おなかいっぱいな並ランチ ニュースマイル@薬院 福岡
2012年03月22日
最近はちょっとランチネタが多いかな。ボヘミアンネタも
あるにはあるのだが、なかなか筆(キーボードタッチ)が
進みませぬ。
さて、今回も博多ランチネタです。情報元は、この方です。
最寄駅が地下鉄七隈線の薬院大通り駅とのことですが、
この線を使ったのがまったくの初めてで、しかもエリア
的にも初訪の地、駅を降り立って地図を頭に入れていたの
ですが、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ、何分か歩いて
漸くお店に辿りつきました。
そんなに人通りのあるようには思えない立地で、お客さん
入るのかなと心配してしまうような感じなのですが、入って
しばらくしてそれは杞憂に過ぎませんでしたね。
こんにちは~
ウッディーな店内は、明るい雰囲気で悪くない。カウンターに
テーブル席、それに2階席もあるようです。男性3人で切り盛り
していますね。まよわず、この方もオーダーしていた並ランチ
750円をオーダーすることに。
で、厨房で揚げものを揚げている音を聞きながら、ぼんやりと
していると、まずはジャガイモと玉葱のスープが出され、それを
啜っていると、ほどなくして出てきたのがコチラ。

(携帯で取った画像がイマイチで、結局このお店を教えて
もらったこの方の画像をそのまま拝借してしまいましたよ。
この場を借りてお礼申し上げます。)
揚げものラブな人間には、思わずウフフとしてしまいそうな
ルックスですね。左からとんかつ、スコッチエッグ、それに
白身魚のフライが盛られ、生野菜もたっぷりと乗っかって
います。からりと揚がったフライはどれも、軽い食感でなかなか
良い感じ。ご飯をちょい大盛りにしましたが、ペロリといけ
ましたね。白身魚のフライにかかっているタルタルソースが
ハーブが入っていておいしいんだよね。うーんと、何のハーブ
だろうか。パセリではなくて、オレガノか、でもちょっと違うな。
タラゴンかな?
そうこうしているうちに、どんどんお客さんが入ってきて、
子供連れの若奥様の団体11名がやってきたりと、いや
すごい人気店なんですね。早めの時間に来て正解でした。
次回は、おそらくチキン南蛮に行ってると思います(笑)それに
してもなぜ並ランチと呼ぶのか(だって、ランクを意味する
言葉が付くのはこれだけなんですよ)、不思議。おにいさん
に聞いておけばよかったかな。
こちらは夜もやっていて、アルコール頂きながら、がっつり
と言うのも出来そうです。
あるにはあるのだが、なかなか筆(キーボードタッチ)が
進みませぬ。
さて、今回も博多ランチネタです。情報元は、この方です。
最寄駅が地下鉄七隈線の薬院大通り駅とのことですが、
この線を使ったのがまったくの初めてで、しかもエリア
的にも初訪の地、駅を降り立って地図を頭に入れていたの
ですが、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ、何分か歩いて
漸くお店に辿りつきました。
そんなに人通りのあるようには思えない立地で、お客さん
入るのかなと心配してしまうような感じなのですが、入って
しばらくしてそれは杞憂に過ぎませんでしたね。
こんにちは~
ウッディーな店内は、明るい雰囲気で悪くない。カウンターに
テーブル席、それに2階席もあるようです。男性3人で切り盛り
していますね。まよわず、この方もオーダーしていた並ランチ
750円をオーダーすることに。
で、厨房で揚げものを揚げている音を聞きながら、ぼんやりと
していると、まずはジャガイモと玉葱のスープが出され、それを
啜っていると、ほどなくして出てきたのがコチラ。

(携帯で取った画像がイマイチで、結局このお店を教えて
もらったこの方の画像をそのまま拝借してしまいましたよ。
この場を借りてお礼申し上げます。)
揚げものラブな人間には、思わずウフフとしてしまいそうな
ルックスですね。左からとんかつ、スコッチエッグ、それに
白身魚のフライが盛られ、生野菜もたっぷりと乗っかって
います。からりと揚がったフライはどれも、軽い食感でなかなか
良い感じ。ご飯をちょい大盛りにしましたが、ペロリといけ
ましたね。白身魚のフライにかかっているタルタルソースが
ハーブが入っていておいしいんだよね。うーんと、何のハーブ
だろうか。パセリではなくて、オレガノか、でもちょっと違うな。
タラゴンかな?
