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Posted by おてもやん at

この時期らしからぬ北風と田崎市場

2010年05月31日

もうすぐ6月だと言うのに、そんなに暑くもならず
梅雨空になることもなく、比較的しのぎやすい
天気が続いている熊本です。日中は、それなりの
気温になるものの、朝晩はひんやりと。

朝のジョギングも走りやすいのは助かるものの、
冷夏という言葉がふとよぎる。

さて、先週の田崎市場は、冷たい北風のせいで
海がうねり、船が出なかったようで、いつになく
魚が少ない一週間だったと嘆いていた。ここにも
冷夏の気配が漂っている。

こちら熊本では、還暦のお祝いを盛大に行う風習から
この時期は比較的魚の引きとりが活発なんだとか。
かせぎ時なのに、とうらみ声が聞こえそうである。

先週土曜日の田崎は確かに魚は少なく、値段も高かった。

この日買ったのは、平すずき(キロ 1,800円)
にコノシロ(キロ 500円)に、きびなご(キロ
1,500円?だったか)のみ。少ないながらも
とりあえず良さげなものがゲットでき、ほっと
する。コノシロは高いと言っても、キロ500円
ですからね。11本入ってましたが、びっしりうろこ
が付いてて、小骨も多い魚なので、やはり敬遠
されるのでしょう。小骨さえ気にならないように
骨切りして噛みしめれば、独特の味わいがあって
結構好きだったりします。でも、帰ってからさばく
の大変だった(笑)

お買いものの後は、いつもの西山食堂で。

ハマチの刺身とわらびの酢の物に、いわしの
煮つけで、朝ぷはー!!卓上に置かれた白菜
の古漬けがすっぱくておいしい。乳酸菌たっぷり。
水菜の早漬けもたくさん頂いた。漬物はサービス
なのだが、いつもお代りするぐらい食べているので
ひょっとするとひんしゅくを買っているかも知れぬ。
大瓶一本頂いて、1,200円なり。

ところで、みなさんは熊本の農産物と聞いて
何を思い浮かべるだろうか?かくいう自分も
ほとんど知らなかったのだが、ただいま出荷
最盛期なスイカは、実は熊本が全国1位の
生産量をほこっていると言う。

スイカ以外でも、トマト、みかん、なす、きゅうり、くり
など有数の農産物の生産地なのだが、その事実は
あまり知られていないように思われるのは、実に
残念だ。

ハウスもののスイカなのだが、4月ごろから出荷が
始まり5月、6月が最盛期を迎える。熊本の北の
方にある植木町はスイカ農家が多く、国道3号線
から見える植木町市場には、この時期すごい量の
スイカを見ることができる。道の駅や、JAの直売所
には、小ぶりなもので1玉1,000円から大きいもので
2,000~2,500円ぐらいで売られている。

農家の軒先にも、やや形が悪いとか、表面色ムラのある
もので味的にはまったく問題のないものが安く売られ
ているので、それも見逃せなかったりする。

さあ、夏を待たずに今年も早めにスイカダイエットと
行きますか。

ジョギング後の乾いた喉にはスイカはしゃくしゃくと
した食感とみずみずしい甘みがなによりです。食べ
終わった直後の満腹感はダイエットには最高かも。

げふー、となるくらいお腹がパンパンになるのだが、
すぐにおなかが空いてしまうんですけどね(笑)

まあ、去年コレをやって効果実感したので。。。  


Posted by こむこむ at 12:45Comments(2)田崎市場

先週の田崎情報

2010年05月24日

週末はすごい雨降りな熊本。ではあったが、やはり楽しみは
温泉~ いつもの宝の湯へ。露天に出るが、さすがに雨に
打たれてはシンドイ。ひさしのなかでこじんまりな、まったりで。

先週は、週中はお天気で、土曜日の朝の田崎はその前の
週に続いて活気づいてましたよ。

で、ゲットしたお魚さんたちは。。。

・天草産ハモ 1.5キロ で、でか~! キロ1,300円
 もう、なかレアな湯引きが、最高!! 骨で出汁とって、卵さんが
いたので、吸いもんで頂いて再びの最高!!の雄たけび(笑)
・天草産コチ これも1.5キロ で、でか~! キロ1,500円
 うすづくりで、もうこれもうまうま。初夏の味わいですな。
・長崎産アジ 小さめのアジでした。5尾あって、600円。油ノリノリ
で、この時期のアジはどうしたって、うまい。
・きびなご 1キロ 1,200円 刺身良し、煮て良し、焼いて良し、揚げて
良し。ほんとにカワイイやっちゃな、きびなごさんは。

