先週土曜日の田崎市場は、もともと閑散期の2月、しかも
大寒波の影響もあって出回る魚の量は少なかったですね。
なんとか、さば、あじ、しまあじ、あおりいかをゲットしました
が、でも、どれも物としてはなかなかのもので、連日お刺身
として楽しんでます。合わせるお酒は、旭菊の大地、きもと
純米に、天穏無濾過純米改良雄町70%あたり。旭菊は
もうウチでは定番化しているが、天穏は久しぶり。杜氏の
イケ面岡田君の顔を思い出しながら、なかなか旨いでは
ないの、とぐびぐび杯を重ねてしまふ。酸味の切れが良く、
余韻の渋みが実に良い。開栓後しばらく放置した方が味が
乗るかと期待できそうですね。
さて、あおりいかを買った宮部鮮魚さんで、おかあさんの
一瞬姿が消えたと思ったら、さばいたぶりのもつ(えらから胃袋
までの部分ですね。それには、ぷりぷりっのレバーもくっついて
ますよ。)を手にしてもってけと笑顔を向ける。さばきたての
もつ、断る理由もなく、ありがたく持ち帰ることにする。
それにしても巨大魚ぶりのもつは本当に大きい。心臓もその
ままハツ焼きとして食べられそうなくらいで、実際自宅縁側で
炭火を熾して、塩振って焼いて食べてみたが、不思議にぶり
の味がするところが面白い。
レバーと胃袋。これらをどうするか、しばし考えたところ、
レバーはやはりレバーペーストでしょうと、レバペにすること
にし、胃袋は白いんげんとでトマト味の煮込みにすることに
しました。
まあ、作り方は書くほどのものではないので、省略しますが、
レバペには酸味一体の竹鶴を使って、隠し味として香り付け
程度に醤油を入れたぐらいがこむこむ流でしょうか。もつ煮込み
の方はハーブを3種ほど使用したが、まずまずの出来栄えに
満足。
2品ともワインに合いますが、もとが魚なので日本酒にも
良く合いますね。特にレバペの方が、鳥レバーで作った
のより軽めに出来上がるのが面白いところ、おかげで
刺身やこんなツマミでお酒の消費量が上がってしようが
ありません(笑)
なにせ、それ以外にも、週末はガンガン料理しまくっている
ので、そうそう、自宅でも、普通におつまみ9種盛りができて
しまうところがすごいかもと思っていたりします。