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Posted by おてもやん at

いわしのリエットと白ワイン 

2009年10月29日

おおぶりで、油ノリノリのイワシがキロあたり800円。
余りの安さに、思わず買ってしまいましたよ(笑)

何匹かは刺身や酢じめで頂くことにして、残りをどう
するか。煮つけが浮かぶが、ここは思案の為所と
言うわけでないが、ひとひねり欲しくなる。

ここのところ週末は縁側に席を取り、炭火を熾して
火鉢で魚や肉をあぶりながら、のウチ飲みがちょっと
したマイブームである。

ひと塩しておいたイワシを炭火でじっくり焼き上げる。
何匹もだ。炭火にイワシの油がぽとりぽとり落ちるたんび
にすごい煙が立ち上る。

その良い感じに焼き上がったイワシをあつあつのうちに
身をほぐして置く。

フライパンに油を取り、ゆっくりにんにくの香りが油に移り
かけた頃、たまねぎをじっくり飴色になるまで炒め上げる。

そこにあらかじめほぐしておいたイワシを入れて、ハーブは
適当にフェンネル、ナツメグ、そこにどぶを入れて、少々
煮詰め、アルコールが飛んだあたりで、バターにクリーム
チーズ、炒めたイワシをフードプロセッサーに入れ、なめらか
になるまで混ぜて出来上がり。生クリームを入れるとさらに
なめらかさが増す。

白ワインがもうすすむ、すすむ。できればおいしいパンが欲しい
ところだが。。。この日は東京出張の際に、銀座松屋で買った
メゾンカイザーのモンジュで。

油の乗った青魚なら、サバ、アジ、さんま。いろいろバリエーション
が楽しめそうです。しばらく、マイブームになりそうですね。
  


Posted by こむこむ at 13:40Comments(2)お料理日記

駆け足の一週間

2009年10月13日

10月6日 高校の時の同級生がこの8月に癌のため亡くなった
のだが、その偲ぶ会を東京でやると言うので、トンボ帰りの帰京。
その日は休みを取る。

お昼前に着く便で東京入り。お昼は、日本橋富沢町にあるうなぎの
との村さんへ。特製うな重を頼み、大びんをもらって、いつも通り、
おやぢさんのうなぎをさばくのを眺めながら、静かに焼き上がり
までの時間を楽しむ。

おかみさんとお店の話になり、昭和26年の戦後のまだ色濃い
時代に先代が川魚を売る店としてこの地で商売を始めたそうな。
川魚は統制外のものだったとのことで、良く売れたらしい。

電気関係の仕事についていた今のご主人がその後を継ぎ、うなぎ
を食べさせる店に変わったのが昭和34年頃だとか。おかみさんは
茨城から食堂での住み込みでの仕事のため上京。ほどなくして、
ある人を通じてご主人を紹介してもらったのが縁だとか。それから
まさに夫唱婦随で50年以上お店を切り盛りしたことになる。

寡黙なご主人に、お話好きそうなおかみさん。お店は5人も
座れば一杯になってしまう狭さだが、長年かかって積み上げた
歴史の重みと言うか、そういうお店にしか出せない味わい
が実に捨てがたいものがある。

商売柄風邪は一度も引いたことがないと言う。今回で3回目の訪問
になるが、一層味わい深いうな重になった。ごちそうさま。

その後、持っているスーツの特にズボンがまったく体型に合わなく
なったため、夏用スーツのズボンをお直しに出したくて以前行きつけ
にさせて頂いていた荻窪教会通りにある中山テーラーさんへ。

ここのご主人は立教大の理工出身で、テーラーのお店を継いだ
異色の経歴を持つ。年齢が僕とほとんど同じことがあって、話しが
合う。これから歌舞伎町のところに取り立てだそうで、お互いいろ
いろあって大変です、と交してお店を後にする。

ついでに原宿にあるこちらも行きつけにさせて頂いているメガネの
ロイドさんに立ち寄って、一本新調することにした。

合羽橋に立ち寄って、田窯さんで、タジン鍋を購入。秋のバーゲン
セールで結構安く買うことができた。

いったんホテルに戻って、偲ぶ会まで時間が少々あるので、最近
引越したらしい築地にあるねこ屋さんに。赤を基調にしたカウンター
だけのお店で、店主であるまりみるさんも着物の女将姿が板について
きたようで。

その後、日本橋の御清水庵 清恵で偲ぶ会。このお店は僕たちの
地元である福井出身の方が出されているところで、おいしい福井の
食べ物、特にさばの浜焼きやおろしそばが食べることができる。

ずいぶん昔になるがここで同窓会を開き、その時来ていた亡くなった
同級生も元気そうな顔を見せていたのだが。。。田舎から東京の
大学に入ってから良く飲み歩いた、その時の記憶が蘇る。

