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Posted by おてもやん at

地元でしか味わえない味めぐり

2010年11月29日

なかなかブログネタを書いている時間もなく、メモ
程度に最近食した地元ならでは味を書き記しておき
ますね。みなさん、ぐぐって正体を確かめて下さいね。
なんたる手抜きブログ(笑)

(肥後地方)
ざぜんまめ
なやき

(島原地方)
ぐぞうに
ろくべえ

熊本港から島原までフェリーで30分しかかからない
ことが分かり、いやあ、近い。近い。

島原に入ると、まあカステラ屋さんの多いこと。たまたま
入った松井老舗さんのカステラは濃厚な卵の味わいで。
切り落としを600円でゲットしましたが、普通に買うと
2~3,000円はするようなもののようです。温泉に入れ
なかったのが残念でした。また、行こうかなあ。  


Posted by こむこむ at 16:39Comments(6)ケンミンショー

築地通いの楽しみとは

2010年11月18日

先日、所用ができて、東京へ。一泊だけと言うごく短期間の
滞在と言うこともあって、足回りの良い(もしくは、飲み屋街に
囲まれたラブーなエリア 笑)新橋に宿を取る。

前日の飲み過ぎを反省しつつ、いささか重い頭なのだが、いつ
も通りに早起きして、朝ごはんがわりにと、向かうは築地なり。

さて、今日の忘れものはなんだろうか。築地通いの楽しみの
一つとも言える、市場正面入り口にある忘れ物掲示版のチェ
ックだ。

この日は、こんな感じでした。

ふふふ。笑いながら、かとうさんに。フロア担当おばとおねえさん
に迎えられて。僕の名前は、「熊本の彼氏」と言う呼び名になって
いるらしく。この日おススメのなめたがれいの煮付けに、じゃこ
おろし、でまったりしていたら。中落ちのお刺身をサービスして
くれたよ。おかみさん、ありがとう!!

ありがとうござーい!!

フロア担当おばのドスの効いたどらえもん声で見送られて。今日も
頑張ろうと、気合いが入る。  


Posted by こむこむ at 11:56Comments(2)出張ネタ

そば屋でまったりと昼酒を(その2) 里山@富津

2010年11月10日

特別純米酒四合瓶里山をくいくいやっていると、店主がにこにこ顔で
やってくる。鴨焼きですね。そば屋では定番中の定番かと思うのだが、
熊本では案外見かけぬ素材だったりする。羊もまず見ない。このあたり
が残念なところでもあるのだが、致し方ない。東京に戻ったおりにでも
楽しむしかないだろう。

ところで、こだわり店主によれば、この鴨は蔵王地鴨を取り寄せている
とかで、通常の鴨は45日飼育のところをその倍かけて飼育している
ため、肉質や味わいに違いが出るのだと言う。確かに、くせがなく、
やわらかい食感は言われて見れば違って感じる。

はー。お酒が進んでたまりませぬ(笑)

今度はおかみさんがにこにこ顔でやってきて、季節のきのこの天ぷらは
どうかしら、と。天然舞茸や天然茸イグチ(だったかな??)の天ぷらを
ぱくり、秋そのものを噛みしめている気分です。

そうこうしているうちに、地元では評判なお店なんだろうか、次々とお客
がやってきて、満席状態に。こうなると、調理場はてんてこ舞い。新たな
お客さんが玄関口で、「ごめんください!」と呼んでいるのに、作業に
没頭しているのだろう、まったく気が付かない。勝手知っているのだろう、
どのお客さんも、そういった応対に慣れているようで、もう少しお庭を散歩
してから来ます、みたいなやりとりになって、実にほんわかなごやかな
雰囲気に満たされる。ゆっくりとした時間が流れて行く。

あらかたお客さんが引いた頃、おそばを頂くことに。そばは福井産のもの。
ずずーっ。そばの香りが口のなかから鼻に抜けて行く。つゆに浸して
頂くより、塩で頂く方がおいしいかなあ。

ごちそうさまでした。たっぷりと食べて、飲んで、そしてゆっくりとした
時間を満喫しました。ありがとうございます。さんざっぱら食べて、
飲んだのに、店主はこれだけで十分と多くのお代を受け取ることは
なかった。さきほどまで高かった陽は少しずつ傾きかけてきていた。
あれと思って、時計に目を向けると、まだそんな時間でもないのに、
東京と熊本の時差を感じる一瞬だった。

さあ。これから、船橋で純米酒エルボーの会に乱入だあ。タクシーに
乗り振り返ると、店主と女将さんが、にこやかな顔で手を振っている
のが見える。あくせくせずに、自分のやりたいことをやれればいいぢゃ
ないか、そんな二人のあたたかさと揺らぎようのない矜持に触れる
ことのできた貴重な小旅行だった。

庭先でススキが風に揺れている。おみやげで持たせてくれた四合瓶
のお酒がシートの上に横たわっている。これは、熊本まで持ち帰って、
ゆっくりと味わうことにしよう。

手打ち蕎麦処 里山
営業日 土曜・日曜・祝日(平日は要予約)
営業時間 午前11時より午後4時
TEL&FAX0439-87-2142

こちらのブログもご参照。

  