そうこうしているうちに、どんどんお客さんが入ってきて、
子供連れの若奥様の団体11名がやってきたりと、いや
すごい人気店なんですね。早めの時間に来て正解でした。
次回は、おそらくチキン南蛮に行ってると思います(笑)それに
してもなぜ並ランチと呼ぶのか(だって、ランクを意味する
言葉が付くのはこれだけなんですよ)、不思議。おにいさん
に聞いておけばよかったかな。
こちらは夜もやっていて、アルコール頂きながら、がっつり
と言うのも出来そうです。
自家製檸檬ポン酢に塩檸檬
2012年03月12日
昨年の11月頃だったか。
冬支度ではないけれども、たくさんのかぼすを買い求め、
大量、と言っても1ℓに過ぎないのだが、の自家製ポン酢
を作って、鍋ものとかで随分楽しませてもらったものの、
流石に3月に入ってほぼ使い切ってしまった。
さて、どうしようか。やはり手作りのポン酢は、市販のもの
と違って、自分仕様の味付けに出来るところと、いろんな
添加物が入る訳ではないので、安心なところがあって、
作りたくなる。
この時期手に入る柑橘系は、かぼすやゆずはなく、地元産
の檸檬があったので、それで今回は作ることにした。ポン酢
の味の決め手になるのが、醤油となる。地元九州産の
醤油は魚の煮つけあたりには最適と思われるものの、個人
的にはポン酢に合わせるのは、どうだろうか。以前ネットで
混じりけのない醤油を探していたことがあって、紀州有田に
あるカネイワさんという醸造所のものが、以前取り寄せてみた
ところ、うん、これなら自分好みの味だな、と以降こちらの
醤油を煮付け以外では利用させて頂いている。これにしようか
と思う。
まず、檸檬6個を半分に切り、ジュースを絞る。都合350mlの
ジュースが絞れた。ここに、煮切った酒100mlとみりん50ml
を加え、千鳥酢100mlを加える。これで丁度600ml。更に
醤油400mlを加えた後、昆布を2~3枚(5cm角)に、かつお
節を一つかみを加えて、2~3日冷暗所に置いておけば、自家製
ポン酢の出来上がり。分量は、大体こんな感じで作っているが、
好みで調整すれば、濃くも薄くもできる。
さて、次にジュースを絞った後の檸檬の皮をどうするか。捨てる
のは、もったいない。檸檬胡椒にしようかと思ったが、去年作った
かぼす胡椒がまだたんまりと残っているので、胡椒を足す前の
塩檸檬にすることにした。
スプーンで檸檬の内側の部分を出来るだけ白い部分を取り去る
ようにこそげとって、熱湯で軽く湯がく。台所のなかがあっと言う
間にレモネードの匂いに包まれた(笑)湯がいた、檸檬の皮を
プロセッサーにかけ、塩を適宜加えてまぜるだけ。塩檸檬の完成。
檸檬の皮が固いので、つぶつぶ感が気になる方は、湯がく時間
を長くした方が良いだろう。
味見をしてみる。結構これがおいしい。なんだろう、柚子胡椒の
ように、ドレッシングに使ったり、焼きものなんかいちょいちょい
付けて食べても良いだろうし、鶏肉なんかをこれを加えた付け
タレに漬けこんで焼いてもおいしいかも。捨てないで良かったよ。
本当の檸檬の塩漬けは、檸檬丸ごと使うものだが、これでも、
十分料理に使えそうで、とにかく檸檬色がきれい。胡椒を加える
とどうしてもその色に染まってしまうからね。
ということで、これから夏場にかけて、自家製ポン酢が塩檸檬と
ともに活躍することになりそうです。おっと、その前に昨年作った
かぼす胡椒の方を優先して使い切らないとね(笑)
自家製ポン酢の各材料の分量は、かなり適当ですが、まあおいしく
頂けているところからすると、個人的にはイケテル配合だと思います。
なので、あくまでも参考と言うことでお願いしますね(ペコリ
冬支度ではないけれども、たくさんのかぼすを買い求め、
大量、と言っても1ℓに過ぎないのだが、の自家製ポン酢
を作って、鍋ものとかで随分楽しませてもらったものの、
流石に3月に入ってほぼ使い切ってしまった。
さて、どうしようか。やはり手作りのポン酢は、市販のもの
と違って、自分仕様の味付けに出来るところと、いろんな