本わさびをいつもの野菜売り場のお店で買って、一本500円と
格安でゲットし、これからスイカダイエットの始まりってなもんで、
鹿本産のすいかを買って、いつもの西山食堂さんへ。

こちらは定食やさんなのだが、いろんなおかずから選ぶことが
できるスタイル。目移りしてしまうのが、いつも楽しみなのだ。

・ビール(大)一本(キリン一番搾り)
・このしろお刺身(小鉢もの)
・ほうれんそう白和え(小鉢もの)
・カンパチ煮つけ
+卓上の漬物 きゅうりとだいこん菜
 (食べ放題と自分は勝手に呼んでますよ 笑)

で、1,250円。なぜか、だんだん一回分の値段が下がってきてます。
ごちそうさまでした。

正しく(どこが?)、楽しい週末のはじまり~!!

  


Posted by こむこむ at 18:50Comments(0)田崎市場

割烹着姿のおかあさん 焼酎天国@山之口町 鹿児島

2010年05月24日

会社の方では、来年春ごろには新しい試みを立ち上げること
になっていて、その参考になるのでは、と言うことで初めての
鹿児島入り。新八代から新幹線に乗ったのは良いのだが、
トンネルばっかり(東北新幹線以上?)、景色を見る楽しみ
がないのが残念で、思わずまどろんでしまい、はっと気が付く
頃には無事鹿児島到着~。

熊本からたった1時間ほどで着く、近いよなあ。あとで聞いた
のだが、車窓からの景色を楽しむのなら、海っぺりを走る肥薩
おれんじ鉄道線
を利用するのがよか、とのことらしい。
調べて見ると、八代から鹿児島中央駅まで、約3時間。
おかずを広げて、ぷはーを楽しみたい自分は、こっちの
方が良いかも(笑)往復6時間、相当な車中宴会が楽しめ
そうである。

さて。

初めて降り立つ鹿児島中央駅は、駅ビルのなかにぐるめ
横丁におみやげ横丁の二つの商業エリアがあって、
地元業者のお店が立ち並び、新幹線の乗り降りのタイミング
に結構なにぎわいを見せている。ぐるめ横丁の先には、
電器量販店のビックカメラがあり、また駅ビルに隣接して
アミュプラザと言うまた別の大型商業施設があり、やや
小ぶりな札幌駅とその周辺と似た感じを持った。

そこから、芸能人ご用達の薩摩揚げの西春屋
に向かうことにする。西銀座通りと言う、駅から1~2分の場所に
あるのだが、いきなり昭和チックな小さな商店街に入ると
なんとなく気持ちが癒されるのはなぜだろう。ほどなくすると
目指すお店があり、思いっきり奮発してお土産用と自宅用に
1,500円の盛り合わせの折詰をもらうことにする。あまりの
量と重さにあとで後悔することになるのだが、半端ものを
いくつか別にビニール袋に入れたのを、サービスだと言って
くれたものだから、単純にウキウキ。帰りの電車のなかで
良いつまみになるよ、と現金なものである。

本当は一泊したかったところだが、どうしても戻らないと
いけなくて、でも1時間ちょっと時間があると言うことで
中心地と言われている天文館あたりまでリサーチを
兼ねて歩いてみることにする。

地方都市ならだいたい6時くらい、早い店でも5時開店の
飲み屋街は、まだ準備中の気配しかなく、ただ明るいうち
に歩いているうちに、大体の街の雰囲気やお店の感じやら
が分かってくる。いろんな形のお店が混在している。熊本
とも違う街の雰囲気だが、なんだろう、なつかしい気配と
言うのだろうか、肌合いがなんとなく合いそうである。

5時前でもやっていない店がまったくない訳ではないが、
裏町酒場と呼ばれているらしい一角に差しかかったときには、
あまりの渋さに、ひとり酒に慣れた自分もいささか入るか
どうか躊躇した。うーむ、まだまだ修行が足りんのう(笑)

焼酎天国と言う店のある通りに差しかかり、あ、ここがその
店なのね、と。ちょっと覗いてみると、店の奥の小上がりに
割烹着を着たおかあさんが、テレビで相撲を見てらっしゃる。
「ごめんなさいね、うちは5時からなの。」

