
どうも、ごちそうさまでした。
ボトルも入れたことだし、またお伺いしてしまうことになりそうです。
さあて、2軒目はどこにしようかな(笑)いったん火が付くと
簡単には終わりそうもない、ノンベイなボヘミアンな僕でした、
やっぱり。
おやぢさんと二人きりになって 磯くら@新市街
2010年08月12日
新市街の一角に、うなぎの寝床のような奥行きのある
狭い間口の建物がある。入口には、やたい村と書かれた
紅白の提灯がぶら下がっているのだが、気が付かないで
通り過ぎかねないほどの佇まいの。
その建物の一番奥にあるお店が磯くらさん(確か)。普通の
人なら、そんな奥まったところに入りこむことはないと思う
のだが、世の中には、自分のようにそこにキケンが潜んで
いるかも知れないのに、好んで踏み入れる酔狂な輩が
いるんですな、これが。
それでも、まったく知らないお店に入るのは勇気が要る。
なかを覗こうとしても、大抵のれんや、入口の扉がすりガラス
になっていてそれらが邪魔になって、窺い知ることは叶わない
ものなのだ。
でも。思い切って。
戸を開ける。こんばんわー。店主と目が合う。1人ですけど、
大丈夫ですか?
カウンターだけの、しかも6~7名で一杯になってしまい
そうなこじんまりとしたお店。3人の親子連れとやや曰く
ありげなカップルが先客にいたから良かったようなものの、
お客がいなかったら、多分開けた扉をそのまま閉めて
ご辞退してしまいそうな感じの、後で聞いたのだが、一見さん
を入れることはあまりないらしく、結局入らず仕舞いになって
しまいそうな、そんな雰囲気のお店であった。
店主が、どうしたものか、一瞬だが明らかに逡巡した表情
を見せたが、どうぞと席を勧めてくれる。
えーっと、まずは生ビールお願いします。
目の前には、仕入れた魚が、しかもそれなりの値段の
しそうなもののように見受けられ、お品書きの黒板には
値段が書かれていない(つまり、時価?)、むむむ、
困ったことになったか?と心のなかで呟いている。
だって、店主、ちょっと見た目怖そうなんだもん(笑)
様子見を決め込み、親子連れ、と言っても70歳ぐらいの
お父さんとその息子さん(かな?)とお嫁さんや、カップル
の店主とのやりとりや、うらやましいと思っているのだろうか、
お父さんがカップルの彼氏の方をいじるような話を聞くともなく
聞くことにしたのである。
えーと、正直言うと、話の半分も分からないぐらい、熊本弁が
きつくて。まだ、こちらに来て1年と半分ぐらいですからね。
でも、お国言葉のなかに包まれる感覚は決して悪くはない。
ときおり、下ネタも飛び出して、笑ったりしているうちに、
少しづつなごんでくる。僕にも、流れ弾が飛んできて、
いやあ、実は、初めての店で、いったいいくらぐらいかかる
店なんだろうと、ずっとドキドキしてて、なんて正直に
答えるもんだから、店内がどっと沸いたりして(テヘヘ
相変わらず、カップルの彼氏は、いじられまくっている。
肴をなににするか、さんざ迷ったあげく、手羽焼きならそんな
値段にはならないだろうと、それをやっとこさ注文し、焼酎の
水割りを頼むことにする。
じっくりと焼き上がった手羽先のおいしいこと。あっさりしている
のに、コクがある。きれいに食べきったら、カップルのおねえさん
の方から、ずいぶんときれいに食べますねえ、とほめられた。(*゚▽゚)ノ
親子連れが平すずきのアラの味噌汁で〆、カップルもそうめんで〆
ると店主とふたりきりになる。もう、お客がこないと思ったのか、
カウンターの方に来て、自分も飲むんだとばかりに注いだ
生ビールのグラスを手にして、世間話になるのかな、僕といろいろ
やりとりを。何を話したのか、ここでは書かない。
生ビール1杯、焼酎2杯、お通しに手羽先塩焼で、2,900円。
ずいぶんと加減してくれたんだろうな、おやぢさん。
ごちそうさまでした。今度は、もっと腰を落ち着けて飲みたい
ですね。
狭い間口の建物がある。入口には、やたい村と書かれた
紅白の提灯がぶら下がっているのだが、気が付かないで
通り過ぎかねないほどの佇まいの。
その建物の一番奥にあるお店が磯くらさん(確か)。普通の
人なら、そんな奥まったところに入りこむことはないと思う
のだが、世の中には、自分のようにそこにキケンが潜んで
いるかも知れないのに、好んで踏み入れる酔狂な輩が
いるんですな、これが。
それでも、まったく知らないお店に入るのは勇気が要る。
なかを覗こうとしても、大抵のれんや、入口の扉がすりガラス
になっていてそれらが邪魔になって、窺い知ることは叶わない
ものなのだ。
でも。思い切って。
戸を開ける。こんばんわー。店主と目が合う。1人ですけど、
大丈夫ですか?