添加物が入る訳ではないので、安心なところがあって、
作りたくなる。
この時期手に入る柑橘系は、かぼすやゆずはなく、地元産
の檸檬があったので、それで今回は作ることにした。ポン酢
の味の決め手になるのが、醤油となる。地元九州産の
醤油は魚の煮つけあたりには最適と思われるものの、個人
的にはポン酢に合わせるのは、どうだろうか。以前ネットで
混じりけのない醤油を探していたことがあって、紀州有田に
あるカネイワさんという醸造所のものが、以前取り寄せてみた
ところ、うん、これなら自分好みの味だな、と以降こちらの
醤油を煮付け以外では利用させて頂いている。これにしようか
と思う。
まず、檸檬6個を半分に切り、ジュースを絞る。都合350mlの
ジュースが絞れた。ここに、煮切った酒100mlとみりん50ml
を加え、千鳥酢100mlを加える。これで丁度600ml。更に
醤油400mlを加えた後、昆布を2~3枚(5cm角)に、かつお
節を一つかみを加えて、2~3日冷暗所に置いておけば、自家製
ポン酢の出来上がり。分量は、大体こんな感じで作っているが、
好みで調整すれば、濃くも薄くもできる。
さて、次にジュースを絞った後の檸檬の皮をどうするか。捨てる
のは、もったいない。檸檬胡椒にしようかと思ったが、去年作った
かぼす胡椒がまだたんまりと残っているので、胡椒を足す前の
塩檸檬にすることにした。
スプーンで檸檬の内側の部分を出来るだけ白い部分を取り去る
ようにこそげとって、熱湯で軽く湯がく。台所のなかがあっと言う
間にレモネードの匂いに包まれた(笑)湯がいた、檸檬の皮を
プロセッサーにかけ、塩を適宜加えてまぜるだけ。塩檸檬の完成。
檸檬の皮が固いので、つぶつぶ感が気になる方は、湯がく時間
を長くした方が良いだろう。
味見をしてみる。結構これがおいしい。なんだろう、柚子胡椒の
ように、ドレッシングに使ったり、焼きものなんかいちょいちょい
付けて食べても良いだろうし、鶏肉なんかをこれを加えた付け
タレに漬けこんで焼いてもおいしいかも。捨てないで良かったよ。
本当の檸檬の塩漬けは、檸檬丸ごと使うものだが、これでも、
十分料理に使えそうで、とにかく檸檬色がきれい。胡椒を加える
とどうしてもその色に染まってしまうからね。
ということで、これから夏場にかけて、自家製ポン酢が塩檸檬と
ともに活躍することになりそうです。おっと、その前に昨年作った
かぼす胡椒の方を優先して使い切らないとね(笑)
自家製ポン酢の各材料の分量は、かなり適当ですが、まあおいしく
頂けているところからすると、個人的にはイケテル配合だと思います。
なので、あくまでも参考と言うことでお願いしますね(ペコリ
讃岐肉うどん うまし!! 志成@大濠公園駅 福岡
2012年03月08日
年明けの頃だろうか、取引先からニューイヤーコンサート
のチケットをもらい、あまり普段聞かないクラシックのでは
あったが、せっかくだからと足を運んでみた。ニューイヤー
コンサートと言うだけのことはあって、新春らしい、聞き
覚えのある演目もあったりして、たまにはこういう音楽も
良いものだと感じた。
演目は演奏だけでなく、歌曲もいくつかあって、歌い手さん
がソプラノ歌手の林麻耶さん。若々しい、張りのある
歌声が印象的だった。残念ながら席がステージから遠くて、
良くお顔が分からなかったが、帰ってネットで調べてみると
彼女のホームページに辿りつき、歌い手さんらしく、食べる
ことに目がないみたいで、そのあたりのブログ記事に出会う
と歌そっちのけで、つい食いついてしまう性格が出て(笑)
ナイショで記事に出ているお店の名まえを教えてもらった
ので、博多出張の折りに満を持して向かったのがこの
お店志成さんです。大通りから一本入った場所にある
お店はちょっと分かりづらいところにありますが、ここは
それ鼻の効くぼへみあんですから、わりとすぐに分かり
ました。
店名の入ったオレンジ色ののれんが目印になりますかね。

開店と同時にお店に入りましたが、次々とお客さんが