時間をつぶしてきますから、といったん外に出る。では、もう
少しリサーチ、リサーチ。ビルとビルの間に通り抜けのできる
狭い路地がところどころにあり、そう言ったところを隈なく
入り込んでみることにした。小さく開けた扉越しにちらりと中が
見えた「菜菜かまど」や、路地辻に立つおでんの「四季の味」に、
焼鳥の大安あたりが気になったお店になろうか。

そして、焼酎天国である。

5時ジャストに再び突入。口あけのお客になったのだが、
その後3組のお客さんがやってきて、最近になくめずらしい
ことなのか、おかあさんにいたく感謝された。

まずは、ビールですね。お疲れちゃーーーーん!ぐびぐび、
くー、うまい。さんざ歩き回った後だけに、しかも日中30度を
超す猛暑日だっただけに冷えたビールが喉越しに心地よい。
まだ、お湯が沸いていないので、沸くまでの間、これでしばらく
お凌ぎと出されたのがきびなごの煮つけ。お品書きを眺めて
いると、さすが鹿児島なんだなと思わせる内容で、飲み物も
ビールと焼酎しかなく、日本酒は置いていないようだ。焼酎も
銘柄関係なく一杯210円と、安い。

カウンター越しに厨房のなかを覗くと、大きなやかんがかかって
湯気を立てている。それをいくつものポットに移し替えるのだ。
焼酎は基本的にお湯割りで、と言うことなのだろう。

肴は、冷奴につけ焼き(薩摩揚げ)にしようか。ビールも終わり
焼酎に切り替える。お店おススメを頂くことにする。まずは
わか松と言う銘柄。お湯割りにしてもらって、一口すする。
ほーっ、芋とは言えすっきりと飲みやすい。これなら、肴の
邪魔をせずに飲み進めることができそうだが、ある意味
怖いと言える。冷奴は、こちらの豆腐らしく、固い木綿の
もの。濃い豆の味がしておいしい。

注文を受けてから作り始めたつけ焼きが揚がってきた。
揚げたてのあつあつをほおばって、お酒をついーっ。これは
進みますなあ。2杯めは、薩摩一。3杯めは、これもおかあ
さんおすすめの小鶴 薩摩豊穣。黄麹の焼酎で、最初の
1杯めが、白麹、2杯めが黒麹のものだったが、味的に
違いが分かって面白い体験となった。

ところで、お客さんは、今日お帰りなんでしょう?とおかみ
さん。交通事情も昔と比べて良くなったこともあるが、最近の
不況の影響か、僕のような出張客は泊まることなく、日帰りで
帰ってしまうことが多くなったのよねえ。そのせいか、うちの店
も一杯にならずに、暇とまではいかないが、お客さんが本当に
少なくなってしまって、とつぶやいていたが、すぐににっこり顔に
戻って、さあ、ゆっくりして行ってねと、そのやさしさが伝わって
くる、そういう雰囲気のお店なのだ。カウンターでしばし、思い
にふける。九州新幹線の全線開通で、鹿児島や熊本がどの
ような影響を受けることになるのだろうか。

テレビのある小上がりに戻ったおかあさん、テレビに見入って
いたが、突然手を叩いた。魁皇が勝ったのだと言う。1,000勝
まであといくつか。無邪気に喜んでいるおかあさんを見ていると、
こちらもなぜかうれしくなってしまう。

今度は、泊りで来ますね。絶対よ。いたっずらぽくウィンクした
割烹着のおかあさんに見送られて。ふと見上げると夕方になって、
ぶ厚い曇り空に変わっていた。やがて、早い梅雨がやってき、夏空に
変わる頃にまた来れるだろうか。それにしても、お土産の薩摩揚げ
の入ったカバンが重いよ(笑)

後記
鹿児島天文館界隈の居酒屋情報は、このサイトが参考になり
ますね。
鹿児島天文館酒場巡礼

  


Posted by こむこむ at 12:39Comments(2)ボヘミアン記

湯船越しに滝を望む 山口旅館@垂玉温泉 南阿蘇

2010年05月20日

まだ阿蘇はたけのこが掘れるよ、と言う。このまえ、さんざっぱら
掘り返して、堪能しつくした筈なのに。またもやいそいそと阿蘇に
繰り出すことに。自宅から車で30分ちょっと、ですからね。ちょっと
掘ってくるか、みたいなノリになってしまいます。