Posted by こむこむ at 15:54Comments(0)ボヘミアン記

そば屋でまったりと昼酒を 里山@富津

2010年11月09日

先日の東京出張時のボヘミアンネタをひとつ。

日曜日。

その日は昼下がりでもなく、薄暮でもない夕方まぢかの4時に、
千葉船橋で行われる純米酒フェアにでかけることになっていて、
でもそれまではとりたてて用事を持ち合わせておらず、それならば
いっそのこと知り合いが週末のみ開いているお店、船橋から更に
先の富津にあるのだが、そこまで足を伸ばしてみようと言うことになり、
その前の晩大久保龍で食べきれなかった料理のおみやとホテル
朝食コーナーからゆでたまごをもらって、それらを朝食がわり
にと手にしてホテルを出る。のんびりと列車にゆられながら、それを
肴にゆるり飲るのもよかろうと。そんなもくろみを持って、新橋から
総武本線に乗り込む。僕を錦糸町から保土ヶ谷まで連れて行って
くれたにっくき電車だ(笑)

外房の方には何回か行ったことはあるのだが、よく考えてみれば
内房には足を踏み入れたことがなかったような気がする。蘇我駅で
内房線の列車に乗り換える。ローカル線の旅みたいなノリにふさわしく、
列車もぜひともボックス席のものにしつらえて欲しいものだ。ベンチ
シートでは、どこか気分が乗らないところがある。旅人は手前勝手
なことを考えるものだと、小さく苦笑いをする。

車窓をながめながら、窓に肘かけて缶ビールを片手にしたかった
だけのことなのだが、それにはやはりボックス席。小さな不満は
あったものの、それでも、結局ぷっはー、はしましたけどね(笑)

五井駅。小湊鉄道。渋い駅舎と機関庫の脇に止まっている古ぼけた
車両を眺めている。秋のやや曇りがちの空から降ってくる陽の光は
よわよわしくあたりを照らすだけで、どこか寂しげだ。いつしか、単線に
なったかと思うと、車窓から見える風景はごくありふれた田畑が見え、
家々が点在する田舎そのものに変わっている。大きな蓮の葉っぱが
揺れている一帯は、蓮田だろうか。これから年末にかけて、忙しい時期
を迎えることになるのだろう。

などと感慨にふけっているうちに、目指すそばやさん里山の最寄り駅
大貫駅に到着。お店の案内によれば、駅からタクシーで8分と書いて
あるのだが、そもそも客待ちのタクシーなんてあるのか、と思ってしまう
ほどの(失礼ながら)鄙びた感の漂う駅だったので、いささか不安
を思えたが、いやあありましたタクシーが、なんと2台も。お店の名前を
告げると、ああ、里山さんね。一軒家で、看板も出てないから、最初
だと分かりにくいかなあ、と運転手さん。

ほどなくお店に到着すると。時間を告げてあったので、店先まで
作務衣姿のご主人が出迎えてくれる。(正確には違うのだが)
いかにも脱サラ後、がんばってお店を構えたみたいな風情がある。
本当に田舎の一軒家で、まるで実家に帰ったように寛いでしまう。
おかみさんも、作務衣姿で、ペアルック(死語?)がまたほほえましく
見えてしまう。

まだお昼前の時間ということもあり、お客もなく、ひとくさりお互いに
近況報告などをしながら、ビールはもう飲んでしまっているので、
お酒をお願いすることにする。お酒は、地元富津の聖泉という蔵元
で醸されたお酒のお店バージョン 特別純米酒 里山 だ。まずは
冷やで。こだわりのご主人が、酒造りにも参加するほどの入れ込み
ようだとかで、すこし温めた方が良さそうな味わいがする。

まずは、3品盛りのおつまみが。カキのオイル煮に、卵焼きとお味噌が
盛られている。それらをつまみながら、まったりとした昼酒の始まり、
始まり。

続きは、またのちほど。


  


Posted by こむこむ at 18:32Comments(0)ボヘミアン記

トロ箱一杯のカマスが900円ってどうよ 宮部鮮魚@田崎市場

2010年11月08日

さて、先週末の田崎市場は、その週はお天気続きと言う
こともあって漁も好調だったのだろう、けっこう豊富な魚たち
でにぎわっていた。

あちらこちらウロウロするものの、どうしても覗くお店は決まって
しまう。

古閑鮮魚の専務さんとは実に4週間ぶりぐらいになるだろうか、
お互いにすいぶんと久しぶりみたいなやりとりになって、専務
さんからはもう3年も経ったみたいな気がすると、なんとも
オーバーな(笑)

今日入った、これは本当に良か鯖!しかもキロ1,000円を
切る水準はしばらくなかったと言うのを、2本ほどもらい、アラを
買ってみる。小さいと言っても、軽く2キロ越え。