入ってきますよ。この日頼んだのは、そのソプラノ歌手の
林麻耶さんも食したと言う肉うどん、それに炊き込みごはん
のおにぎり1個。カウンター内では、茹で方の男性と揚げ
もの担当の男性の2名に、盛り付け担当の女性1名と
フロア担当1名の4名で切り盛りしています。清潔な
店内と、きびきびとした動き、でもフレンドリーな接客
でとても気持ちが良い雰囲気です。
これは期待が持てそうです。
で、出てきたのがコチラ。

まあ、なんとも素敵なルックス。で、お味はと言うと、お出汁の
効いた、でもみりんでしょうか、やや甘めではありますが、どこ
となくホッとするような味わい。うどんは、コシはありますが、固す
ぎることもなく噛むほどに小麦の甘みが伝わってきて、実においしい。
肉の旨みと、大量に入ったネギの味わいが加わって、一気に
すすってしまいました。でも、となりの巨漢おにいさん、大盛りを
わずか3~4分で平らげてしまったのには、ちょいと引いてしまい
ましたが。冷やしなのに、シャツをまくりあげて、それでも汗だらだら
かいているのはご愛嬌。こちらはコート来たままなのにね。
真冬なのに地下鉄のなかなんかで、ひとり汗をかいている風情
に似てますな(爆)
ともかく。
いやあ、ナイショで教えてもらった甲斐がありましたよ。
大変おいしゅう頂くことができました。これからもどんどんナイショで
教えてもらうことにしましょうかね。あ、でも、こんな風に書いて
しまったらナイショでもなんでもないか(笑)
のチケットをもらい、あまり普段聞かないクラシックのでは
あったが、せっかくだからと足を運んでみた。ニューイヤー
コンサートと言うだけのことはあって、新春らしい、聞き
覚えのある演目もあったりして、たまにはこういう音楽も
良いものだと感じた。
演目は演奏だけでなく、歌曲もいくつかあって、歌い手さん
がソプラノ歌手の林麻耶さん。若々しい、張りのある
歌声が印象的だった。残念ながら席がステージから遠くて、
良くお顔が分からなかったが、帰ってネットで調べてみると
彼女のホームページに辿りつき、歌い手さんらしく、食べる
ことに目がないみたいで、そのあたりのブログ記事に出会う
と歌そっちのけで、つい食いついてしまう性格が出て(笑)
ナイショで記事に出ているお店の名まえを教えてもらった
ので、博多出張の折りに満を持して向かったのがこの
お店志成さんです。大通りから一本入った場所にある
お店はちょっと分かりづらいところにありますが、ここは
それ鼻の効くぼへみあんですから、わりとすぐに分かり
ました。
店名の入ったオレンジ色ののれんが目印になりますかね。
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開店と同時にお店に入りましたが、次々とお客さんが
入ってきますよ。この日頼んだのは、そのソプラノ歌手の
林麻耶さんも食したと言う肉うどん、それに炊き込みごはん
のおにぎり1個。カウンター内では、茹で方の男性と揚げ
もの担当の男性の2名に、盛り付け担当の女性1名と
フロア担当1名の4名で切り盛りしています。清潔な
店内と、きびきびとした動き、でもフレンドリーな接客
でとても気持ちが良い雰囲気です。
これは期待が持てそうです。
で、出てきたのがコチラ。
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まあ、なんとも素敵なルックス。で、お味はと言うと、お出汁の
効いた、でもみりんでしょうか、やや甘めではありますが、どこ
となくホッとするような味わい。うどんは、コシはありますが、固す
ぎることもなく噛むほどに小麦の甘みが伝わってきて、実においしい。
肉の旨みと、大量に入ったネギの味わいが加わって、一気に
すすってしまいました。でも、となりの巨漢おにいさん、大盛りを
わずか3~4分で平らげてしまったのには、ちょいと引いてしまい
ましたが。冷やしなのに、シャツをまくりあげて、それでも汗だらだら