お天気がくずれると天気予報は伝えていたのだが、そんな気配
はどこへやら、絶好のたけのこ掘り日和に。鍬をふるっているうち
に汗が噴き出すような陽気になりました。さすがに、数は取れませ
んでしたが、それでも7~8本ぐらいにはなりましたよ。全部、
料理しまくって、食べきりましたけどね。もう、当分たけのこは
良いかも(笑)

お邪魔した竹林の場所は阿蘇の北側にある内牧と言うところに
あり、そこには昔から栄えた内牧温泉があって、100円の立ち寄り
湯がいくつかある。

で、行ってみた。

確かに、昔は栄えたらしい、温泉街の佇まい。風情?と言うより、
超さびれ感が漂い過ぎて、ちょっとやヴぁいよ、これは。

良さ気なところが、きっとあるに違いない、そうきっと、みたくぐるっと
一帯を回ってみたものの、いくつか立ち寄り湯のところまで行っては
みたものの。むむむ、と腕を組んでしまい。

結局、南阿蘇の方に行って、垂玉温泉に行くことにあいなりました。

こちらには、山口旅館と言う一軒宿があるのだが、日中11時から15時
の間だけ、立ち寄り湯をひとり600円で楽しむことができる。いくつかの
お風呂があって、露天もあるのだが、そこは宿泊客のみ利用可となって
いる。

先客が一人いたものの、サウナにおこもりりょうぞう(ふるっ 笑)状態で
大きな湯船を一人占め。お湯は硫黄臭はするのだが、体へのあたりは
柔らかい方だろうか。いつも行っている宝の湯のような炭酸泉との違い
が良く分かって面白い。やや熱めなので、じっくり浸かっては、上がって
体を冷やす、を繰り返さないと湯あたりがしそうかと思い、なんどか湯船
に腰をかけた。

こちらの温泉は山間の渓谷沿いにあるため、湯船からの眺めが実に良い
のだ。

湯船越しに滝を望みながら、ふと視線を上げると、眼前にせまってくる山
の緑がフレッシュな気分にさせてくれる。これなら600円もけっして高くは
ないか、と思う。お風呂もそうだけれど、旅館自体の佇まいが、なんか
良いのだ。

温泉の後、またもやパンを買うためにめるころさんに寄って、大量買い(笑)
道沿いにこじゃれたお店、おそばやさんが目につく南阿蘇の方が、人気が
あるのが分かりますね。内牧は、そうとうに頑張んないと、いけないような
気がしたのだが、それって僕だけだろうか?

帰宅後、たけのこ茹で、料理三昧で、ある日の日曜日はめでたく暮れて
行くのでありました。

そうそう、ようやくしぶとい風邪が抜けてきそうですよ。明日は何日かぶり
に朝ジョグいけそうですよ。  


Posted by こむこむ at 19:58Comments(2)温泉記

ちっとは初夏らしくなって 魚を堪能する

2010年05月19日

だーーーーっ!!(カラ元気 風邪引いちまったい。鼻水
ずるずる、ときおりくしゃみ。みっともないったらありゃしない。
だいたいが喉から来る風邪なんだが、今回は見事なまでの
鼻風邪。なかなか抜け切らないよう。

さて。

お天気続きだった先週の土曜日の田崎市場は、ひさびさの
大量の魚が出回って、活気付いてましたね。しかも、初夏
らしい魚もいろいろ見かけましたよ。しゃく(しゃこ)に、きびなご
(ここ1~2週間で結構な型になってきましたよ)、ハモなんかも。

でも、この日は天草の甘鯛が目を引く。いつもの、古閑鮮魚
さんの専務さんも、イチオシだと言う。お店に出ているのでは、
なくて隠しだまの方を持って行けと言う。なんと、キロ3,300円
とな。やすー。身のハリ具合がだんぜん違いますよ。

これは楽しみだー。

皮はうろこごと引いて、塩コショウして、小麦粉はたいてからから揚げ
にすると言いつまみになるんだよなあ。これは、その専務さんから
教えてもらった技なんである。今日、教わったのが、きびなごの
塩辛。おなかから取り出した小さなたまご、白子、肝を取り出して、
水洗いした後、それらを薄塩にして、塩辛風にして食べると乙なん
だとか。