カウンターだけの、しかも6~7名で一杯になってしまい
そうなこじんまりとしたお店。3人の親子連れとやや曰く
ありげなカップルが先客にいたから良かったようなものの、
お客がいなかったら、多分開けた扉をそのまま閉めて
ご辞退してしまいそうな感じの、後で聞いたのだが、一見さん
を入れることはあまりないらしく、結局入らず仕舞いになって
しまいそうな、そんな雰囲気のお店であった。
店主が、どうしたものか、一瞬だが明らかに逡巡した表情
を見せたが、どうぞと席を勧めてくれる。
えーっと、まずは生ビールお願いします。
目の前には、仕入れた魚が、しかもそれなりの値段の
しそうなもののように見受けられ、お品書きの黒板には
値段が書かれていない(つまり、時価?)、むむむ、
困ったことになったか?と心のなかで呟いている。
だって、店主、ちょっと見た目怖そうなんだもん(笑)
様子見を決め込み、親子連れ、と言っても70歳ぐらいの
お父さんとその息子さん(かな?)とお嫁さんや、カップル
の店主とのやりとりや、うらやましいと思っているのだろうか、
お父さんがカップルの彼氏の方をいじるような話を聞くともなく
聞くことにしたのである。
えーと、正直言うと、話の半分も分からないぐらい、熊本弁が
きつくて。まだ、こちらに来て1年と半分ぐらいですからね。
でも、お国言葉のなかに包まれる感覚は決して悪くはない。
ときおり、下ネタも飛び出して、笑ったりしているうちに、
少しづつなごんでくる。僕にも、流れ弾が飛んできて、
いやあ、実は、初めての店で、いったいいくらぐらいかかる
店なんだろうと、ずっとドキドキしてて、なんて正直に
答えるもんだから、店内がどっと沸いたりして(テヘヘ
相変わらず、カップルの彼氏は、いじられまくっている。
肴をなににするか、さんざ迷ったあげく、手羽焼きならそんな
値段にはならないだろうと、それをやっとこさ注文し、焼酎の
水割りを頼むことにする。
じっくりと焼き上がった手羽先のおいしいこと。あっさりしている
のに、コクがある。きれいに食べきったら、カップルのおねえさん
の方から、ずいぶんときれいに食べますねえ、とほめられた。(*゚▽゚)ノ
親子連れが平すずきのアラの味噌汁で〆、カップルもそうめんで〆
ると店主とふたりきりになる。もう、お客がこないと思ったのか、
カウンターの方に来て、自分も飲むんだとばかりに注いだ
生ビールのグラスを手にして、世間話になるのかな、僕といろいろ
やりとりを。何を話したのか、ここでは書かない。
生ビール1杯、焼酎2杯、お通しに手羽先塩焼で、2,900円。
ずいぶんと加減してくれたんだろうな、おやぢさん。
ごちそうさまでした。今度は、もっと腰を落ち着けて飲みたい
ですね。
ベラと言えば妖怪@田崎市場
2010年08月09日
先週土曜日の田崎市場はいつになく多彩な魚で一杯でした。
ついつい、目が釘付けになってしまいますね。しゃがみこんで、
めずらしいものを覗き込んでしまう、まるで子供みたく。
地元での呼び名なので、正式名称は分からないがまつば鯛に、
おじさん、そして色鮮やかなベラ。恐らく築地にはいかないような
魚だと思うが、まつば鯛やおじさんはあっさりとした味わいの白身
の魚で、ちょうど一年前の暑い時期に買って試したことを思い出す。
こち、かつお、はも、あなご、それにいわし、あじなどが目について、
いかにも夏本番と言った感じがする。
だが、ベラは田崎市場に通い出して、初めて見た魚のような。
築地でも見かけたことはなかった気がする。
ベラと聞いて、妖怪と思いつくのは、もう年齢バレバレ??(笑)
人間になりたーい!!