かいているのはご愛嬌。こちらはコート来たままなのにね。
真冬なのに地下鉄のなかなんかで、ひとり汗をかいている風情
に似てますな(爆)
ともかく。
いやあ、ナイショで教えてもらった甲斐がありましたよ。
大変おいしゅう頂くことができました。これからもどんどんナイショで
教えてもらうことにしましょうかね。あ、でも、こんな風に書いて
しまったらナイショでもなんでもないか(笑)
東京帰りの日曜の朝は 鷹匠@根津
2012年03月06日
ちょいと前の話ですが、メモ書きのまま放置状態なのは
さすがにどうかと思い、一応書き留めておきます。
文字通りの日記ネタ。ホテルでそんなにうまくもないものを
食べたくなくて、すこしはアルコールも口にしたいよね、と
しばらく思案していたところ、おお、そうだっ!!朝から飲めて
そばが頂ける場所を思い出した。
こういうつまみや、

こういうつまみで、

普通に朝からぷはーができます(笑)しかも、エビスの大瓶ですぞ!!

で、〆はおそば。あ、その前に熱燗も行ってしまったのはナイショ
の方向で(笑)久々のそばは、やはりうまいのう。
さすがにどうかと思い、一応書き留めておきます。
文字通りの日記ネタ。ホテルでそんなにうまくもないものを
食べたくなくて、すこしはアルコールも口にしたいよね、と
しばらく思案していたところ、おお、そうだっ!!朝から飲めて
そばが頂ける場所を思い出した。
こういうつまみや、
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こういうつまみで、
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普通に朝からぷはーができます(笑)しかも、エビスの大瓶ですぞ!!
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で、〆はおそば。あ、その前に熱燗も行ってしまったのはナイショ
の方向で(笑)久々のそばは、やはりうまいのう。
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白魚のかき揚げを肴に 梅鉢@船場下
2012年03月06日
今住んでいるのは約40年ほど前に造成され宅地化された
分譲地の一画にある中古の一軒家なのだが、近所には
ところどころ造成の手を逃れ、残されたままになっている
竹林や、雑木林とかが点在している。それらの手つかず
の深い緑の雰囲気を与えてくれる木々が、どこからか吹く
風にゆるやかに、でもときおり小刻みに震えているのを
眺めながらの散歩は、どこか安穏で、なごんだ気持ちに
なるものだ。もうすぐ3月、木々の芽がすこしずつ、確実に
膨らみかけている。
日曜日、週末の日課となっている散歩の途中、そう言えば
と思い立ち、自分で秘密の場所と呼んでいるところに向かって
みた。その場所に立ち入ると、ふきのとうがたくさん、淡い緑
の色を地面に付け始めているのが見える。しゃがみこみ、それ
らのいくつかを摘み取って、うきうきした気分で自宅に持ち帰る。
さっと水でよごれや枯れ葉を洗い流し、水気をよく切って、
ざく切りにする。フライパンに油を取り、そのざく切りしたふき
のとうを手際よく炒め、砂糖、酒、みりんを振り入れ、味噌を
加えてふき味噌を作る。たちまち台所中に、ふきの香りが
立ち込める。今宵は、このふき味噌で熱燗だ。なんと楽しい
気分だろう。苦味をもった春の野菜、とくに木の芽など芽吹いた
ばかりの持つ峻烈な味わいは実に捨てがたいものがあって
好きなもののひとつ。
大塚にある居酒屋江戸一は、季節を感じさせる肴が出る、
僕にとってかけがえのないお店の一つなのだが、そろそろ
ふき味噌が出る頃だろう、ホタテの貝を皿に見立てて、品良く
盛られ、軽く火をあぶったそれを舐めながら頂く燗酒のおいしい
ことといったら。思いを馳せてみる。
なぜ、こんなことを思い出して、書き留めて見る気になった
のは、思いがけず見つけたお店に、思い切って飛び込んで、