改めて冥福を祈る。

気分がまだ飲みたい。みなと別れて、錦糸町の井のなかへ、しとり
偲ぶ酒。たまたまお隣になった成政酒造の方と名刺交換。

東京に着いてから降り始めた雨がまだ続いている。

10月7日

起きると雨。台風の影響だろうか。

いささか重い頭の朝。築地に向かうが、たまたま水曜日の休市の
日にあたったようだ。残念。場外でいくつかお店は開いていて、
深大寺おそばやさんで、そばを啜る。

腹ごなしに場内のかとうさんに行くつもりで買い求めていた熊本
おみやげの焼酎もなかをお店の軒先に置いて帰ることにする。
雨に濡れた殆ど人影のないがらんとした場内はどこか寂しげだ。

空港に向かい、仕事の関係で福岡へ。台風の影響が心配だったが
ギリギリかろうじてセーフで九州に戻ることができた。一日ずれて
いたら大変な目に遭っているところだった。

仕事が終わって、熊本への列車が出るまでの間、駅地下にある
お店虔十(けんじゅう)さんへ。九州でホッピーが飲める数少ない
お店の一つではなかろうか。枝豆にもつ煮込みで、軽くしとり0次会。

焼酎とホッピーのセットを頼むと、冷凍庫で冷やされシャーベット状
になったワンカップ白岳とホッピーが渡される。白岳を木のヘラの
ようなものでジョッキに流し込んで、ホッピーを加えて一口すする。

うまい。

が、このホッピーセットを何回か繰り返すと多分間違いなく撃沈しそう
な、実にヤヴァイ感じがする。

週の後半は後ほど。  


Posted by こむこむ at 13:07Comments(0)ボヘミアン記

もつ焼きでハイボール 豚に夢中 熊本店@市内鶴屋裏

2009年10月02日

気がつけばもう10月。朝晩はめっきり涼しくなってきたとは
言え、どこかに潜んでいたかと思われる、湿気を帯びた熱気
と陽射しの強さが日中になると、それがきっと現れて僕を
あの暑さのなかに引き戻す。温度差が10度以上にもなる
のだ。その寒暖のルフランが何日続いただろうか、昨日からの
長雨も手伝って、しつこい夏の名残りは、さすがにもうどこか
にあきらめもついて行ってしまうだろう。

激しく降る雨音に、秋草の繁みから聞こえてくるはずの虫の
音はすっかりかき消され、何も聞こえない。それほどの強い
雨降りになった。

さて。

その日は夕方街なかで済ます用事が2件ばかりあって、
それを終えると、さして広くはない夜の帳を迎えようとして
いる雑踏のなかに繰り出してみたい気持ちになった。

ぽつり、ぽつりと降り始めた雨が、うらめしい。

鶴屋と言う百貨店の裏手から、すこし散策してみようか。
以前、帽子屋があったところが、すっかり改装されて、
居酒屋に、どうやらもつ焼きやのようである。もしかして、
熊本初のもつ焼きやではなかろうか。焼き肉みたく、
七輪などで食べさせるところはあることにはあるが、
串で刺したもつ焼きを出すスタイルのお店はない筈だ。

少なくともそう見切って、あきらめがついていた。

後で分かったのだが、店構えが新宿3丁目末広通りにある
もつ焼きい志井や、そのすぐ近くにある沼田に大変似て
いることに気がついて、それを店主に伝えると、そうだと
言う。その店主は女性で、沼田の開店にも立ち会った
ことがあり、地元熊本で念願の出店にこぎ着けたとのこと
であった。きびきびと、そしてその高揚した表情が、こちらの
気分も明るいものにさせてくれる。

なかばあきらめていたもつ焼きが身近な場所で楽しめると
なれば、ウキウキとしてくるではないか。いつものお通しで、
まずは、ビールでお疲れちゃーーーーーん!

ぐびぐび、くううううう、うんまい。やはり、これですな。これ。
雨が降ろうが、雷が鳴ろうが、まずはこれに限る。さて、まず
何を焼いてもらおうか。段ボールを切ったのに、お品書きの
紙を貼り付けているとこも、い志井スタイルとまったく同じ
ですな。メニューもせんまい刺し、レバテキ、ガツ刺し、
そしてゆでタンに、煮込みなどの定番の一品が並ぶ。

しっぽこが個人的には好みなのだが、それはまだメニュー
にはないとのこと。

もつやき処 豚に夢中 熊本店
〒860-0801 熊本県熊本市安政町6-12 シミズビル1F
096-288-1729

続きは後ほど(笑)
  


Posted by こむこむ at 18:20Comments(2)ボヘミアン記