古閑鮮魚の専務さんに、これなーに?と箱に一杯入った、1,500円
と値札のついた魚を指差すと、ああ、それはベラだと言う。東京の
方では分からないが、関西特に京都あたりでは高級魚として
珍重されているとのことで。型の良いものなら刺身でも良し、
煮ても焼いても、おいしいと。
型が揃ってないから、と言うことだったが、なぜにこんなに安いのか?
まあ、おそらくエソの時に半べそになってしまったように扱いづらい
魚なんだろう。悩んだが、試してみたい気持ちが勝って。
この日は、ベラの他、こち、ハモ、かつおを買ってみました。
そして、いつもの西山食堂さんへ。お刺身は、まぐろ、たこ、いか、
〆サバあたりがありましたが、いつものようにこのしろに。それに、
めかぶとろろに、野菜の炊き合わせを取って、これまたいつもの
ようにキリンで朝ぷはー。
極めて正しい週末の始まりです(キリリ (`・ω・´)
いつものように勝手に漬物食べ放題で、全部で1,200円の朝食
となりました。
さて。
こち、かつおはなんとか下ろして、ハモの骨切りもこなして、
立ち向かうはベラ40匹ですよ。
これが大変で(笑)
ひれを落として、うろこ引きから立ち往生状態に。うろこがびっしり
で、しかも引きづらいったらありゃしない。出刃の先っぽで引くの
だが、はがれないんですな。うろこが。結局、全部さばききるのに
2時間はかかっただろうか。やはり、半べそ状態になって。
捌いていて分かるのだが、生の状態ではやや柔らかめの肉質と
見て取れるので、刺身にと言うよりは、火を通した方が良さそうかと
思われる。実際、塩焼きや煮魚にしたところ、むちっとした食感と
味わいは悪くない。
味的には、そうですね、小さい頃田舎で良く食べためぎす(にぎす)
に近い味のように思える。東京では、同じきすと言ってもしろぎすに
なってしまうのだが、それとは違う。もう、ずいぶんと遠い昔の味の
記憶なのに、ひょこっと浮かび上がってくるところが面白い。目光りの
一夜干しも捨てがたいが、めぎすの一夜干しがあれば、ずいぶんと
お酒が進むことだろう。
参照しためぎすのブログにあるように、このベラも「塩いり」と言って、
塩水で茹でて、そのまま或いはポン酢で食べる方法も存外おいしそう
である。
ベラは煮つけの他、一夜干しも作ったので、実に楽しみである。
ついつい、目が釘付けになってしまいますね。しゃがみこんで、
めずらしいものを覗き込んでしまう、まるで子供みたく。
地元での呼び名なので、正式名称は分からないがまつば鯛に、
おじさん、そして色鮮やかなベラ。恐らく築地にはいかないような
魚だと思うが、まつば鯛やおじさんはあっさりとした味わいの白身
の魚で、ちょうど一年前の暑い時期に買って試したことを思い出す。
こち、かつお、はも、あなご、それにいわし、あじなどが目について、
いかにも夏本番と言った感じがする。
だが、ベラは田崎市場に通い出して、初めて見た魚のような。
築地でも見かけたことはなかった気がする。
ベラと聞いて、妖怪と思いつくのは、もう年齢バレバレ??(笑)
人間になりたーい!!