木下商店で朝もはよから下ネタにおぢさんと興じた後、本日
おススメの鰆を。さすがに大型ゆえ、半身におろしてもらって。
骨付きでもらって、良い出汁が取れるだろう。

さて、お次はマグロを扱う宮部鮮魚さんなんだけれども、地元
でしか見られないような、いわゆる未利用魚と呼ばれるような
魚を扱っている(と、勝手に思っています)ので、いつも必ず立ち
寄るようにしている。

こちらで、ずいぶん知らなかった魚を買ってみたもんだ。

今日はどんな魚があるんだろう、眺めていると髭を蓄えた
お店のおぢさんが、さっと背後に立ち、耳元にささやいてくる。
カマスが良か。焼いて良し、揚げて良し、干しても良し、3べん
楽しめる・・・

トロ箱一杯のカマス。しかも900円。ささやきに負けて、即買い
しましたが・・・

おうちに戻って、まあ捌くの大変で。えそ、べらに続いて半べそ
状態に(笑)と言っても、実際には楽しいんだけどね(と、負け惜しみ)
数えてみたらなんと、30本近い本数でした。良い練習になりました。

半分近くは一夜干しにして、残りは酢締めに。

落とした頭とアラは、いつものお庭でのあぶり宴会中にいっしょに
炭火で素焼にして、出汁を取る。同時に、鰆のアラも別の出汁に。
焼きながら、クッキングは家ではあたりまえの光景です。

捌いている作業中に思い立って、カマスの塩辛を作ってはどう
だろうかと、小さなキモを丁寧に取っておいて。酢締めを作る
のに、3枚に下ろして腹身のところをすきとって行くのだけれど、
結構な量になって、捨てるのももったいなく、取っておいたキモ
と叩いて塩をして、日本酒をさっと振りかけて、塩辛風和えものを
作ってみました。

味見をしたら、もうこれが実にナイスな味わいで。

深まりゆく秋。純米酒熱燗で、良いアテが一品できました。
こういうことやってるから、田崎通いは止められません。

  


Posted by こむこむ at 11:35Comments(2)お料理日記

自家製すだちこしょう 補足

2010年11月08日

分量についてご照会があったので、簡単に書いておきますね。
自分が作ったときの分量なので、お好みでそれぞれ加減して
下さい。

青とうがらし 400g
すだちの皮 8~9個分
塩 40g(とうがらしの約10%程度が目途)

以上です。

赤うがらしでも同じ感じでできると思いますよ。  


Posted by こむこむ at 08:25Comments(2)お料理日記

わが身は西へ南へ 都内各所居酒屋巡りの果てに

2010年11月05日

ひさしぶりに東京に。自分は公共機関が好きなことを改めて
実感。大量飲酒、のち電車内で、爆睡。気が付けば。。。。

新橋に宿を取ったのだが、ある日は、武蔵小金井でふと目覚め。
折り返しの電車がなく、タクシー代もばかにならぬと舌のねのかわ
かぬうちに、また、別の日には保土ヶ谷でふと目覚め。この日は
折り返しがギリギリあって、ラッキー。学習効果高いぢゃん(笑)

築地場内のかとうさんのフロア担当の大叔母が足の具合が
しばらく前から悪いとのことで、特に雨降りの日は自主休講に
なってしまうらしく、連想から大塚江戸一の大女将のことが
心配になって、店に顔を出す。あ、その前に鴬谷の鍵屋も
覗いたっけ。たばこが吸いづらくなったと嘆く店主に、勘定を
済ませたお客さんにかける「ありがとうぞんじまーす!」と凛と
した声が良い響きなんだよなあ。

そうそう、江戸一の大女将のお元気な姿に、安堵。

そう言えばと、大久保の龍に立ち寄って、おかあさん、おとうさんの
お元気なお顔も見れましたよ。仕事帰りのむすめさんもお店に顔を
出して、世間話に花が咲き。この後がいけなかった。新橋に戻んなきゃ
いけないのに、なぜかわが身は西へ、西へと。

ある日は、錦糸町の井のなかで、熱燗とちょこちょこつまみで。歩いて
住吉山城屋酒場に向かい、熊本では口にすることのできぬ酎ハイを
ぐびぐびと。よせばいいのに、同じ住吉にある高島屋にも久々に顔を
出す。おやぢさんと息子さん二人で切り盛りする飲み屋なのだが、
相変わらず良い味わいのお店だよなあ。

再び錦糸町に戻り、新橋に向かうのは良いのだが、あっと言う間に
(て言うか、眠りこけてしまっている間に)新橋を通りすぎ、わが身は
ただひたすらに南へ、南へ。

都内を起点に、縦横無尽に動き回った何日間でございました。東京に
いた頃は、毎度のことながらそれなりに反省のくりごともつぶやいて
いたものだが、たまには良いね、なんて無邪気な感慨も起こってくる
もんだから始末に負えない。JR東日本さんには、滞在中ずいぶん
貢献しましたよ(エライかも!! (*゚▽゚)ノ  


Posted by こむこむ at 14:25Comments(2)ボヘミアン記