どうやらご主人が魚にはことのほかこだわりがあると見た
のだが、とりあえず頼んだ刺身の盛り合わせのそれぞれの
ネタも素晴らしかったし、勧められた白魚のかき揚げに、
ふきのとうの刻んだものが入っていたからだった。さっくりと
揚がったかき揚げにまさしく春を感じる味に出合ったから
だった。

因みに画像はお通しの2品のうちの1品のみそおでん。もう1品はばい貝の煮つけ。
これだけで、そこそこ飲めてしまいそう(笑)
カウンター主体の梅鉢さんは、ご夫婦に息子さんだろうか、
3人で切り盛りする落ち着く店である。ご近所のご常連さんが
ふらりと立ち寄って、何気ない会話を交わしながらその日の
おススメを肴にまったりと杯を傾けるような感じで、大人数は
似合わないだろう、1~2人で静かにが良いだろうか。思い
切って覗いてみたが、存外当たりなお店に出会った。鼻は
まだまだ効くようで、捨てたものではない(自画自賛 w)。
割烹 梅鉢
TEL 096-356-2535
住所 熊本県熊本市船場下1丁目12-3
定休日 日曜日
分譲地の一画にある中古の一軒家なのだが、近所には
ところどころ造成の手を逃れ、残されたままになっている
竹林や、雑木林とかが点在している。それらの手つかず
の深い緑の雰囲気を与えてくれる木々が、どこからか吹く
風にゆるやかに、でもときおり小刻みに震えているのを
眺めながらの散歩は、どこか安穏で、なごんだ気持ちに
なるものだ。もうすぐ3月、木々の芽がすこしずつ、確実に
膨らみかけている。
日曜日、週末の日課となっている散歩の途中、そう言えば
と思い立ち、自分で秘密の場所と呼んでいるところに向かって
みた。その場所に立ち入ると、ふきのとうがたくさん、淡い緑
の色を地面に付け始めているのが見える。しゃがみこみ、それ
らのいくつかを摘み取って、うきうきした気分で自宅に持ち帰る。
さっと水でよごれや枯れ葉を洗い流し、水気をよく切って、
ざく切りにする。フライパンに油を取り、そのざく切りしたふき
のとうを手際よく炒め、砂糖、酒、みりんを振り入れ、味噌を
加えてふき味噌を作る。たちまち台所中に、ふきの香りが
立ち込める。今宵は、このふき味噌で熱燗だ。なんと楽しい
気分だろう。苦味をもった春の野菜、とくに木の芽など芽吹いた
ばかりの持つ峻烈な味わいは実に捨てがたいものがあって
好きなもののひとつ。
大塚にある居酒屋江戸一は、季節を感じさせる肴が出る、
僕にとってかけがえのないお店の一つなのだが、そろそろ
ふき味噌が出る頃だろう、ホタテの貝を皿に見立てて、品良く
盛られ、軽く火をあぶったそれを舐めながら頂く燗酒のおいしい
ことといったら。思いを馳せてみる。
なぜ、こんなことを思い出して、書き留めて見る気になった
のは、思いがけず見つけたお店に、思い切って飛び込んで、
どうやらご主人が魚にはことのほかこだわりがあると見た
のだが、とりあえず頼んだ刺身の盛り合わせのそれぞれの
ネタも素晴らしかったし、勧められた白魚のかき揚げに、
ふきのとうの刻んだものが入っていたからだった。さっくりと
揚がったかき揚げにまさしく春を感じる味に出合ったから
だった。
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因みに画像はお通しの2品のうちの1品のみそおでん。もう1品はばい貝の煮つけ。
これだけで、そこそこ飲めてしまいそう(笑)
カウンター主体の梅鉢さんは、ご夫婦に息子さんだろうか、
3人で切り盛りする落ち着く店である。ご近所のご常連さんが
ふらりと立ち寄って、何気ない会話を交わしながらその日の
おススメを肴にまったりと杯を傾けるような感じで、大人数は
似合わないだろう、1~2人で静かにが良いだろうか。思い
切って覗いてみたが、存外当たりなお店に出会った。鼻は
まだまだ効くようで、捨てたものではない(自画自賛 w)。
割烹 梅鉢
TEL 096-356-2535
住所 熊本県熊本市船場下1丁目12-3
定休日 日曜日