この日は、平すずき(キロ1,800円)の1.5キロものに、甘鯛これも
1.5キロもの、そしてしゃくにきびなごをもらって行きました。

さて、きびなごが一番時間のかかる作業なのだが、おいしいと言わ
れればがんばるしかないよね。熱燗でついーっ!をひたすら期待して。

作業開始。ほどなくして、後悔の嵐、嵐(笑)地道な作業に、目が
しょぼしょぼしそうなくらいですよ。だって、1キロ買ったうちの
半分がこれだもん。原価は安いが、きびなごの塩辛って、売り出せば
結構な値段がとれそうですよ。ほんとに。残りのきびなごは丸ごと
一夜干しにして正解だった。

で、これが、ほんとうんまかった。その日揚がったきびなごが
手に入るからこんな食べ方ができるんでしょうねえ、きっと。
この日のお酒は、旭菊の大地さんで。湯引きした平すずきや
皮目をあぶった甘鯛の刺身で、ぐびぐび進みました。  


Posted by こむこむ at 06:45Comments(0)熊本ある記

狙い目は毎月11日 串日和り@銀座通り近く 熊本

2010年05月18日

熊本にいる人なら、良くご存じかと思うがRKK(TBS系の
地元テレビ・ラジオ局)の毎週水曜日に放映される地元ネタ
番組「週刊山崎くん」を何気に見ていたら、大阪風ソース二度
付け禁止の串揚げやがあると言う。

毎月11日は串の日で串揚げ1.500円食べ放題なんだとか。
食べ放題には食いつかないが。。。

以前、出張で大阪に行ったおり、立ち寄った立ち飲みやが
思い出され、揚げ油にソース、そして生キャベツの匂いと
ビジュアルがちらついて、いてもたってもいられなくなり(笑)
さっそく、探索とあいなった。

って、やっぱり、いくんかい(爆)

お店は、銀座通りのややはずれ、エリア的には、その先は
〇ープ街が立ち並ぶ淫靡な場所になる。間違っても、そちら
に向かってふらふらすることがないように。

そういうこともなく、のれんをくぐって、こんばんは~

長いL字型のカウンターに、大阪風串揚げと聞いて、立ち飲み
かと思ったのだが、椅子があるので、座り飲みになるようで。
カウンターの向こう側には、しぶい感じのおやぢさん一人で
切り盛りしている。既に、カップル1組に、常連さんらしい
おにいさんが先客でい、串揚げつまみで生ビールをぐびぐび
やっています。

さあ、こちらもキリンの瓶をもらいましょうか。串揚げは、野菜
なら全品100円で、肉・魚貝類全品140円とある。おまかせも
あり、野菜5本に肉・魚貝類5本で1,000円で、野菜だけなら
12本で同じく1,000円とな。なんとなく野菜モードなので、
野菜お任せを頼む。

串揚げやさんなのに、なぜかサイドメニューが中華系なのが
不思議だが、おやぢさんの経歴から来るのだろうかと思う。

まもなく瓶ビールが届き。目の前に揚げものを乗せるトレイと
「ソース二度付け禁止です」とテプラが張られたソース入れが
置かれる。次々と揚げられる野菜の串揚げは、ソースをじゅわ
っと付けて、あつあつを頬張ると、はぐはぐ、ぐびぐびで、うまい。

お供のキャベツがないのがチト寂しいが、これはぜひサービス
をお願いしたいところだ。ソースも、ややどろりとした甘い系なの
で、こちらもキレのある辛目でお願いできれば、もっと良いのだ
けれども。まあ、ぜいたくは言えないか。

おやぢさんが、鍋を振っていたかと思うと、裏メニューの
マーボ豆腐用のひき肉味噌を使ったチャーハンをサービス
だと言って出してくれる。素直にポイントアップですね。

うれしいなあ。次々と揚がってくる野菜なのだが、あまりに大きな
ものなので、ソースに付けるとソースの重みでソース入れに
チャッポンしてしまいそうで、串がえびぞってしまってますがな。
何度か、ぷるぷる指先が震えてしようがなかったです。

そうこうしているうちに、おにいさん二人組みに、巨漢おかあさん
とその子供連れもやってきて、椅子の数が足らず、一部の人が
強制立ち飲みに。

頃合いも良さそうで。お勘定を頼む。

久々の串揚げ。たまには良いが、12本は結構な量でした。
げふーーー!!夜風が気持ちが良い。すこしばかり、吹かれ
ながら、腹ごなしをしながら、白川公園の屋台やさんに向かい
ましょうか。

串日和り
〒 熊本市中央街6-29 1F
096-355-2255
18:00~翌4:00


  