古閑鮮魚の専務さんに、これなーに?と箱に一杯入った、1,500円
と値札のついた魚を指差すと、ああ、それはベラだと言う。東京の
方では分からないが、関西特に京都あたりでは高級魚として
珍重されているとのことで。型の良いものなら刺身でも良し、
煮ても焼いても、おいしいと。
型が揃ってないから、と言うことだったが、なぜにこんなに安いのか?
まあ、おそらくエソの時に半べそになってしまったように扱いづらい
魚なんだろう。悩んだが、試してみたい気持ちが勝って。
この日は、ベラの他、こち、ハモ、かつおを買ってみました。
そして、いつもの西山食堂さんへ。お刺身は、まぐろ、たこ、いか、
〆サバあたりがありましたが、いつものようにこのしろに。それに、
めかぶとろろに、野菜の炊き合わせを取って、これまたいつもの
ようにキリンで朝ぷはー。
極めて正しい週末の始まりです(キリリ (`・ω・´)
いつものように勝手に漬物食べ放題で、全部で1,200円の朝食
となりました。
さて。
こち、かつおはなんとか下ろして、ハモの骨切りもこなして、
立ち向かうはベラ40匹ですよ。
これが大変で(笑)
ひれを落として、うろこ引きから立ち往生状態に。うろこがびっしり
で、しかも引きづらいったらありゃしない。出刃の先っぽで引くの
だが、はがれないんですな。うろこが。結局、全部さばききるのに
2時間はかかっただろうか。やはり、半べそ状態になって。
捌いていて分かるのだが、生の状態ではやや柔らかめの肉質と
見て取れるので、刺身にと言うよりは、火を通した方が良さそうかと
思われる。実際、塩焼きや煮魚にしたところ、むちっとした食感と
味わいは悪くない。
味的には、そうですね、小さい頃田舎で良く食べためぎす(にぎす)
に近い味のように思える。東京では、同じきすと言ってもしろぎすに
なってしまうのだが、それとは違う。もう、ずいぶんと遠い昔の味の
記憶なのに、ひょこっと浮かび上がってくるところが面白い。目光りの
一夜干しも捨てがたいが、めぎすの一夜干しがあれば、ずいぶんと
お酒が進むことだろう。
参照しためぎすのブログにあるように、このベラも「塩いり」と言って、
塩水で茹でて、そのまま或いはポン酢で食べる方法も存外おいしそう
である。
ベラは煮つけの他、一夜干しも作ったので、実に楽しみである。
先週の田崎市場
2010年08月03日
日中の暑さは熊本らしいのに、朝晩ともなればそれなりに
暑さが和らぐものなのだが、昨日あたりから夜になっても、
気温が下がらなかったし、そのまま朝を迎えてしまったかの
ような今朝のもわーっと来る暑さには参ってしまう。
かかすことのない朝ジョギング。今朝ほど辛いと感じた
ことはなかった。なんか足取りが普段に比べて重く感じる
のだ。汗のかきかたもひどかったかも知れない。
さて。
毎週土曜日の田崎市場。週中の雨降りが影響したようで、
また海が意外なほど風が出たとのことで、週の後半は
出る魚がめっきり減ってしまったとのこと。確かに、もう
一週前の土曜日はハタ系の魚から始まって所せましと
魚が並んでいたことを思うと、極端に少ない気がする。
そのなかで、おススメと言われた魚は、真鯛に、太刀魚、
そして暑い夏の時期ならではの鯵に鰯だった。素直に
それらを買い求めた。真鯛は2キロ近くあったのだが、
キロ2,500円はやはり地元価格と言える安さ。なのに、
おススメと言われるだけあって、油の乗りも断然違って
いた。
これだけの大きさになると、荒炊き用に、頭を出刃で
割るのだが、結構骨が折れた。
鰯が殊の外良い代物だった。キロ買いしたのだが、何本か
刺身にした後は、残りは半分を一夜干しに、もう半分は
梅干し煮に。梅干し煮がほっとなごむ味で。
買物をすませると、いつもの朝プハータイム!西山食堂さん
へ。
刺身は、イカ、タコ、カンパチ、赤身などがあるが、結局結構
好きなコノシロをチョイス。酢の物も欲しかったので、もずく酢を
取り、メインのおかずにはカワハギの煮つけを。煮付けは、
おかあさんにレンジでチンしてもらって。
ではでは、大瓶一本。キリンの一番搾りで、ぷっは~!
