人吉へ列車旅 車窓からの眺めながらのぷっはー

こむこむ

2011年09月26日 13:15

熊本に来て3年目になるが、そう言えば、阿蘇以外にあまり
県内あちらこちらに出かけたことがないなあ、明日から3連休
だしなあ、と思っていたところ、列車で行くのが良いよなあ、
そうだ!!人吉に行こうとあいなった訳で。

前日に列車予約を入れたところ、行きの特急はほぼ満席状態
だったが、運よく座席が確保でき、熊本駅に朝8時過ぎに着く。
3両編成の短い電車に乗り込み、いざ人吉へ。お手製のお弁当
広げて、ぷしゅーと缶ビールを開けたのはここだけの話と言う
ことで(笑)

八代を過ぎて、球磨川沿いに列車は進んで行く、車窓からの眺め
が実に良い。くぴくぴ飲み物もぐんぐん進みます。10時ちょうどに
駅に着くと、駅前広場のからくり時計が。。。


しばし眺めて、まずは華まき温泉に。タクシーで向かいます。
途中運転手さんに、そうそう今日は33観音さん巡りの日で、
立ち寄るときっと、煮しめやら漬物やら、お赤飯など近所の
方たちが持ち寄ったものでもてなしてくれるのだと言う。それを
何ヶ所も回れば、もうおなか一杯でお弁当なんか持参しなく
ても良いほどだとか。ふーん、と思いつつ、温泉に到着。

確かに車で来ると、間違いなく迷ってしまいそうな場所にあり、
佇まいでもある。一人300円のお風呂は、ややぬるめながら、
実にあたりの優しい泉質。炭酸温泉ではあるが、実に細かい
気泡かつややつるりとした感じが気持ちが良い。小一時間で
出る予定が、あまりの気持ちの良さに時間大幅にオーバー(笑)

温泉から歩いて10分ほどに相良観音さんがありますよと運転手
さんに言われていたので、そこに向かうことにする。テントを張った
ところにテーブルとイスが置かれ、お茶入れましたよ~、と声を
かけてくれる。テーブルの上にはところ狭しと手作りの食べ物が
並んでいる。確かに、これらをきちんと頂いていたら、おなかが
一杯になってしまうだろう。地元の方々のやさしいおもてなしの
気持ちに触れたのがうれしい思い出に。



もうひとつ石室観音さんにも立ち寄って、街中に戻る。もう一か所
新温泉か駅近の温泉に入りたかったが、その日は早めに戻る
必要があり、1時20分発の列車に乗るため、時間押せ押せで、
しかも12~1時の間は休憩とかで入れず、あるいは1時からと
のことで、やむなく断念。でも、足湯には入ったけど。

甘味処 なかやのもちっ娘を買い、太平楽食堂の肉まんとシューマイ
を買い込んで、帰りの列車に乗る。もちろん、飲み物もしっかり買って。
再び、球磨川沿いの車窓を楽しみながらのぷはーは実にうまい。ボート
で急流下りを楽しんでいるのが見える。



日帰りで、かつ滞在時間も短いものでしたが、それでも楽しい一日になり
ました。次は、天草か、八代から海岸沿いの列車旅も良いかも知れない。
人吉もまた近いうちに訪れてみたいものだ。新幹線にはない、ゆっくり旅も
良い。

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