Posted by こむこむ at 18:48Comments(0)ボヘミアン記

こわい思いをせずに済むように 尾鷹林業@球磨郡あさぎり町

2010年05月13日

最近、お庭で炭火調理がちょっとしたブームになっています。

日本酒をお取り寄せした時にP箱で送られてきて、んにゃあ、
これどうやって処分するん?とずっとほったらかしにしてましたが、
陽の目を見ることに。日本P箱レンタル協議会(こんな団体が
あるんですねえ、ふーん)によると台への転用はイカン!との
ことのようだが、そこは普通にスルー(笑)して、このP箱を台
代わりにして、その上に七輪を乗っけて炭火を熾す。

いったん熾した炭火はそのまま消し壺で火を落として
しまうのも実にもったいないので、そうだ!!落とさないで
調理に使えば良いんぢゃん、と。

それからは焼いては食べながら、同時に焼き調理も行うこと
とあいなったのである。先週は、大量に買ったとびうお
のアラを素焼にして、それをお鍋に投入して、言わばあご
出汁を取りーのの、あなごのアラをおんなじように、焼いて
あなご出汁を取りーのの、さんざ掘りつくしたたけのこを
焼いて、朝どれたけのこの炭火焼きマリネを作りーの。

なんか、調理の方に力が入っているような(汗

あご出汁は、いろんな煮炊き用に使用して、あなご出汁は
朝食のおつゆで頂きましたが、これがまあほんとにおいしい
こと、おいしいこと。

炭火は偉大なり(実感

さて、その炭火用の炭なんだが、変なものを買ってしまうと
大変な思いをしたことがあって。たしか浅草合羽橋の某店で
買った備長炭だったのが、火を熾してしばらくすると、ぱーーん!
と何かが弾ける音が。振り向くと、その炭が自身の熾された
火で爆発したようで、七輪の回りにその爆発した炭が
飛び散って、おかげで床にコゲを作って大変な思いをした
ことがある。

って言うか、七輪に至近距離にいなかったのが幸い。顔を
近づけていたら、とゾッとしましたよ。

そんな経験があるので、やはり炭は良い物を買わないとと、
こちら熊本に引っ越してから、地元で探していたところ見つ
かったのが尾鷹林業さんの炭なんですね。
樫のしっかりした炭で、火の付きも良いし、持ちも良いし、
これまで弾けた思いをすることもなく、リピート買いして
ます。

いつも買うのは7.5cmものの10キロのもの。3,360円は
高くないと思いますね。年明けに買ったのがそろそろなく
なりそうで、注文しないといけないね。尾鷹さんは温泉&うなぎ
で有名な人吉からさらに山の方に入るところのようですが、一度
炭の焼くところも見学したいものだ。あ、もちろん、温泉とうなぎ
で、ぷはーが目当てでもありますがね(笑)  


Posted by こむこむ at 12:32Comments(0)お料理日記

夕方5時から飲める店 武蔵小路立ち飲み酒場@熊本

2010年05月11日

ふと気が付いて見ると、最近ほとんどほろ酔いボヘミアン
的なネタを書いていないことに気が付いた。印象に残る
店に出会っていないからか、はたまたワンパターンな行動
を繰り返しているからだろうか。

さて。

熊本市内駕町通りから細くのびる武蔵小路にも飲食店が
点在する。もつ焼きの豚に夢中からもほど近い場所に
あたるが、ここに熊本にしてはめずらしく夕方5時から
開店する立ち飲みやがある。

気になってのぞいてみた。

生麦酒が一杯500円。日本酒や焼酎も揃い、肴は鶏やもつ
の焼きものから、魚介系のものに、手作りのポテトサラダなど、
それなりのラインナップで好感が持てる。立ち飲みと言いながら、
調理場の目の前のカウンターは椅子があって、座り飲みになる。

小路に面したカウンターに場所を取り、まずは生麦酒で
お疲れちゃーーーーん!ぐびぐび、ぷっはー。うまい。
軽いつまみで枝豆をもらいましょうか。壁にかかった大きな
テレビを見ながら、これならひとりでも時間がつぶせる。

焼きものをもらって、日本酒に切りかえる。いつもの屋台や
さんもそろそろ開いたころでしょうから、さくりと切り上げる
ことにする。勘定をしてもらうと、うーん、意外に高い?飲み物も
そうだけれど、肴も一品あたりの単価が立ち飲みにしては
ちょっとばかり高いのが、ねえ。

店舗の密集する市内のこのエリアは特にテナント料がバカ
高いと聞きますからなあ。

雰囲気もまずまずだし、お店の人たちも良い感じの接客ぶり
なんだけれど。。。熊本にしてはめずらしく、5時から飲める
お店としては、とっても貴重かも、ですね、ウン!!  


