こういう記事を書いて良いものか、どうか、悩むが。。。
熊本最後の屋台と言われている(市が営業許可を下さないためらしい)
市内白川公園にある屋台居酒屋のわかささん。今年3月に熊本に転勤
になり、バタバタと日々が過ぎていたある日、たまたま夜国道3号線を
市内中心部に向かっていた折り、公園にぼうっと白熱灯の灯りが点って
いるのが見えたのである。
それ以降、ずっと気にはなっていたのだが、どこか入りづらい雰囲気を
感じていたせいもあって、行かず仕舞いのまま、初めての熱い熊本の
夏本番の頃、正確には夏祭りの花火の日に、思い切ってのれんを
くぐってみたのだった。
それから。
ほぼ毎週金曜日にはきまって、おでんをつつきながら、地元言葉の
飛び交うなかを、米焼酎の白岳のお湯割りをすするようになった。
たまさか、金曜日に顔を出さない日には、常連のお客さんから「なんで、
おらんと!?」と呼び出しを受けるぐらいにまでなった。
そんな屋台に顔を出すお客さん達が、屋台のおかあさんを囲んで恒例
の忘年会をやると言う。新参者にも、「こんね?」と温かいお誘いが、
お断りする理由もなく、喜んで出席させて頂くことにする。
そして、当日。20名ちょっとの常連さんが市内某ホテルの一室に集合
した。知った顔もあるが、存知上げない顔もある。金曜日以外にいらっしゃる
お客さんだろうか。
宴もたけなわになった頃。
常連さんのおじさん2名が、突然奇声を発しながら部屋に入ってくる。
全身裸で、身にまとっているのは、赤いふんどしのみ。次々と女性に
抱きついている。抱きつかれた女性が、わらい転げながら、おひねりの
1,000円札をその赤いふんどしに差し込んでいる。騒ぎが収まった頃、
今年の初参加者もしくは若い人が指名されて、その赤ふんになれと
言う。
自分も手を取られ、一応いやがったそぶりを示すが、かたくなに拒絶
するのもいかがと思い、餌食になった僕を入れて4名が部屋の外に
出て、あられもない姿になって。酒でも入ってなけりゃあ、はずかくて
とてもできるものではありません。
いよいよ乱入です!(笑)4人縦に並んで前の人の肩に手をかけ、
もう一方の手を上にあげ、ひらひらさせながら、ステップを踏んで。
なんとも珍妙なラインダンス!!
はずかしさは、あっと言う間に飛んで。これって、あまりにも、
羞恥心なさすぎ?
おひねり2千円頂きましたよ。ちょっと、うれしい(爆)
そして、集まったおひねりを全部集めて、じゃんけんで総取りにしよう
と誰かから提案があり。
自分が頂いちゃいましたよ。ちょっとしたボーナスになりました。
裸になるとご利益があるようで、来年は、もっと良い年になりそうな
悪寒がします。。。