西山さんでは、アサヒだけでなくキリンを置いてあるところが
ステキ。
テーブルの上に置かれている取り放題のお漬物は今日は
きゅうりの浅漬けですね。目いっぱい頂いて(笑)、〆て1,300円
なり。さあ、これから帰って、もくもくと魚捌きタイムに突入
です。
それにしても、毎週熊本駅の西側の道を通るのだが、来年
3月の九州新幹線全線開通に向けて、新幹線駅のできる
側の方も、急ピッチで工事が進んでいるのに、駅の
ちょうどまん前の一軒家のお家がまったく動く様子が見られ
ないので、ずっと気になっていたりする。
暑さが和らぐものなのだが、昨日あたりから夜になっても、
気温が下がらなかったし、そのまま朝を迎えてしまったかの
ような今朝のもわーっと来る暑さには参ってしまう。
かかすことのない朝ジョギング。今朝ほど辛いと感じた
ことはなかった。なんか足取りが普段に比べて重く感じる
のだ。汗のかきかたもひどかったかも知れない。
さて。
毎週土曜日の田崎市場。週中の雨降りが影響したようで、
また海が意外なほど風が出たとのことで、週の後半は
出る魚がめっきり減ってしまったとのこと。確かに、もう
一週前の土曜日はハタ系の魚から始まって所せましと
魚が並んでいたことを思うと、極端に少ない気がする。
そのなかで、おススメと言われた魚は、真鯛に、太刀魚、
そして暑い夏の時期ならではの鯵に鰯だった。素直に
それらを買い求めた。真鯛は2キロ近くあったのだが、
キロ2,500円はやはり地元価格と言える安さ。なのに、
おススメと言われるだけあって、油の乗りも断然違って
いた。
これだけの大きさになると、荒炊き用に、頭を出刃で
割るのだが、結構骨が折れた。
鰯が殊の外良い代物だった。キロ買いしたのだが、何本か
刺身にした後は、残りは半分を一夜干しに、もう半分は
梅干し煮に。梅干し煮がほっとなごむ味で。
買物をすませると、いつもの朝プハータイム!西山食堂さん
へ。
刺身は、イカ、タコ、カンパチ、赤身などがあるが、結局結構
好きなコノシロをチョイス。酢の物も欲しかったので、もずく酢を
取り、メインのおかずにはカワハギの煮つけを。煮付けは、
おかあさんにレンジでチンしてもらって。
ではでは、大瓶一本。キリンの一番搾りで、ぷっは~!
西山さんでは、アサヒだけでなくキリンを置いてあるところが
ステキ。
テーブルの上に置かれている取り放題のお漬物は今日は
きゅうりの浅漬けですね。目いっぱい頂いて(笑)、〆て1,300円
なり。さあ、これから帰って、もくもくと魚捌きタイムに突入
です。
それにしても、毎週熊本駅の西側の道を通るのだが、来年
3月の九州新幹線全線開通に向けて、新幹線駅のできる
側の方も、急ピッチで工事が進んでいるのに、駅の
ちょうどまん前の一軒家のお家がまったく動く様子が見られ
ないので、ずっと気になっていたりする。