Posted by こむこむ at 12:55Comments(0)ボヘミアン記

気が付けば 某竹林にて@内牧 阿蘇

2010年05月11日

期待していた黄金週間もあいにく仕事の都合で飛び石的な
お休みになってしまいました。まあ、代わりに別の日に休み
を取ればいいと言えばいいのだが。

1日だけ終日休める日ができて、さすがに観光チックなことも
したいよね、と。知り合いが阿蘇で竹林を持っていて、いつでも
たけのこ掘ってよか、なあんてありがたい言葉を頂いていた
ことでもあり、お天気の下渋滞に巻き込まれないように、早め
にウチを出ることにした。

阿蘇に向かうには一般的には国道57号線を利用するのだが、
その知り合いからは裏道コースをあらかじめ教わって、市内から
いったん北上し、カントリーパークと言う広大な敷地の農場公園
のところを抜けて阿蘇に向かう道を取る。確かに途中信号も
少なく、車自体の量も少なかったので、スイスイとわずか30分
ぐらいで外輪山に到着。その外輪山を上って、下って、竹林の
ある内牧に。1時間もかからず。結構近い。

鍬を手にし、竹林に入る。あちらこちらに、小さく頭が出た
たけのこが目に入る。片っぱしに、鍬を入れて、ぼっこん
ぼっこんたけのこを掘り出す。興奮が時間を忘れさせ、
ふと気が付くと、なんと14本も掘りだしていた。

ウチに帰って、そのあまりの量に茫然となってしまうのだが、
この時はそういうことにまったく感じないものなのだ。

その後、河口付近まで、再度山道を取り、そして南阿蘇の
方に下る。お目当ては、パン屋のめるころさん。ハード系の
パンが充実しているので、好きなパン屋さんのひとつだ。
熊本に他にもおいしいパン屋さんはあると思うのだが、好みは
このめるころさんに市内のニュイ・テ・ジュールあたりになろうか。

くるみ入りパンに、山ぶどうパンを買って。ずしりとした重量感
が楽しみ、楽しみ。

そうしてお家に帰ったのは、お昼過ぎ。だって大量のたけのこ
茹でないと。そして、どういう料理に化けさせるか、しばし思案の
ひとときなのであった。

何に化けたかと言うと、

・たけのこごはん
・たけのこ炭火焼き(塩)
・たけのこ田楽
・たけのこ炭火焼きのマリネ
・たけのこ南蛮漬け
・マーボたけのこ
・たけのこと鶏の炊き合わせ
・たけのこミンチ揚げ。。。

掘りたてなので、えぐみが殆どなく、手の込んだものよりも
ストレートに味わう方が良さそうと思えて。しかし、あれですな、
当分おなかのなかのほとんどがたけのこで占領~(笑)

たけのこの繊維質がお通じに効きそうかしらん?

田楽みそは、頂いた山椒の葉っぱをすりばちで擂って、そこに
葉先をやわらかめに茹でたホウレンソウを加えて、さらに擂り
擂り。田舎味噌を加えて、煮切った日本酒、みりんを加え、
お出汁を少々加えて、練り合わせる。仕上げに、香り付けに
醤油をひとたらしで出来上がり。炭火であつあつに焼き上がった
たけのこに、この田楽みそを付けて食べると、たけのこの独特
の食感と香りとみそが混然一体となって。

う、うまい。日本酒をついーっ。はあ、なんとか、楽しい1日に
なりました。明日は、また仕事。なんだかなあ。

そうだ!!黄金週間で出勤した分の休みを近々取ることにして
またたけのこ掘りに行きますか。と、まったく懲りていないボヘ
ミアンなのでありました。大量に掘って、保存食の干したけのこ
を作る手もありそうですね。
  


Posted by こむこむ at 12:11Comments(0)お料理日記

エソ三昧で始まった黄金週間 宮部鮮魚@田崎市場

2010年05月03日

みなさん、黄金週間はいかがですか?こちらは、仕事の
関係で何日間は出勤とあいなりそうです。こういうときに
限ってお天気なのがうらめしいですね。

街中の特に早朝の車通りが極端に少ないので、毎朝の
ジョギングコースも変えることにし、テレビ熊本近くにある
自宅から303号線(旧3号線)を南下し、熊本城までを
走るコースを取ってみました。城のなかにある二の丸公園
のなかを2周回りましたが、金峰山の山並みが見えて気持ち
の良いものですね。

ちょうどラジオ体操の時間で、みなさん体操をしてらっしゃる。
それをわき目で眺めながら自宅に戻って、1時間弱。
距離的には10キロ前後でしょうか。

さて、先週の土曜日の朝はまたいつものように田崎市場
にいそいそと。前々日、前日とそれほど悪い天気ではなか
ったので、それなりに魚が出ていると期待して出かけましたが、
す、すくなー!!しかも、高い。どうやら連休前に業者の方々
が早めに調達と動かれたようで、8時過ぎに市場についた
頃にはあまりの少なさにびっくり。

古閑鮮魚さんで、きんめ鯛1.8キロ(1,800円/キロ)に、
真鯛の半身1.5キロ(3,000円/キロ)を買って、ちと高い
と思いながらもまずまずの魚をゲットでき、ほっと一息つき、
その後いつもの宮部鮮魚さんに向かいます。こちらは、マグロ
などを主に扱う仲卸さんですが、地場でしか出回らないような
魚を扱っているので、珍しい魚見たさにいつも顔を出しています。

この日は、天草で揚がったと言うエソでした。トロ箱に8~9本
ほど入ってたったの500円とな。小骨が多く刺身や焼き、煮魚
にはまったく向かないとのことですが、これを使ったさつま揚げや
蒲鉾はえも言われない味わいがあることを思い出し、お店の
おかあさんに進められるがままに買ってしまいました。受け取った
袋の重いこと、重いこと。

さて、家に帰って、もくもくとエソをさばいて、お腹を開くと、まあ
大きな卵が入っていますよ。わらびやふきと炊き合わせると実に
おいしそうです。が、確かに小骨、と言っても結構固い骨がやっかい
ですね。なんとか、3枚に下ろし、腹身を剝きとりましたが、さすがに
最後の方はいやになりました。二度とエソは買わないぞ、みたいな
気分にまでなりかけました。

包丁でたたいて、すりばちで擂っても良いのですが、大変なので
フードプロセッサーを持ちだし、塩を日本酒を加えて2回かけたところ、
粘りも出てきてなかなか良い感じです。

お湯を沸かし、スプーンで形を作って、ぽっとんぽっとん落とし入れ、
浮き上がってきたところを掬います。ややグレーがかった白いお団子
が20個ほど出来上がりました。これをエソのアラの素焼したもので
取った出汁をベースにわらびとで炊きあげてみました。一口味見。
う、うまい!!

お次は同じようにお湯に四角形の形にした擂り身を落とし入れ、
浮かび上がったところで掬いだし、さまして置きます。これを
炭火の上でじっくりと焼き上げます。生姜醤油であつあつを
ほおばると、これもまた、う、うまいとうなってしまいます。
熱燗が欲しくなる味ですな。15枚作成。

取り出しておいた卵はフキと炊き合わせ。うーん、これも陶然と
なる味ですな。マエソのアラの出汁が、コクがあって少々の塩
と香り付けのお醤油をほんの一たらし、二たらしする程度で
十分おいしさが出ますね。

まだまだ使いきらないので、タイ風さつま揚げを40個弱作成。
ふー。疲れた。

こんだけやっても、まだ大量に残ってしまったので、残りは
冷凍保存にしました。

いやあ、それにしても、たったのワンコインで買ったエソですが、
満足度は実に高いです。こりゃ、ええわ。さばいている時は2度と
買うまいと思いましたが、今度見かけたときもつい買ってしまいそう
です(笑)と言うか、お店にエソの良いのが入ったら教えて、と
あらかじめ頼んでしまいそうで(爆)

かまぼこ店でも開業しようかな。ドライフルーツ事業にまた新しい
事業立ち上げの悪寒。。。

何年か前に仙台に行った折り、源氏と言う居酒屋で付き出しに
エソの擂り身の団子を炊いたものが出たことを思い出しました。
暗めの照明のお店で、まったりと良い感じのお店でしたね。

ようやく初夏の気候になってきましたが、本来この時期見かけられる
筈のキビナゴやトビウオが殆どなかったのは、4月の天候が不順
だった影響なのだろうか、とちょっと心配になってしまいました。

  


Posted by こむこむ at 12:45Comments(4)田崎市場